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貯金と投資の適切な割合はどう決める?初心者でも分かるポイントを解説!

2022年7月20日

「投資を始めてみたいけど、貯金もしておきたい。だけど、どのくらいの割合で投資と貯金をしていくのがいいんだろう?」

将来や老後に備えて資産を作るために投資を始めたいと考えている人は増えています。

しかし、投資するのは資産が目減りするリスクもあるし、その前にきっちりと貯金をしておきたいという考えもあります。投資と貯金をどの程度の割合でしていくのがいいか分からないと投資を始めるのが難しくなってしまいます。

今回は、貯金と投資の違いを明確にした上で、投資を始めるメリット、貯金と投資の割合を決めるポイントをお伝えしていきます。

最後には、初心者にもおすすめな投資についても解説していきますので、最後まで読んでみてください。

貯金と投資は何が違うの?

男性

貯金と投資の違いについて考えたことはあるでしょうか?

分かっているようで、実はうまく説明できないという方も多いです。

まずは、貯金と投資の違いについて詳しく解説していきます。

(1)貯金とは?

貯金とは、将来のために銀行などにお金を預けることをいいます。

一般的には、普通預金や定期預金が貯金として考えられています。

貯金は元本が保証されているため、リスクは低いといえますが、超低金利時代においては何年預けていても、受け取れる利息は微々たるものになってしまいます。

(2)投資とは?

投資とは、株式や投資信託といった金融商品を買うことで、今後の成長が見込まれる企業などにお金を出資することをいいます。

具体的な例として、株式投資では株主が企業にお金を出資します。

出資されたお金を使って、企業は設備投資や商品開発といった事業活動を行います。

利益が上がった際に、値上がりした株式を売却したり、株主に還元される配当金などを受け取ったりすることで利益を得ることができます。

投資は元本の保証はありませんので、投資したお金が減ってしまう、もしくはなくなってしまう可能性があります。

リスクを取ることで、貯金しているよりも高いリターンが見込めます。

投資を始める4つのメリット

女性

「投資はよく分からないけど、何となく怖い・・」

という方も多いのではないでしょうか。

実は投資について理解を深めると、投資を始める様々なメリットがあることが分かります。

ここからは投資を始める4つのメリットについて解説していきます。

(1)複利の効果を得られる

投資を若くから始めて、長期的に運用していくことで複利の効果を得ることができます。

複利とは、投資した元金に加えて、得られた利子の合計額にも、さらに利子がついていくことです。

複利で運用すればするほど、利子が膨らんでいくため、早く始めて長く運用していくことで資産が増えていきます。

(2)インフレリスクに対応できる

日用品や生活必需品などが値上がりしていくことをインフレといいます。

資産が一定額のままインフレが進んでしまうと、手元にあるお金の額面は減っていなくても、実質的に買えるものは少なくなってしまいます。

ですが投資を始めることで、物価が上昇する以上に資産を増やすことができれば、インフレに耐えることができます。

現預金だけでなく、投資を始めることでインフレリスクに対応していけるのもメリットの1つといえます。

(3)老後資金を準備できる

投資を始めるきっかけとして、老後資金の準備をしたいという方は少なくありません。

人生100年時代といわれる中、いくら受け取れるか分からない年金収入だけに頼っているのは不安という方が、資産形成のために投資を始めています。

  1. ☑「老後に生活費が足りなくなったらどうしよう・・」
  2. ☑「何歳まで働き続けることができるのだろう・・」

こういった不安を解消するために、少額からでも始められて資産を増やしていける可能性があるのが投資になります。

(4)経済に詳しくなれる

投資を始めたことで経済について学ぶ機会が増えたという人は多いです。
仮に少額であったとしても、大切なお金を投資してみると、いつもは気にしていなかった為替や日経平均が気になってくるものです。

投資を始めることで経済について興味を持ち、結果的に投資を成功させるための知識や経験が増えていくことも多いです。

慣れない内は不安も多いはずですが、少しずつでも投資を始めながら経済について学ぶきっかけにするのも良いでしょう。

貯金と投資の割合を考える3つのポイント

先生

実際に投資を始めてみようと考えた時に、気になるポイントは貯金と投資の割合をどう決めていくかということです。

貯金と投資の割合については、人それぞれ家族構成や収入といった状況によって大きく変わってきます。

ここからは貯金と投資の割合を考えるために、気を付けるべき3つのポイントを解説していきます。

(1)生活防衛資金を確保できているか

生活防衛資金として、生活費の6ヶ月分から1年分の貯金があると安心というケースが多いです。

生活防衛資金とは、急な怪我、予期せぬ災害など、突然の出来事に備えておくお金のことです。

毎月の生活費は、住んでいる地域の物価や、家族構成によって大きく変化します。

まずは、収入と支出を見直してみて、毎月いくらあれば問題なく生活できるかを確認してみましょう。

その上で、生活費の6ヶ月から1年分の貯金があれば、精神的にも安心できるといえます。

もちろん、どのくらいあれば安心と感じられるかは人によって異なりますので、リスクを取れる人は3ヶ月分でも良いですし、不安になってしまう人は2年分にするなど、個人差を踏まえて考えていきましょう。

とは言え、生活費の3か月分、6ヶ月分と言われても、そもそもその生活費を把握しておかないと準備することはできません。そのような方にはぜひ弊社のお金管理ツールである「マネソル」(特許あり)を活用してみてください。

銀行などの金融機関とのデータ連携ができることから、家計簿の機能から詳細の資産管理まで一元管理することができますので、お金をちゃんと管理したいという方にオススメしたいアプリです。

(2)無理なく投資できる金額はいくらか

生活防衛資金を確保した上で、残ったお金が投資に充てることができるお金です。

すぐに使う予定がないまとまったお金は、放置しておくよりも投資を検討していくのが良いでしょう。

もちろん、全額を一度に全て投資する必要はありません。

毎月、少しずつ分散して投資するのも良い方法といえます。

(3)受け入れられるリスクはどの程度か

投資は小さく始めるのが大切といわれます。

理由としては、投資をしていく上で、受け入れられるリスクは人によって異なるからです。

投資を続けていけば、右肩上がりに資産が増えていくこともあれば、突然資産が大きく目減りしてしまうこともあります。

投資をしている資産がどんどん減っていくのを見て、正常に判断できなくなってしまっては投資に失敗してしまうかもしれません。

許容できるリスクについては、収入額や投資に対しての知識、何より本人の性格や価値観が大きく影響します。

そのため、小さく始めて投資に慣れていきながら、自分にとってベストな投資との付き合い方を見極めていきましょう。

とは言え、投資初心者の方の中でいくらから、どのような投資商品が自分に適しているのかについて分からない方も多いです。そのような悩みを抱えている方はぜひ弊社のファイナンシャルプランナー(FP)相談してみてください。投資知識が豊富なFPがあなたの不安を解決してくれます。

割合が決まったら投資を始めてみよう

スタート

投資に回せる割合が決まったら、さっそく投資を始めてみましょう。

初心者が始めやすい金融商品や制度はいくつかあります。

ここからは、投資を始める際に、検討するべきおすすめの投資とポイントを解説していきます。

(1)つみたてNISA

つみたてNISAとは、専用の口座を解説して積立投資をすることで、最長20年間投資から得られた利益が非課税になる制度です。

通常の投資で利益を得た場合、20.315%の税金が課税されます。

つみたてNISAを利用することで、支払うべき税金が非課税になりますので、その分を利益として得ることができます。

もちろん、利益を使わずに積立を続けることで複利効果を得ることもできますし、20年間継続することで、将来の資産形成に活かすこともできます。

つみたてNISAで投資できる金融商品は、金融庁の審査に通過した投資信託に厳選されるので、投資先を選ぶのが不安という初心者の方でも始めやすいです。

もちろん、全ての投資商品が必ず儲かるというわけではないので、リスクがあることを踏まえて投資を始めていきましょう。

つみたてNISAについて詳しく知りたい方は、下記記事を合わせて読んでみてください。

(2)iDeCo(イデコ)

iDeCo(イデコ)とは、個人型確定拠出年金のことです。

老後の資産形成に活用できる制度として注目が集まっています。

iDeCoの特徴として、掛金が所得控除の対象となり、積立期間中に得られる利益を非課税で運用することができます。

積み立てた資産を受け取れるのが、原則60歳以上と使うのに制限はありますが、老後の資産形成を目的とするのであれば、活用したい制度の1つといえます。

iDeCo(イデコ)について詳しく知りたい方は、下記記事を合わせて読んでみてください。

(3)ロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは、運用スタイルや目的に合った商品を提案してくれるサービスです。

投資したい人のリスク許容度や資産に合わせて、人工知能であるロボアドバイザーが資産配分の提案をしてくれたり、投資を一任して任せてしまうこともできます。

ロボアドバイザーを活用して投資を始めた場合、相場変動によってリスク度が変わったり、最適な投資先が変化した場合に、自動的に銘柄を買い替えてくれたりもします。

投資に割く時間を大きく減らすことができるので、忙しくてなかなか投資を始められないという人にはおすすめなサービスです。

(4)不動産投資

不動産投資とは、戸建てやマンションなどの不動産物件を購入して賃貸として貸し出し、その家賃収入を利益として受け取っていく投資になります。

値上がりした不動産を売却してキャピタルゲインを狙う投資家もいますが、多くの場合は、毎月の家賃収入で得るインカムゲインを狙う投資家が多いです。

不動産投資は融資を受けることで、不動産を保有することができ、得られる家賃収入から支払いをしていき、完済後には不動産という資産を保有することができます。

融資を受けやすい大手企業の会社員を中心に人気な投資方法になります。

一方で、不動産投資には空室リスクや金利変動リスクなどもあります。

不動産投資を検討する際は、不動産投資ならではのメリットとデメリットを理解した上で始めていきましょう。

私自身は数多くの不動産投資をされており、弊社に不動産投資について経験豊富なファイナンシャルプランナー(FP)も数多く在籍しております。不動産投資にご興味がある方は、ぜひ一度相談してみてください。

まとめ

資産形成

今回は、貯金と投資の割合を決めていくために考えるべきポイントについて解説をしてきました。

投資にはリスクもあり、しっかりとメリット、デメリットを理解した上で始めるべきですが、投資を活用することで、将来に向けて大きな資産をつくれる可能性が高まります。

投資に対するリスク許容度は各自の性格や考え方によって大きく異なりますので、自分にとって投資とのベストな距離感を、少額で投資を始めながら見極めていくのがよいでしょう。

著者

代表取締役 田中佑輝
代表取締役 田中佑輝株式会社アルファ・ファインシャルプランナーズ
アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。

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