【2026年最新版】公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード10選!還元率・ポイント高還元を徹底比較

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日本ほど現金への信頼度が高い国も珍しいのですが、ネットでのお買い物が当たり前になった今、クレジットカードなしでの生活は考えられなくなってきました。
せっかく持っているクレジットカードを有効活用するなら、毎月かならず発生する公共料金の支払いに使うのがもっともシンプルでお得な方法です。
ただし、2026年に入りdカード・PayPayカードが相次いで公共料金の還元率を改悪するなど、カード選びを間違えると損をする時代になりました。本記事では2026年4月時点の最新情報をもとに、各種公共料金をクレジットカードで支払うメリット・デメリット、そして本当に得をするおすすめカードを1級FP資格保有者の監修のもと徹底解説します。
公共料金の支払いでクレジットカードを選ぶポイント

公共料金をクレジットカードで支払う場合、どのカードを使っても同じだと思っていないでしょうか。
実は使うクレジットカードを選ぶポイントがあり、ここでは公共料金の支払いでどのクレカを選べばよいのかポイントを考えてみましょう。
(1)還元率
クレジットカードで支払いをするとポイントが貯まっていきますが、公共料金は毎月支払うものなのでクレジットカードの「ポイント還元率」を意識しましょう。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%くらいで、1.0%を超えると高還元率と言われています。
クレジットカードには、「この支払だと還元率が高い」という得意分野があることが多く、単純に高還元率を謳うクレカに惑わされないことが大切です。
一つの目安としては、公共料金の支払いで還元率が1%以上のクレジットカードを選ぶことが基本となります。
(2)年会費
クレジットカードには年会費がかかるものがあり、せっかくポイントを貯めたとしても年会費を払っていては損得が合わなくなるかもしれません。
例えば一時期までは憧れの対象でもあったアメリカンエクスプレス・プラチナカードは、還元率を見れば1%となっていて「まあまあ」に見えます。
しかしアメックス・プラチナカードの年会費は、驚きの165,000円(税込)となっていて、ポイントの恩恵など消し飛ぶ支出となってしまいます。
公共料金をクレジットカードで支払い少しでも得をしたいのなら、入会金や年会費が無料となっているクレカがオススメです。
(3)ポイントの使い道
クレジットカードを利用して貯まったポイントの使い道にも注意が必要で、クレカによってはポイントが使いづらいことがあります。
各クレジットカード発行会社は、自社独自のポイントを還元していて、主だったカードで見ると以下の通りです。
| クレジットカード | 貯まるポイント |
| 三井住友カード | Vポイント |
| JCBカード | Oki Doki ポイント |
| 楽天カード | 楽天ポイント |
| MUFGカード | グローバルポイント |
| dカード | dポイント |
| オリコカード | オリコポイント |
| エポスカード | エポスポイント |
使い勝手の良い使い道は、電子マネーへの交換や支払いへの充当ですが、この辺りの使い勝手もクレジットカード選びのポイントとなります。
またポイントで支払いできる店舗数なども大事な点なので、あとになって後悔しないようにしっかり調べておきましょう。
【2026年版】公共料金の還元率比較一覧
まず10枚のカードを公共料金の還元率で一覧比較します。カード選びの最初の指標としてご活用ください。
| カード名 | 公共料金の還元率 | 年会費 | 2026年の変更 |
|---|---|---|---|
| ①エポスゴールドカード | 最大1.50%(選択時) | 5,000円(条件付き無料) | 変更なし |
| ②リクルートカード | 1.20% | 永年無料 | 変更なし |
| ③PayPayカード | 0.5%〜1.0%※ | 永年無料 | ⚠️ 2026年6月より公共料金0.5%に改悪 |
| ④dカード | 0.5%※ | 永年無料 | ⚠️ 2026年2月より公共料金0.5%に改悪 |
| ⑤JCB CARD W | 1.0% | 永年無料 | 変更なし |
| ⑥au PAYカード | 1.0% | 無料(条件あり) | 変更なし |
| ⑦イオンカードセレクト | 0.50%+ボーナス | 永年無料 | 変更なし |
| ⑧Orico Card THE POINT | 1.0% | 永年無料 | 変更なし |
| ⑨Amazon Mastercard | 1.0% | 永年無料 | 変更なし |
| ⑩三井住友カード ゴールド(NL) | 0.5%(公共料金) | 5,500円(条件付き無料) | コンビニのカードタッチ5%→1.5%に改悪 |
2026年の最重要ポイント:公共料金の還元率がまだ1%以上を維持しているのは、リクルートカード(1.2%)・エポスゴールドカード(最大1.5%)・JCB CARD W・au PAYカード・Amazon Mastercard・Orico Card THE POINTの6枚です。dカードとPayPayカードはそれぞれ2026年2月・6月に改悪済み(または予定)のため、公共料金専用カードとしての優位性が低下しています。
公共料金のお支払いにおすすめクレジットカード10選
クレジットカードで公共料金を支払うためのカード選びのコツを踏まえて、利用を検討して頂きたいおすすめのクレカ10選をご紹介します。
これを選べば、現金払いや口座振替で支払うより断然お得になるので、カードの特徴をしっかり把握し参考にしてください。
①エポスゴールドカード

| 公共料金のポイント還元率 | 最大1.50% |
| 基本ポイント還元率 | 0.5% |
| 年会費 | 5,000円 |
| 国際ブランド | VISA |
| ポイントの名称 | エポスポイント |
| 移行可能マイル | JAL、ANA |
エポスカードは、クレジットカードとしては比較的新しいものですが、「赤いカード」といわれる旧マルイカードとして知っている人は多いと思います。
エポスゴールドカード最大の利点は、自分で選んだ3つの加盟店「選べるポイントアップショップ」の還元率を1.50%に出来るところです。
選べるショップには、東京電力・関西電力・中部電力などの大手電力会社も含まれているので、支払先によってはかなりお得に利用できます。
気になる点は5,000円という年会費ですが、下記のいずれかの条件を達成すると永久に無料となります。
- ✅エポスカードから招待を受け取ること
- ✅プラチナ・ゴールドのエポスカード会員の家族に招待してもらうこと
- ✅クレジットカードで年間50万円以上支払うこと
エポスゴールドカードは、自分で選べる3つのポイントアップショップに対象公共料金を指定することで1.50%のポイントをゲットできるので、公共料金支払い専用という使い方もありでしょう。
②リクルートカード

| 公共料金のポイント還元率 | 最大1.20% |
| 基本ポイント還元率 | 1.20% |
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | VISA、マスター、JCB |
| ポイントの名称 | リクルートポイント |
| 移行可能マイル | JAL(Pontaポイント経由) |
リクルートカードは、高還元率の定番カードといわれるほどメジャーなクレジットカードです。
公共料金だけではなく、全ての支払いが1.20%という高還元率なので、メインのクレジットカードとして使えます。
またリクルートが運営している、じゃらんやホットペッパービューティーなど、おなじみのサービスで還元率がアップすることも嬉しいポイントです。
ただ、貯まったポイントを交換するのに手間がかかるのがネックで、店頭での支払いに利用するにはPontaポイントやdポイントに交換する必要があります。
またポイントの有効期限が1年という点も注意が必要です。
③PayPayカード

| 公共料金のポイント還元率 | 0.5%〜1.0%(2026年6月〜改悪予定) |
| 基本ポイント還元率 | 1.0〜5.0% |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Visa、Master、JCB |
| ポイントの名称 | PayPayポイント |
| 移行可能マイル | なし |
PayPayカードは、「PayPayクレジット(あと払い)」に設定することで還元率1.0%という高還元率になる点が魅力でした。しかし2026年6月2日より、公共料金・税金の支払いに対する還元率が1.0%→0.5%に半減します。
ただし、「PayPayステップ」(月30回・10万円以上の利用)を達成することで+0.5%の追加還元が受けられ、条件達成者は引き続き合計1.0%を確保できます。普段からPayPayをヘビーに使っていてステップ条件を自然にクリアできる方には、まだ有力な選択肢です。
また、Yahoo!ショッピングやLOHACOで買い物をすると還元率が最大5.0%になり、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら追加還元もあります。PayPay経済圏をフル活用している方向けのカードと位置づけてください。
なお、2026年6月2日以降はnanacoやモバイルSuicaなど他社決済サービスへのチャージがポイント付与対象外(0%)となる点にも注意が必要です。
クレジットカード番号が記載されていないナンバーレスデザインなので、セキュリティー面でも安心です。
④dカード

| 公共料金のポイント還元率 | 0.5%(2026年2月〜改悪) |
| 基本ポイント還元率 | 1.0〜14.5% |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Visa、Master |
| ポイントの名称 | dポイント |
| 移行可能マイル | JAL |
dカードは、普段のお買い物だけではなく公共料金の支払いでも100円(税込)ごとに1ptのdポイントが貯まるクレジットカードとして人気を集めてきました。
しかし、2026年2月1日より電気・ガス・水道料金および地方税(eLTAX)のdポイント還元率が1.0%→0.5%に半減しました。公共料金目的でdカードをメインに使っていた方は、別カードへの切り替えを検討する時期に来ています。
なお、「ドコモでんき」「ドコモ ガス」「ENEOSでんき」「ENEOS都市ガス」「コスモでんき」「サミットエナジー」「イデックスでんき」はこの改定の対象外で、引き続き1.0%の還元率が適用されます。ドコモユーザーでこれらのサービスを利用している方には引き続き有力な選択肢です。
dカードの魅力は、dカード特約店でのポイントアップや、「d払い」との組み合わせによるポイント三重取りにあります。ポイント還元率をさらに重視するなら、dカードGOLD(年会費11,000円)へのアップグレードも選択肢です。
⑤JCB CARD W

| 公共料金のポイント還元率 | 最大1.0% |
| 基本ポイント還元率 | 1.0〜5.50% |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | JCB |
| ポイントの名称 | OkiDokiポイント |
| 移行可能マイル | JAL、ANA、デルタ航空 |
JCB CARD Wは、JCBブランドのなかで加入対象者が18〜39歳限定のカードです。
公共料金の支払いで1.0%のポイント還元となっているので、効率よくポイントを貯められます。
貯まったOki Dokiポイントは、1ptあたり3円でカード支払いに充当できるほか、Amazonの買い物で1pt=3.5円分、スターバックスカードへのチャージで1pt=4円分で交換可能です。
また、特定のパートナー店舗で買い物をすると最大21倍のポイントをゲットできます。
普段からAmazonやセブンイレブン、スターバックスを利用する機会が多い人には、使い勝手の良いクレジットカードです。
⑥au PAYカード

| 公共料金のポイント還元率 | 最大1.0% |
| 基本ポイント還元率 | 1.0〜7.0% |
| 年会費 | 無料(条件あり) |
| 国際ブランド | Visa、MasterCard |
| ポイントの名称 | Pontaポイント |
| 移行可能マイル | なし |
au PAYカードは、au PAYとの連携やauの携帯電話料金のポイント還元などauユーザーにとってお得なクレジットカードです。
公共料金の支払いでも1.0%のPontaポイントが還元されるので、使い勝手の良いカードといえるでしょう。
以前までau PAY(請求書支払い)で公共料金を支払うとPontaポイントが加算されていましたが、2023年4月1日をもって廃止になりました。
その代わりに今は「たぬきの抽選会」という、必ずPontaポイントが貰える抽選会に参加できます。
なお年会費が無料になるには条件があり、auスマホやUQモバイルを利用しておらず、かつ年に一度もau PAYカードを利用しなかった場合は1,375円(税込)の年会費が発生するので注意しましょう。
⑦イオンカードセレクト

| 公共料金のポイント還元率 | 最大0.50% |
| 基本ポイント還元率 | 0.5〜2.50% |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
| ポイントの名称 | WAONポイント |
| 移行可能マイル | JALマイル |
イオンカードセレクトは、公共料金の支払いでの還元率は0.5%と決して高くはないのですが、普段からイオングループの店舗を利用する機会が多い方にはメリットの多いカードです。
ただ公共料金の支払いでも、1件の支払いにつき5ptのWAONポイントがボーナスで付与されます。
また、カードと同時に開設されるイオン銀行を給与の受取口座に指定すると、さらに追加で10ptのWAONのポイントをゲット。
通常の還元率も、電子マネーのWAONをオートチャージに設定し、チャージしたWAONでお買い物をすると還元率が1.0%にアップします。
⑧Orico Card THE POINT

| 公共料金のポイント還元率 | 1.0% |
| 基本ポイント還元率 | 1.0〜2.50% |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Mastercard、JCB |
| ポイントの名称 | オリコポイント |
| 移行可能マイル | なし |
オリコが発行している「Orico Card THE POINT」は、1.0%以上の安定した還元率が魅力のクレジットカードです。
オリコモール経由してAmazon・楽天を利用すると還元率が2.0%にアップするので、これらのECサイトを頻繁に利用する方ならお得にポイントを貯められます。
貯めたオリコポイントは、他の電子マネーや商品券などに交換できますが、その交換方法はネットが苦手な人には難しいようです。
その点を考慮すると、Amazonや楽天を利用する機会が多く、ネットリテラシーに明るい人向けのカードなのかもしれません。
⑨Amazon Mastercard

| 公共料金のポイント還元率 | 1.0% |
| 基本ポイント還元率 | 1.0〜10.0% |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Mastercard |
| ポイントの名称 | Amazonポイント |
| 移行可能マイル | なし |
Amazonカードが発行する「Amazon Mastercard」は、日常的にAmazonで買い物をする人にとっては必需品といえるクレジットカードです。
公共料金の支払いでも1.0%という還元率で使えるカードですが、最大の魅力はAmazonでお買い物をしたときに発揮されるポイント還元率だといえます。
Amazonプライム会員の場合、Amazonで買い物をすると常時2.0%のポイントが貯まり、プライム会員以外でも1.50%の還元率です。
また、定期的に開催される「ポイントアップキャンペーン」では、最大10%というポイント還元率となります。
⑩三井住友カード ゴールド(NL)

| 公共料金のポイント還元率 | 0.5% |
| 基本ポイント還元率 | 0.5〜7.0% |
| 年会費 | 5,500円(条件達成で永年無料) |
| 国際ブランド | Visa、Mastercard |
| ポイントの名称 | Vポイント |
| 移行可能マイル | ANA |
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる点が最大の魅力です。さらに、年間100万円到達時に別途10,000ポイントが付与されるため、100万円達成時の実質還元率は1.5%に相当します。
公共料金の支払い自体の還元率は0.5%と低めですが、電気・ガス・水道などの固定費をこのカードに集約すれば、年間100万円利用の達成に大きく近づけるという活用法が注目されています。
コンビニでの還元率については、2025年に改定があり、カード現物でのタッチ決済は5%→1.5%に大幅ダウンしました。ただしスマホ(Apple Pay / Google Pay)によるタッチ決済なら引き続き最大7%の高還元率が維持されています。コンビニをよく利用する方はスマホ払いに切り替えることをおすすめします。
貯まったVポイントは、1ポイント=1円としてカード利用代金に充当できるほか、ANAマイルへの移行や投資信託の購入にも活用できる汎用性の高いポイントです。
クレジットカードで支払いができる公共料金や税金

現在では支払いできないものはないくらい、幅広いシーンで活躍してくれるクレジットカードですが、公共料金や各種税金をどの程度までカバーしているのでしょうか。
クレジットカードを有効活用するためにも、クレカで支払いができる公共料金や税金をしっかり確認し、具体的な注意点について説明します。
(1)クレジットカードで支払いができる公共料金
普段から聞くことの多い「公共料金」という言葉ですが、公益性の高いサービス利用に対して支払う料金のことです。
一般的に知られているものでいえば、電気料金や上下水道料金などの光熱費関係や、固定及び携帯電話料金などの通信費関係、旅客機や鉄道料金など多岐にわたります。
現在クレジットカードで支払いできる公共料金は、具体的に以下のようなものです。
| 項目 | 主な支払先 |
| 水道代 | 地方公共団体 |
| 電気代 | 東京電力など地域電力各社や、新電力など |
| ガス代 | 一般ガス事業者(都市ガス)やプロパンガス事業者 |
| 電話料金 | NTTや携帯電話事業者 |
| インターネット料金 | インターネットサービスプロバイダなど |
| テレビ受信料 | NHKや有料チャンネル放送 |
| 新聞代 | 読売新聞や朝日新聞など |
| 各種運賃 | ANAやJALなど航空各社やJRや私鉄、あるいはタクシー各社 |
| 医療費 | 病院、診療所 |
| 授業料等教育費 | 国公立学校や私立学校 |
| 保険料 | 国民健康保険や国民年金、または生命保険、損害保険 |
主だったものだけでもこれだけあり、ほとんどがクレジットカードで支払うことができます。
(2)クレジットカードで支払いができる税金
クレジットカードで支払うことのできる税金は、所得税や相続税・贈与税などの国税と、住民税・自動車税・固定資産税などの地方税があります。
国税は、そのほとんどすべてがクレジットカードで支払うことでき、個人にはあまり関わりのない法人税や消費税及地方消費税などもクレカに対応しています。
■クレジットカードで支払いができる国税
| 申告所得税及復興特別所得税 | 消費税及地方消費税 | 法人税 |
| 法人税(連結納税) | 地方法人税 | 地方法人税(連結納税) |
| 相続税 | 贈与税 | 源泉所得税及復興特別所得税(告知分) |
| 源泉所得税(告知分) | 申告所得税 | 復興特別法人税 |
| 復興特別法人税(連結納税) | 消費税 | 酒税 |
| たばこ税 | たばこ税及たばこ特別税 | 石油税 |
| 石油石炭税 | 電源開発促進税 | 揮発油税及地方道路税 |
| 揮発油税及地方揮発油税 | 石油ガス税 | 航空機燃料税 |
| 登録免許税(告知分) | 自動車重量税(告知分) | 印紙税 |
| 国際観光旅客税 | 国際観光旅客税(告知分) |
国税より普段の生活に関わりの深い地方税も、以下の税金がクレジットカードで支払うことができます。
- ✅自動車税(種別割)
- ✅軽自動車税(種別割)
- ✅固定資産税
- ✅都市計画税
- ✅不動産取得税
- ✅個人事業税
- ✅住民税
税金をクレジットカードで支払えるようになったのは比較的最近のことで、国税が対応をスタートしたのは2017年(平成29年)1月からです。
昔のように銀行や郵便局などの金融機関の窓口に出向く必要がなくなり、かなり利便性が高まったといえるでしょう。
クレジットカードで公共料金を支払うメリット5つ
公共料金の支払い方法はいくつかあるのですが、クレジットカードを利用することで得られるメリットがあります。
そこでクレジットカードで公共料金を支払うメリットを、5つに分けて考えてみましょう。
(1)クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードで公共料金を支払うと、当り前のことですがポイントが貯まるというメリットがあります。
日常生活で、電気料金やガス代金、携帯料金の支払いは毎月必ず発生する固定費です。
これらをクレジットカード払いにすることで、黙っていても毎月ポイントが貯まるため利用しない手はないでしょう。
ただ、事業者のなかには口座振替割引を行っているところもあるので、その割引額とポイントの還元率を比較する必要があります。
(2)公共料金の支払日をまとめることができる
ただでさえ支払先の多い公共料金ですが、さらに面倒なのは「支払期日」がバラバラなところです。
それがクレジットカードに支払いをまとめておけば、月1回だけクレジットカードの利用料金の引き落とし日までに引き落とし口座の残高が足りているかを確認するだけでよくなります。
一昔前のように支払先別にお金を振り分けるような手間が省け、その無駄な労力が必要なくなるだけ、ほかの活動へ力を避けます。
(3)公共料金の支払い忘れを避けられる
クレジットカードの特徴なのかもしれませんが、公共料金の支払い忘れを防げるのも大きなメリットです。
例えば、口座振替で設定をしていると、残高不足で公共料金が引き落としされないケースが起こり得ます。
少なくともクレカ払いなら、そのようなことはあり得ませんし、口座振替でなければ払い費出向く手間も省けます。
(4)家族名義のカードで支払うこともできる
クレジットカードの支払いでは、一般的に本人名義のカードでなければ出来ません。
しかし公共料金の支払いの場合は、家族名義のクレジットカードが利用できるケースが多いので、遠方に家族がいる場合に利便性が高まります。
例えば進学などの理由で離れた場所に一人暮らしをする子どもの支払いを、親名義のカードで支払えるのは大きなメリットです。
(5)クレジットカードの利用金額などの実績が作れる
どちらかと言えば「現金主義」が一般的だった日本では、クレジットヒストリーという意識が乏しいのが現実です。
実は日本におけるクレジットカードの新規申し込みで、約4分の3の方が審査に落ちているという現実があります。
支払い遅延など分かりやすい理由だけではなく、クレカの利用実績のない方もカード発行会社から見ると「イマイチなお客様」なのです。
クレジットカードの利用実績がないということは、ある意味でいえば「信用が無いお客様」だと認識され、今後AIによる審査が浸透すれば余計そう判断されることになるでしょう。
クレヒスは、今後の日本でも重要な信用情報になるので、公共料金のクレジットカード払いは一石二鳥だといえます。
クレジットカードで公共料金を支払う注意点

先ほどまでメリットばかり説明してきましたが、場合によってはクレジットカードで公共料金を支払うメリットを享受できないこともあります。
クレジットカードで公共料金を支払うときの注意点について、考えられるポイントを整理してみましょう。
ポイントの還元率が下がるカードがある【2026年版・最新情報】
クレジットカードのなかには、公共料金の支払いでポイント還元率が下がるものがあり、2025〜2026年にかけてその傾向が急速に強まっています。
特に注目すべき2大改悪がこちらです。
- dカード:2026年2月1日より電気・ガス・水道料金の還元率が1.0%→0.5%に半減(ドコモでんき・ドコモガス等は対象外)
- PayPayカード:2026年6月2日より公共料金・税金の還元率が1.0%→0.5%に半減(PayPayステップ達成で+0.5%の追加還元あり)
もともと話題になっていた楽天カードの公共料金0.2%還元に加え、主要カードの改悪が続いています。
| カードブランド名 | 通常の還元率 | 公共料金の還元率 | 適用開始 |
|---|---|---|---|
| dカード | 1.0% | 0.50% | 2026年2月1日〜 |
| PayPayカード | 1.0% | 0.50%(条件次第で1.0%) | 2026年6月2日〜 |
| 楽天カード | 1.0% | 0.20% | 改定済み |
| アメリカンエクスプレス(AMEX) | 1.0% | 0.50% | 改定済み |
| ダイナースクラブカード | 1.0% | 0.50% | 改定済み |
| TS CUBIC CARD レクサスカード | 1.0% | 0.50% | 改定済み |
| ラグジュアリーカード(チタン) | 1.0% | 0.50% | 改定済み |
公共料金などの支払いで還元率が下がる理由は、事業者が負担する加盟店手数料が低く設定されているためです。クレジットカード会社は通常の還元率を前面にアピールするので、公共料金の支払い時の還元率は必ず別途チェックしましょう。
クレジットカード会社は、通常の還元率を前面にアピールしているので、公共料金の支払い時の還元率は必ずチェックしましょう。
(2)クレジットカード支払いに対応していない自治体がある
最近では公共料金のクレジットカード払いは一般的になっていますが、自治体や事業者によってはクレジットカード支払いに対応していないことがあります。
とくに地方へ行くとそのような自治体が多い傾向があるので、事前にクレジットカード支払いに対応しているか確認しましょう。
公共料金のなかでは、水道料金の支払いがクレカ払いに未対応のケースが多いようですが、今後そのような自治体は減ると考えられます。
(3)口座振替割引の適用されない
電気やガスなど公共サービスを提供す事業者、また地方公共団体のなかには、口座振替を対象とした割引キャンペーンを行っている事業者があります。
多くの自治体が口座振替割引の割引額を55円(税込)に設定していて、クレジットカード支払いのポイント還元とどちらが得なのか比較することが必要です。
例えば55円の割引と比較して、ポイント還元率が1.0%なら5,500円以上支払うのならクレカ決済の方がお得となります。
支払う公共料金の金額は、支払先や家族構成によって大きく異なるので、口座振替とクレジットカード支払いのどちらが得なのか、よく比較しましょう。
(4)クレジットカードで税金を支払うと手数料がかかる
今ではクレジットカードで税金まで支払えるのですが、支払うにあたって手数料が加算されてしまいます。
例えば国に払う税金の場合、収める税額に応じて以下の手数料がプラスされることに留意しましょう。
| 納付税額 | 手数料(税込) |
| 1円~10,000円 | 83円 |
| 10,001円~20,000円 | 167円 |
| 20,001円~30,000円 | 250円 |
| 30,001円~40,000円 | 334円 |
| 40,001円~50,000円 | 418円 |
50,000円以降も手数料が加算されるのですが、この理由は国税庁によると「民間の納付受託者(クレジットカード会社)は貸倒リスクを負う一方、利用者は納付繰り延べなどの利益を得ること」とされています。
つまり後払いにするだけで余計な負担をすることになるので、税金の支払いでもポイント還元率との比較は重要です。
(5)クレジットカードの利用枠が減る
当り前のことですが公共料金をクレジットカードで支払うと、その分だけクレジットカードの利用可能枠が減ってしまいます。
クレカの利用歴が長く利用枠の多い方には関係のない話ですが、カードを作りたてで利用枠が少ない方だと思わぬトラブルになる可能性もあるので、月々の支払額をよく考えることが重要です。
また、上限額ギリギリまでカードを使っていたりすると、公共料金を滞納する可能性もあります。
公共料金の支払額と普通に利用する金額は、事前によく考えてから利用することが大切です。
公共料金にクレジットカード払いでよくある質問

(1)コンビニで公共料金の支払いはクレジットカード払いできる?
振込用紙をコンビニに持ち込み、それをクレジットカードで支払うことは基本的にできません。
ただ、コンビニによっては自社発行のクレジットカードや電子マネーでの支払いに対応しているケースがあります。
例えばセブンイレブンであれば同社の電子マネー「nanaco」で支払うことができますし、ファミリーマートでは「ファミマTカード」でクレジットカード払いが可能です。
また、PayPayアプリで「クレジット(旧:PayPayあと払い)」の設定をしていれば、結果的にクレジットカード払いとなります。
PayPayクレジットだと、ポイント還元率は1.0%のままなので非常にお得な支払方法です。
(2)クレカが更新した場合は公共料金の手続きも必要?
クレジットカードには有効期限があり、カード会社によって違いはありますが一般的に3年~5年となっています。
公共料金の支払いに利用しているクレジットカードの期限が更新された場合、有効期限の変更手続きをしなければなりません。
多くの場合、オンライン手続きで変更が可能ですが、事業者によっては書面の提出による手続きが必要です。
意外と見落としがちなポイントなので、有効期限がいつなのか把握しておくことをオススメします。
(3)楽天カードで公共料金の支払いできる?
2023年12月18日に、国内発行枚数が3,000万枚を超えたことがニュースになった楽天カードは、オリコン顧客満足度調査でも1位を獲得している人気のクレジットカードです。
その楽天カードですが、先ほども少し触れたとおり公共料金の支払いには対応していますが、還元率では魅力はありません。
楽天カードだけを持っているのなら仕方ありませんが、公共料金の支払いには別のクレジットカードを利用すべきでしょう。
(4)公共料金の支払いをクレジットカード払いに変更するには?
公共料金の支払いをクレジットカード払いに変更する申し込み方法は、事業者ごとに異なりますが、大きく分けると「インターネットからの申し込み」と「郵送による申込」の2つに分かれます。
民間事業者の場合はネットで完結することが多くなったのですが、地方公共団体の多くはいまでも郵送による申込が主流です。
具体的な申込方法は、事業者のホームページに記載されているので、確認することに手間はかかりません。
(5)公共料金の支払いに最強・最もお得なクレジットカードはどれですか?
2026年4月時点で、公共料金の還元率が最も高いのはエポスゴールドカード(最大1.5%)とリクルートカード(1.2%)の2枚です。
エポスゴールドカードは「選べるポイントアップショップ」に電力会社を指定することで最大1.5%の高還元を実現できますが、年会費5,000円がかかります(年50万円以上利用または招待で永年無料)。リクルートカードは年会費無料で全支払いが一律1.2%還元と、シンプルかつ高還元で使いやすい点が魅力です。
ライフスタイルに合わせた選び方の目安は以下の通りです。
- とにかくシンプルに高還元を求めるなら→ リクルートカード(1.2%・年会費無料)
- 電力会社を選んで最大還元を狙うなら→ エポスゴールドカード(1.5%)
- Amazonをよく使うなら→ Amazon Mastercard(公共料金1.0%+Amazon2.0%)
- ドコモでんき・ドコモガスを使っているなら→ dカード(改定対象外で引き続き1.0%)
(6)dカードの公共料金の還元率が下がったと聞きました。今後どうすればいい?
2026年2月1日より、dカードで電気・ガス・水道料金を支払った場合の還元率が1.0%から0.5%に半減しました。ただし「ドコモでんき」「ドコモガス」などのドコモ系サービスは改定対象外で引き続き1.0%が適用されます。
一般の電力・ガス会社を利用している方は、リクルートカード(1.2%)やエポスゴールドカード(最大1.5%)に公共料金の引き落とし先を変更することで、より多くのポイントを獲得できます。手続きはほとんどの電力会社・ガス会社のウェブサイトから数分で完了します。
(7)公共料金の還元率が高いクレカを複数持つべきですか?それとも1枚に集約すべきですか?
基本的には1枚に集約するほうが管理がシンプルでおすすめです。複数のカードに分散するとポイントも分散し、利用実績(クレヒス)も薄くなります。
ただし、以下のような「住み分け」は有効です。
- 公共料金専用カード:リクルートカードまたはエポスゴールドカード(高還元)
- 日常のコンビニ・飲食専用:三井住友カード ゴールドNL(スマホタッチで最大7%)
- Amazon専用:Amazon Mastercard(Amazon2.0%〜10%)
このように「用途別に2〜3枚」という使い方が、ポイント還元率を最大化する現実的な方法です。ただし枚数が増えるほど管理が煩雑になるため、まずは1枚で試してから徐々に最適化するのが失敗しないコツです。
まとめ

公共料金の支払いは毎月かならず発生する固定費だからこそ、クレジットカードを活用することでポイント還元の恩恵を自動的・継続的に受け取ることができます。
2026年に入り、dカード・PayPayカードが相次いで公共料金の還元率を0.5%に引き下げました。公共料金の還元率が1%以上を維持しているカードは今や限られており、カード選びがこれまで以上に重要な時代になっています。
2026年版の最終おすすめは以下の通りです。
- 🏆 公共料金 高還元No.1:エポスゴールドカード(最大1.5%)
- 🥈 年会費無料で高還元:リクルートカード(1.2%)
- 🥉 Amazon利用者に:Amazon Mastercard(公共料金1.0%)
- ⚠️ 要注意:dカード・PayPayカードは公共料金での優位性が低下
還元率だけでなく、ポイントの使い勝手・年会費・自分のライフスタイルを総合的に考えて、最適な1枚を選んでください。公共料金のクレジットカード払いは、設定さえすれば毎月自動でポイントが貯まる「最もコスパの高い節約術」のひとつです。
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