不動産投資の買い増しをすべきかどうかを悩んでいる・・・
公開日:2023/02/13 最終更新日:2023/02/19

不動産投資を既に始めており、このあとも追加で投資すべきかどうかで悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は東京と福岡の2拠点で不動産投資をスタートしたH・Kさんから、中立的立場から不動産投資の追加投資をすべきかどうかの相談を受けた相談事例をご紹介します。
今の投資プランに不安な方、中立的立場の専門家の意見がほしい方は、ぜひ参考にしてみてください。
相談内容
まずは相談者H・Kさんの相談内容についてご紹介します。
- ☑不動産投資を始めたばかりで、客観的な目線で不動産の追加投資をするにあたりアドバイスや、その他の資産運用についてアドバイスが欲しい。
相談者プロフィール

H・Kさんのプロフィールは下記となります。
- ☑お客様名:H・Kさん
- ☑職業:(夫)メーカー職、(妻)専業主婦
- ☑家族構成:夫48歳、妻49歳、子22歳、子19歳、子14歳
- ☑住居:持ち家(戸建て)
- ☑収入(夫):800万円
- ☑収入(妻):なし
FPからのアドバイス
(1)現状分析
まずは現状どのようなキャッシュフローになっているのか、不動産を与信枠内で追加をした場合の変化を捉える必要があるため、現状分析をさせて頂きました。
①65歳にて不動産をすべて売却したときの不動産純資産シミュレーション

※提案時のシミュレーションを抜粋
②65歳で保有不動産2物件を売却した場合のキャッシュフロー

※提案時のシミュレーションを抜粋
(2)FPからのアドバイス
現保有物件は福岡、東京の2拠点になっています。
不動産の将来価値は物件所在地、築年数、経済動向により変動するため、不動産保有は出口戦略を同時に立てることが必須となります。
なお、与信枠の兼ね合いから、同規模物件を1室追加をするとともに将来の出口戦略、その他インフレへ対策の資産を保有する方向性でアドバイスさせていただきました。
お客様の声
不動産も始めたのはいいものの、実は減価償却の面などあまり理解していなかったことが解決しました。
不動産だけではなく、今行っているiDeCoとのバランスを考えて取り組むべき運用を指南していただけました。
また、運用について相談をした際、「やりたければやる、やりたくなければやらなくてもいいと思いますよ」というスタンスが第三者目線としてスッと頭に入ってきた点も金融機関から押されてやる感じと真逆で安心しました。
自分の悩みや不安を解決するには、FPと相談してみるのはいかがでしょうか。
著者

- 株式会社アルファ・ファイナンシャルプランナーズ
- アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。
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