お金の貯め方のコツ4つ!FPが簡単にできる方法やステップを教えます
- ✅「食品の値上がりが心配だな」
- ✅「そろそろマイホームを購入したい」
お金を貯める目的は人それぞれですが、お金を貯めようと思っている人、すでに節約を始めている人は多いでしょう。
一方、思うように貯金ができていない人もいるのではないでしょうか。
実はお金の貯め方にはコツやステップがあります。
コツを知っていると、無理なく効率的に貯金を増やすことができます。
本記事では、お金を貯めるためのコツやポイントはもちろん、おすすめの投資方法やお金に困ったときの相談先まで丁寧に解説しています。
本記事を読めば効率的な貯金の方法がわかりますので、ぜひ最後までお読みください。
みなさんの貯金額はいくら?
貯金額の平均が気になっている人は多いでしょう。
金融広報中央委員会が発表している令和3年(2021年)「家計の金融行動に関する世論調査」を元に、年代別の平均貯金額と中央値を表にしました。
(下記、令和3年家計の金融行動に関する世論調査【単身世帯調査】、令和3年家計の金融行動に関する世論調査【二人以上世帯調査】のデータを元に表を作成)
- ■単身世帯
平均値(万円) | 中央値(万円) | |
20代 | 179 | 20 |
30代 | 606 | 56 |
40代 | 818 | 92 |
50代 | 1,067 | 130 |
60代 | 1,860 | 460 |
70代 | 1,786 | 800 |
全国 | 1,062 | 100 |
まずは単身世帯から見ていきましょう。
調査結果からわかる通り、年代があがればあがるほど保有する貯金額も増えていきます。
ここで注目したいのは平均値と中央値に大きな差があるということです。
平均値を見て、思ったより貯金額が多いな、と感じた人もいるでしょう。しかし、この数字は一部の年収が高い富裕層が平均値をあげている可能性があります。
平均値より中央値の方が現実に近いと言われていますので、実際は貯金額が少ない人も多いと予想されます。
- ■二人以上世帯
平均値(万円) | 中央値(万円) | |
20代 | 212 | 63 |
30代 | 752 | 238 |
40代 | 916 | 300 |
50代 | 1,386 | 400 |
60代 | 2,427 | 810 |
70代 | 2,209 | 1,000 |
全国 | 1,563 | 450 |
次に、二人以上世帯を見ていきましょう。
こちらも表からわかる通り、年代があがればあがるほど貯金額も増えていきます。
全体的に単身世帯よりも金額が増えていますが、世帯の人数が増えればそのぶん収入アップも可能ですので当然の結果と言えるでしょう。
しかし、二人以上世帯も単身世帯同様、平均値と中央値に大きな差があります。
世帯人数に関わらず、貯蓄格差は大きいと言わざるを得ません。
お金が貯まらない人の特徴4つ
お金が貯まらない人には特徴や原因があります。
この項では、お金が貯まらない人の特徴を4つ紹介します。
自分に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。
(1)毎月の支出を把握していない
なかなかお金が貯まらないほとんどの人は、毎月いくら使っているのか把握していません。
そのため、支出をたずねても「わからない」もしくは曖昧な金額が返ってきます。
お金を貯めるためには、まず支出額を把握することから始めましょう。
支出を把握する方法として、家計簿をつけることをおすすめします。なぜなら、家計簿をつけると無駄な出費が見えてくるからです。
おすすめの家計簿アプリは次の項で紹介します。
(2)衝動買いが多い
お金が貯まらない人は衝動買いをしてしまう傾向にあります。
貯金を意識し始めたら衝動買いはおさえて、計画的に買い物するようにしましょう。
理由は衝動的に買ってしまったモノの多くが不要なものだからです。
不要なものがたまってしまうと、経済的損失はもちろん、ゴミが増えるので環境にも優しくありません。
何か欲しいと思っても、その気持ちを一晩寝かせてみましょう。
一晩経つと欲しいという気持ちは薄らいでいますので、無駄な買い物をしなくて済むようになります。
(3)ブランドなど高い買い物が多い
ブランド品など贅沢な買い物が多い人も、お金を貯めるのは難しいでしょう。
たとえ一定額の収入があったとしても、支出が多ければ貯金に回すことはできません。
ブランド品や高価な買い物が悪い訳ではありませんが、お金には限りがあります。
高いものを買うときは誕生日に年1回自身へのご褒美など、計画的に買うようにしましょう。
(4)お金を貯める目標を決めていない
目標がなければお金を貯めるモチベーションを継続するのは難しいでしょう。
お金を貯めるためには、ときには欲しいものを我慢する必要があります。
そのときにお金を貯める目的がなければ「まあいいや」とついお金を使ってしまうかもしれません。
貯金すると決めたら、目標と目標額を設定しましょう。具体的なやり方については次の項で説明します。
お金が貯まる方法4つ
貯金額とお金が貯まらない人の特徴を説明してきました。
この項では、いよいよお金が貯まる効果的な方法を紹介します。
(1)貯金口座による先取貯金
先取り貯金すれば貯金する習慣がつきますので、自然にお金が貯まっていきます。
具体的には、生活口座と貯金口座のふたつにわけることから始めましょう。
貯金できない人は生活費と貯金が一緒になっていて、貯金に回す予定のお金も生活費として使っている可能性があります。
生活費は使わないように、普段使う口座とは別に貯金するだけの口座を持ちましょう。
貯金口座は、先取り貯金をします。
たとえば、給料が30万円として貯蓄額を20%の6万円と決めたなら、まずは貯金口座に6万円を振り込み、残りの24万円でやりくりして生活します。
先取り貯金をすれば、数年後にはまとまった金額が自動的に貯まっているでしょう。
貯金口座の選び方について詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
(2)500円貯金などの小銭貯金
500円貯金など、小銭を地道に貯めるのも有効な貯金方法のひとつです。
財布の中に500円玉を見つけたとき貯金箱に入れていく方法なら、数ヶ月でまとまった金額になるでしょう。
(例)1日1枚500円☓30日☓6ヶ月=90,000円
500円玉が貯まった後は両替が必要ですので、両替方法を知っておくと良いでしょう。
両替方法は主に以下の2つです。
- ✅銀行の窓口や自動両替機で両替する
- ✅銀行口座に入金する
銀行では窓口や自動両替機で両替可能です。
一般的には手数料がかかりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
また、500円玉をそのまま銀行口座に入金し、お金が必要なときに紙幣で引き出すという方法もあります。
(3)財形貯蓄などの給与天引き
財形貯蓄制度とは会社の福利厚生制度のひとつで、給与から毎月一定の金額を積み立てていく制度です。
財形貯蓄制度には、預貯金の用途が制限されていない一般財形貯蓄、マイホーム購入など住宅資金のための財形住宅貯蓄、老後の生活費のための財形年金貯蓄があります。
財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は合計で550万円までは積立金に対する利子が非課税の対象になります。
財形貯蓄は魅力も多いので勤務先に制度があれば、ぜひ検討してみましょう。
財形貯蓄について詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
(4)定期預金
定期預金とは、一定期間銀行に預けることで普通預金よりも高い金利がつく預金のことです。
一方、銀行が設定した満期になる前に解約すると普通預金より金利が下がってしまいます。
近年では定期預金の金利は普通預金と大きな差がない場合も多く、金利の面だけで考えるとメリットはあまり大きくないかもしれません。
しかし、一定期間は簡単に引き出せないことを考えると、定期預金はお金が貯まりやすくなる仕組みとも言えます。
ついお金を使ってしまう、という人は定期預金を利用するのも良いでしょう。
積立貯金のメリットや効率よくのやり方について知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
資産運用によって収入を増やす
お金が貯まる方法がわかったら、次のステップとして資産運用を検討してみましょう。
運用することで、効率的に資産を増やせるからです。
この項では初心者向けおすすめの投資商品を4つ徹底解説します。
(1)積立NISA
名前を知っている人も多いと思われますが、つみたてNISAは「少額投資非課税制度」の愛称です。
少額からの長期投資・積立投資・分散投資を支援するために2018年に始まった制度で、2024年には新NISAが導入される予定です。
つみたてNISAの対象となる投資先の商品は金融庁が指定した一定の条件を満たす投資信託とETFに限定されています。
そのため、比較的リスクも少なく、投資初心者にも非常におすすめです。
➀メリット
最大のメリットは投資から得られる運用益が最長20年間非課税になることですが、2024年から始まる新NISAは非課税期間(非課税枠)が無期限となります。
最新の詳細は金融庁の公式サイトを参照してください。
②デメリット
つみたてNISAでは株式投資など他の投資はできませんので、株取引などを始める場合は新しく口座を開く必要があります。
つみたてNISAについて詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
また、私が講師を務める「新NISA制度丸わかりセミナー」の動画をLINE友達限定にて公開しています。
- ✅つみたてNISAの落とし穴
- ✅新NISAの注意点
- ✅実際に私が実践している投資商品
- ✅成功するための鉄則
などリアルな情報がたくさんです。つみたてNISAで損をしている方、これからNISAを検討している方は、ぜひご覧ください。
(2)投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金を資金として運用のプロであるファンドマネージャーが運用し、利益を投資家に還元するという金融商品です。
投資信託とは、いってみればプロが選んだパッケージ化された金融商品です。
パッケージ化された金融商品をプロが運用していくのでリスクが少なく、初期費用が少ない人や投資が始めての人にも向いています。
➀メリット
1番のメリットは、運用のプロに任せられるので失敗するリスクが少なく、投資初心者の人でも比較的安心・安全に始められることです。
また、少額からスタートできるので、まずは1万円や3万円程度の少額から投資し、慣れてきたら金額を増やしても良いでしょう。
②デメリット
投資信託は基本的に5年以上の長期的なリターンを前提としていますので、1年や2年などの短期では利益が出にくく、値動きによっては元本を下回ることもあります。
また、投資信託の中には手数料が高いファンドもありますので注意しましょう。
投資信託について詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
一方で、投資商品の中では絶対に損をする商品もあります。下記動画ではそのような商品の特徴を解説していますので、損をしたくない方はぜひご覧ください。
(3)金(ゴールド)投資
金投資とは、言葉通り「金」に投資する方法です。
ゴールドバー(金の延べ棒)を購入する方法から、投資信託などで積み立て投資をする方法までいくつか方法があります。
金は世界共通で価値が認められており普遍的なものですので、原則として価値が大きく下がることはないでしょう。
➀メリット
金のメリットは、ゴールドバーなど現物購入する方法と投資信託やETFで購入する方法によって異なります。
共通項として金は「モノ」ですので、インフレのときに値上がりする傾向にあります。そのため「有事の金」として資産を守ることができます。
②デメリット
現物購入で金に投資し、金を現物で保管した場合は紛失や盗難のリスクがあります。
心配な人は貸金庫などに預ける方法もありますが、一定の手数料がかかりますので注意しましょう。
また、投資信託の場合も、購入する際の手数料と運用中のランニングコストが発生するデメリットがあります。
金(ゴールド)投資について詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
(4)不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングとはマンションなどの不動産に複数人で投資することです。
不動産クラウドファンディングは投資家が事業者に投資し、事業者は集まった資金を元に物件を購入しますので、従来の不動産投資とは異なり投資家が不動産を丸ごと購入する必要がありません。
投資して得た利益は投資家に分配されますので、不動産投資にかかる手間や時間もほとんどありません。
➀メリット
不動産クラウドファンディングの投資金額は、事業者による違いはありますが1万円から可能なケースも多いため、少額で始められます。
不動産投資に興味はあるけど投資できるお金が少ない、そのような人は不動産クラウドファンディングから始めることをおすすめします。
②デメリット
注意点として元本保証はありませんので、元本割れが起こった場合は投資額より少ない金額しか手に入らないかもしれません。
不動産クラウドファンディングの元本割れとは、相場の下落などによって利益が投資額を下回ってしまうことです。
しかし、通常元本割れのリスクは高くありません。ほとんどの場合は配当をきちんと受け取れますので、興味がある人は挑戦してみましょう。
お金を貯める時のステップ
ここまで読んできて、お金を貯める準備ができたことでしょう。
この項では具体的にお金を貯める時のステップを説明します。
流れをつかんで、ぜひあなたの生活に取り入れていきましょう。
(1)家計簿をつけて現状把握する
まずは、家計簿を毎日つけて現状を把握しましょう。
家計簿をつけるメリットは以下の通りです。
- ✅収入と支出のバランスが把握できる
- ✅無駄な支出が洗い出せる
- ✅節約する意識が芽生える
家計簿をつけると無駄遣いがわかり、具体的に何を節約したら良いのか明確になります。
さらに、家計を見える化することで、節約に対する意識が高まるでしょう。
弊社は16,000名の顧客データを基に、簡単にお金を管理できるアプリ「マネソル」(特許あり)を開発しています。簡単に家計簿管理から、資産管理まで一元管理することができます。
1ヶ月無料お試し期間がありますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。また、「マネソル」(特許あり)に登録すると、無料にてFPに相談することもできます。お金のプロに家計簿の見直しもしてもらいましょう。
(2)貯金できる金額を算出する
次は1ヵ月に貯金できる金額を算出しましょう。
家計簿をつけて収支が把握できたら貯金できる金額も明確になりますので、貯金できる金額が出せるはずです。
一般的に貯金の目安は、手取り収入の10〜20%と言われています。
例えば手取り収入が25万円の場合、10%は25,000円、20%は50,000円です。
この金額が難しいという人は無理する必要はありませんので、自分のできる割合で設定してください。
大切なのは貯金できる金額を自分で決めて、それを長く続けることです。
(3)目標を決めてスタートする
最後のステップとして、何のためにお金を貯めるのか目標を設定しましょう。
目標を持つことで節約するモチベーションがアップし、節約が楽しくなってくるからです。
目標を設定するときは、具体的に設定することをおすすめします。
例えば「2年後に引っ越しをしたいから100万円貯める」「定年退職後はカフェを開きたいから65歳までに1,000万円貯める」などです。
思い出すとワクワクするような目的を持つことで節約が苦ではなくなってきますので、確実にお金も貯まっていくでしょう。
効率よく貯金するコツ4つ
お金を貯めるステップが整いました。
この項では、さらに効率よくお金を貯めるために貯金するコツを4つ紹介します。
(1)固定費など無駄な支出を見直す
家の中を見回して、無駄な固定費がないか見直してみましょう。
固定費とは住居費、スマホ代などの通信費、電気代や水道代などの光熱費、サブスク代など毎月一定額が発生する費用のことで、一度見直すと継続して固定費軽減が可能です。
大きな固定費は家賃です。すぐに引っ越すことは難しいですが、家賃が収入の30%を大幅に超えている場合は引っ越しも検討してみましょう。
次は、スマホを格安スマホ(格安SIM)に変更したり、エネチェンジのサイトを活用して家庭の電力会社・ガス会社を見直したり、使っていないサブスクリプションを解約したりするなど、工夫して固定費削減のためにできることから始めてみましょう。
固定費の見直しについてコツを知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
(2)無理のない金額から始める
効率良く貯金するためには、無理のない金額から始めることが大切です。貯金は長続きしなければ意味がないからです。
貯金の目安は手取り収入の10〜20%と先述しましたが、最初は1万円など少額からの貯金でも良いでしょう。
少額でも自分の決めた金額を数ヶ月続けたら、少しずつ貯金の金額をアップすることをおすすめします。
その頃には貯金する習慣がついていますので、アップした金額でも無理がないはずです。
少額から始めることは一見遠回りに見えますが、長い目で見ると効率良い貯金方法になります。
(3)金利の高い銀行を選ぶ
効率良く貯金するためには金利の高い銀行を選びましょう。
2023年7月の時点で定期預金の金利が高い銀行を3つ紹介します。
また、現在は自宅で口座開設の申し込みができて、ネットから入金可能なネット銀行も便利でしょう。
おすすめランキング上位はソニー銀行と楽天銀行です。
それ以外の銀行も、最近はインターネットバンキングが比較的金利も高いのであわせて検討してみてください。
下記記事では積立貯金する時の銀行やネットバンクのランキングを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
(4)明確した貯金目標を立てる
効率良くお金を貯めるためには、「貯金する目標」と「時期(ゴール)」を決めましょう。
ゴールを決めたら、ゴールから逆算して毎月貯める金額を計算します。
(例)3年後に予算100万円で車を購入したい
100万円÷36ヶ月=約27,800円
月々約27,800円を貯金に回すことができれば3年後には100万円貯まっているので、車を購入できます。
このように「目標金額」と「時期(ゴール)」を明確にし、そこから逆算することで毎月の貯金額を決めていきましょう。
お金のため方で参考になるブログ3選
お金を貯める方法を考えるとき、ブログを参考にする人も多いのではないでしょうか。
この項では、参考になるブログを3つ紹介しますので上手に有効活用しましょう。
気になるものがあれば、ぜひホームページをご覧ください。
(1)節約オタクふゆこ
「節約オタクふゆこ」はYouTubeチャンネル登録者数約28万人の人気ユーチューバーふゆこさんが運営している節約&投資ブログです。
YouTube同様にブログもサムネイルがわかりやすく、自分に必要な記事を一目でクリックできます。
ブログはイラストや図が沢山使われていて大変読みやすく、普段あまりブログを読まない人にもおすすめです。
ブログを読んで内容を深く知りたい人は、各記事からYouTubeに飛ぶこともできますので、動画でさらに知識を深めるのも良いでしょう。
(2)2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ(あきの家計簿)
「2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ(あきの家計簿)」は
自分の家計簿を赤裸々に公開しつつ、2年間で350万円を貯めた主婦あきさんの節約ブログです。
自分でできる家計診断や貯金のコツなどを紹介しています。
また、「自分でできる家計診断」「貯められる家計簿のつけ方」「固定費の見直し&節約」など項目も大変充実しています。
特に家計簿のページはコンテンツが充実しており、やはり家計簿は手書きがいいという人にはとても参考になるでしょう。
家計簿をつけるだけでお金が貯まるという、著者オリジナルの家計簿を紹介し、基本的な家計簿のつけ方や活用方法なども解説していますので、ぜひ一度お読みください。
(3)パート主婦なつの節約ブログ
「パート主婦なつの節約ブログ」は飲食店パートをしている主婦のなつさんが運営している、4人家族の節約ブログです。
共働きで月収30万円前後の家計の家計簿を紹介しています。
食費など家計簿の他にも節約術、ポイント交換やポイントサイト、ふるさと納税や返礼品、お得情報、趣味や健康、自炊など節約効果が高いさまざまなページがありますので、楽しく読みながら節約方法を学べるでしょう。
特にお得情報は記事数が多く、内容も楽天やAmazonなど手軽にできる情報が細かく記載されていて読みごたえがありました。
ブログの内容は読んでいる人もチャレンジできそうな内容ばかりですので、ぜひ一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
家計の見直しはFPに相談
お金の貯め方を紹介してきましたが、自分だけではつまずくこともあるかもしれません。
お金のことで困ったときは、お金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することをオススメします。
(1)FPに何が相談できる
FP相談が初めての人は、何を相談したら良いのか迷っているかもしれません。
FPはお金のプロですので、家計の見直しに関することも相談できます。
下記に相談できることを挙げましたので参考にしてください。
- ✅家計収支の見直し・お金の貯め方・節約方法
- ✅老後資金・年金制度、iDeCoの活用方法
- ✅子どもの教育資金や学資保険、学費
- ✅マイホーム購入や頭金の貯め方
- ✅住宅ローンの組み方・借り換え、
- ✅住宅ローン返済・住宅ローン控除
- ✅資産運用・資産形成の方法
- ✅投資方法や投資商品の選び方
- ✅家族の保険や生命保険料見直し、
- ✅貯蓄型保険、個人年金保険などの相談
- ✅副業や転職について(税金や控除など)
- ✅確定申告や節税対策
他にもFPがフォローできることは沢山あります。
お金に関することでしたら、どんな小さな悩みでも対応できますので、まずはアドバイザーに気軽に相談してみましょう。
(2)FPに相談するメリット
最後に、FPに相談するメリットを以下に挙げます。
- ✅専門家に家計の見直してもらえるので、お金の貯め方がわかる
- ✅家計簿についてアドバイスしてもらえるので、無駄な支出がわかる
- ✅ライフイベントを元にライフプラン作成が可能なので、目標を立てそれに向かって実践できる
- ✅投資方法や投資金額を相談できるので、効率的に投資が始められる
- ✅保険の相談ができるので、自分や家族に合った保険商品を選択できる
上記はほんの一例です。
「あなたのお金の悩みを解決する」お手伝いをすることがFPの仕事ですので、何でも積極的にご相談ください。
実際に弊社にあった相談事例を公開していますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
お金を貯めるためのコツやステップを解説してきました。
詳しいやり方は本記事で説明していますが、お金を貯めるために大事なことは以下の通りです。
- ✅お金を貯める目標を立てる
- ✅家計簿をつけて支出を把握する
- ✅先取り貯金をする
お金を貯めるときには、まず目標を持つことが大切です。なぜなら、貯金は日々継続しなければ意味がなく、継続のためにはモチベーションを保つ必要があるからです。
貯金方法や投資方法も重要ですが、まず将来の目標を立て、家計簿をつけて現状を把握することから始めてみましょう。
しかし、目標の立て方がわからなかったり、貯金や投資の仕方が不安だったりすることもあるかもしれません。
お金に関して困ったことがありましたら、この機会にぜひ弊社のFPにお気軽にお問い合わせください。
著者
- AFP、宅地建物取引士、DCプランナー、証券外務員一種、二種、内部管理責任者、不動産賃貸経営管理士、住宅ローンアドバイザー、日商簿記2級
☆「幻冬舎ゴールドオンライン」にて記事連載中☆
☆「NewsPicks」にて記事連載中☆
アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。
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