家を買う時の相談先4選!費用や相談する時の注意点も合せて紹介
住まいの購入は人生で一番大きな買い物です。初めて住まいを購入される方は、住宅ローンの組み方や買い方など、わからないことが多いのではないでしょうか。
そのため、疑問や不安をなくすためにもファイナンシャルプランナー(FP)や不動産会社など、相談先を見つけておくことが大切です。
本記事では家を買うときの相談先だけでなく、費用や相談するときの注意点も合わせて紹介しているのでぜひ参考にしてください。
家を買うときに主な相談先4選
相談先によって、電話相談、オンライン、対面など相談する方法が異なります。そのため、自分のライフスタイルや相談したい内容に合わせて、相談先を選びましょう。
(1)家購入に関する全般な相談をしたい人は「ファイナンシャルプランナー」
FPは資産運用、保険、不動産などお金に関するさまざまなことをアドバイスしてもらえる専門家です。
住宅ローンの選び方や予算など、ライフプランにあった計画をし、無理なく住まいを建てるサポートをしてもらえます。
弊社のような独立系の事務所では、第3者の立場から不動産の知識があるFPが予算の考え方からはじめ、住宅ローンの組み方、資産価値の高い不動産の選び方など家を購入する時の全般のご相談を対応することができます。
累計2万件以上の相談実績がある中から相談事例を紹介しています。みなさんはどんなご相談をされているかぜひチェックしてみてください。
(2)マンション、戸建てなどを購入したい人は「不動産会社」
不動産の専門なのでマンションや新築一戸建ての購入から土地探しまで、幅広く対応してもらえます。不動産会社(不動産仲介会社)によっては、間取りなどの物件情報だけでなく住宅ローンまで詳しくサポートしてくれる場合もあります。
しかし、不動産会社の数が多く自分に合った不動産会社を見つけることが大変です。
エリアに特化していることが多いので、どのエリアに家を建てるか検討してから探しましょう。
また不動産会社のゴールは土地を売ることなので、家づくりについてまで対応してもらえないこともあるので注意しましょう。
(3)家を建てたい人は「ハウスメーカー、工務店」
「ハウスメーカー・工務店」は、オールマイティーに対応してもらえるので、家探しをしている人や初めて住まいを購入する人でも相談しやすいです。
住宅展示場に赴けば、モデルハウスを見ながら建て方、予算、住宅ローンなどを相談することができます。
セミナー・相談会なども随時開催しているので、参加してみてもいいでしょう。
ハウスメーカーや工務店の営業担当者は、当たりはずれが多いこともあるため、口コミなどを参考に優れた店舗を見つけることがポイントです。
(4)住宅ローンの相談をしたい人は「銀行」
銀行などの金融機関であれば、相談窓口が無料で設けられているため気軽に相談できます。
住宅ローンに関する詳しい情報を聞くことができますが、紹介されるのは相談先の金融機関が取り扱いしている商品が中心となってしまいます。
選択肢を増やし自分の理想の住宅ローンを見つけるためには、複数社を比較するか我々FPに相談するといいでしょう。
家購入を相談する時の費用は?
家購入を相談するときの費用は、「不動産会社」「ハウスメーカー・工務店」「銀行」「住宅情報サイト」などは基本的に無料です。
しかしFPに相談するときのみ相談費用がかかる場合があります。弊社の場合は初回無料で住宅相談ができるため、まずは一度相談してみることをおすすめします。
また、弊社はベネフィットステーション、リロクラブなどの会員さまの場合は、3回まで無料相談対応しております。45,000円分の相談料が無料になりますので、自分が該当するかどうかはこちらよりご確認ください。
家購入の相談でFPに相談するメリット
家購入に関する全般的な相談ができるFPを利用する3つのメリットを見ていきましょう。
(1)予算、家の選び方など家購入に関する全てのことが相談できる
最大のポイントは家購入に関するすべてのことが相談できることです。
例えば、住宅ローンの相談を金融機関にした場合、予算に合わせた家の選び方などは教えてもらえません。
ハウスメーカー・工務店などもオールマイティーに対応してもらえますが、専門知識量が異なります。
FPであれば、FP1級、AFP、CFP、住宅ローン、証券、保険といったさまざまな資格を取得しているため、より詳細な説明を丁寧にしてもらえます。
(2)中立的な立場からセカンドオピニオンができる
FPには企業系と独立系の2つがあります。企業系のFPは企業の商品を中心に紹介しますが、弊社のような独立系であれば金融商品の販売を伴わないため、中立的な立場からサポートすることが可能です。
偏った意見にならず一人ひとりに合わせて、相談に乗ってもらえるため「思ったような回答を得らえなかった」というようなことがありません。
(3)今の家計、保険などの見直しもできる
FPが取り扱っているのは不動産だけではありません。保険、資産運用、住宅ローン、確定拠出年金など、お金に関することであれば何でも相談可能です。
住まいの購入を機に「今の保険で大丈夫か」「今の収入でやりくりできるのか」などライフプランを見直すこともできます。
具体的に家購入でFPに何を相談できるのかについて知りたい方は、下記記事を合せてチェックしてみてください。
家の相談をする際に準備すべきことは?
「いきなり相談に行っても大丈夫」と気になる方もいるでしょう。
家の相談をする前に自分である程度準備をしておくと、スムーズに相談することができるので大事です。
とくにFPの無料相談を利用するときは、時間も限られているので以下の3つを準備しておきましょう。
(1)自分の属性がわかる資料を用意する
現在の自分の状況を把握してもらうために、自分の属性がわかる資料を用意しましょう。
具体的には以下のようなものです。
- ✅資産状況がわかるもの(通帳・収入証明など)
- ✅支出の状況がわかるもの(家計簿・毎月の支出明細書など)
- ✅ねんきん定期便
- ✅生命保険証券
- ✅利用中のローンの残高証明
- ✅源泉徴収票
- ✅住民税決定通知書
- ✅確定申告書
- ✅決算書などの書類
すべてを用意する必要はありませんが、自分の状況を伝えるのに必要なものは用意しておきましょう。
住宅に関する相談以外に保険なども合わせて相談したい人は、相談内容に合った資料を別途で用意してください。
(2)検討している不動産情報がある場合は準備する
すでに購入を検討している不動産情報がある場合は、上記以外にも「不動産のリーフレット・小冊子」「重要事項説明書」「売買契約書」なども準備しておくとスムーズに話が進みます。
(3)聞きたい内容を整理する
FPとの相談時間は貴重なので、スムーズに話が進むように聞きたい内容をメモなどにリストアップしておくことが重要です。
予算はいくらにするか、年収はいくらあるのか、自分の希望など、箇条書きでもいいのでメモに残しておくと、当日聞き漏らすことなく必要な情報を得ることができます。
とくに聞きたい内容には予め順番を振っておくか、メモ書きした内容を直接アドバイザーに渡せば確実に知りたい情報を得ることが可能です。
家購入の相談でよくある質問
家購入の相談に関するよくある質問をまとめたので見ていきましょう。
(1)事前の準備と不動産の知識が必要?
事前の準備や不動産の基礎知識があるほうがスムーズに相談を進められます。
しかし、必ずしも必要ではありません。アルファFPに相談に来られる方の99%は専門知識を持っていません。
(2)購入予定が先でも相談できる?
購入予定が先または時期が決まっていない方でも気軽に相談してください。
購入予定日に向けて、住まいづくりの準備やライフプランの設計、返済プランなど、少しずつ計画を進めていきましょう。
(3)家買いたいときは何から始めるべき?
まずは資金計画から始めましょう。住まいを購入するにあたり必要な資金、物件価格の上限金額、返済額や返済期間を考慮しながら安定した生活を送れるのか、といったことを確かめることが大切です。
ある程度の資金計画が定まれば、家を買うための土地探しから始まります。
(4)相談したらしつこく営業される?
不動産会社であればノルマがあることが多いため、しつこく営業されることも多いです。
また、企業系のFPも自社の住宅ローン商品を提供しているため、強引に紹介してくる可能性があります。
中立な立場から相談者の気持ちを汲んで相談してもらえる独立系FPであればその心配はいりません。
(5)一人で相談行っても大丈夫?
1人で相談に来ることはもちろん可能です。できるだけ一緒に住んでいるご家族の方と来た方が、みんなで納得して決められるのでよりよい住まいになります。
そのため、可能であればご家族全員の要望を聞きながらじっくり話し合いましょう。
住宅購入の実績が豊富なアルファFPに相談
アルファFPは独立系の企業であり、住宅購入に関しての実績も豊富です。
(1)住宅購入に詳しくないFPが多いのは実情
今の日本のFPが多く取り扱っているのは保険商品です。そのため不動産を取り扱っているFPは多くないのは実情です。
よって、ご相談する前に「不動産に関する実績が多い」「宅建などの資格を持っている」など、専門知識を有したFPを選びましょう。
(2)アルファFPは住宅購入の相談実績2万件以上
アルファFPは、住宅購入に関する相談実績が2万件以上と豊富です。住宅のプロである不動産会社よりも専門的で幅広い情報を保有しているため、プロからも頼られる存在になっています。
マイホーム購入、不動産投資、資産運用、住宅ローン、保険、iDeCoなど、何でもお任せください。
(3)実際にあった相談事例3選
アルファFPには実際どんな相談をしに来る方がいるのか、相談事例を3つ紹介します。
- ✅事例1「家を買ったけど近い未来にお金が尽きそう」
相談内容: ①住宅購入をしたので、人生設計(ライフプラン)を確認したい。②運用や保険の見直しもあれば適宜アドバイスがほしい。 FPのアドバイス: シミュレーション結果から、この状態のままだと10年後に貯金が尽きることが判明。金融資産を100歳まで保つことをゴールに、①奥様が仕事を始めるプラン、②生活費全体の見直しプラン、③主人の不必要に入っていた保険を削減する、の3つを提案。 |
- ✅事例2「新築マンションの購入タイミングはいつ?」
相談内容: 新築マンションを今から買ってもライフプランが成立するのか確認したい FPのアドバイス: 将来の老後資金の確保や子どもの教育費を考えた上で予算を策定する。実際に子どもが2人生まれたケースをシミュレーションした結果、新築マンションを購入しても貯蓄があるので現段階では問題なかった。 |
- ✅事例3「マイホームの購入を検討しているが予算が適正か」
相談内容: これから子どもが生まれるが、購入予算が8.500万円で適正か知りたい。また住宅資金の贈与として1,000万あるが、頭金に入れるか知りたい。 FPのアドバイス: 現状分析のためにライフプランを作成した結果、8,500万円でも問題ない。今のままでは借り入れができないことや、引退後でも残債が残ることなど、万が一に備えて「収入保障保険」の検討などの紹介をしました。 他にも相談事例を公開しておりますので、ぜひチェックしてみてください。 |
まとめ
住宅購入を後悔しないためにも、FPの無料相談サービスを利用して、経験豊富なプロからアドバイスをもらうことをおすすめします。
独立系のアルファFPであれば、中立的な立場からアドバイスをもらえ、住宅購入の相談実績2万件以上と安心して相談することができます。
住まい選びから購入後の返済計画まで一貫してサポートを受けたい人は、ぜひアルファFPにご相談ください。
著者
- AFP、宅地建物取引士、DCプランナー、証券外務員一種、二種、内部管理責任者、不動産賃貸経営管理士、住宅ローンアドバイザー、日商簿記2級
☆「幻冬舎ゴールドオンライン」にて記事連載中☆
☆「NewsPicks」にて記事連載中☆
アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。
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