アルファ・ファイナンシャルプラナーズ

ファイナンシャルプランナーの仕事内容は?働き方や将来性についても解説

公開日:2023/05/30
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ファイナンシャルプランナーの仕事に興味を持っている人の中には、次のような疑問や不安を感じている方もいるでしょう。

  1. ✅ファイナンシャルプランナーの仕事内容は?
  2. ✅ファイナンシャルプランナーに向いている人は?
  3. ✅ファイナンシャルプランナーに将来性はある?

今回はこのような疑問を解決するため、ファイナンシャルプランナーの働き方や特徴を詳しく解説します。

今後、FPとして働きたいと考えている人にとって役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

ファイナンシャルプランナーとは何?

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ファイナンシャル・プランナー(FP)とは、投資や税金といったお金に精通する幅広い知識を有する専門職です。

お金のプロであるファイナンシャルプランナーは、家計のホームドクター的な役割を担います。

ファイナンシャルプランナーに相談することで、将来の子育て費用やマイホーム、また老後生活などお金の不安を解決することができます。

(1)資産設計をはじめお金に関するアドバイスを行う

ファイナンシャルプランナーは資産設計をはじめ、お金に関するさまざまな助言を行います。具体的に相談可能な内容には次のものがあります。

  1. ✅家計管理
  2. ✅老後の生活設計
  3. ✅教育資金
  4. ✅年金・社会保険
  5. ✅住宅資金
  6. ✅資産運用
  7. ✅税制
  8. ✅保険
  9. ✅介護・医療費
  10. ✅相続・贈与

お金に関する悩みといっても人によって内容は異なりますので、ファイナンシャルプランナーなら幅広い相談内容に対応するため、心強い存在だといえます。

具体的にファイナンシャルプランナーに何が相談できるかについて詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。

(2)ファイナンシャルプランニング技能士との違い

ファイナンシャルプランニング技能士(FP技能士)とは、名称独占資格である国家資格(ファイナンシャルプランニング技能検定)のことです。

FP技能士には、3級(初級)・2級(中級)・1級(上級)の流れでレベルが設けられており、最も難易度が高いのが1級です。

なお、FP技能士の国家資格は日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)が、それぞれ試験を実施しています。

それぞれ実技試験の問題に違いがありますが、難易度についてはどちらも大差はありません。また資格は一度取得すれば一生有効です。

なお、ファイナンシャルプランニング技能士に対する「ファイナンシャルプランナー」とは、仕事をする上での肩書だと理解してください。

ファイナンシャルプランナーの仕事内容

ファイナンシャルプランナーの仕事内容をはじめ、働き方を解説します。企業系や独立系といった違いにも注目してみてください。

(1)就職先や仕事内容

まず、ファイナンシャルプランナーの主な就職先には次のものがあります。

  1. ✅金融機関
  2. ✅保険業界
  3. ✅不動産業界
  4. ✅税理士や公認会計士の事務所
  5. ✅一般企業
  6. ✅独立して業務を請け負う

FPの資格が評価の対象となりやすい金融業界や保険業界は、ファイナンシャルプランナーの最も大きな就職先だといえるでしょう。

また、住宅ローンや不動産相続などの知識を持つFPは不動産会社でも歓迎されます。他にも税理士事務所などで働く人もいます。

中にはファイナンシャルプランナーとして独立して業務を請け負う人も珍しくありません。

仕事内容としては、メインとなる業務は「相談業務」です。

例えばマンション購入を検討している人に対し、適切な住宅ローンの借入額や物件購入価格などをアドバイスします。

その他、個人のライフプランやキャッシュフロー表を作成したり、資産運用に関する提案をしたりなど多岐にわたります。

また執筆業務や講演、講師としてのサービス業を行うFPも少なくありません。

(2)ファイナンシャルプランナーの働き方

ファイナンシャルプランナーとしての働き方も様々な種類があります。

  1. ✅企業系
  2. ✅独立系
  3. ✅副業系

それぞれ働き方の違いについて解説していきます。

①企業系

企業に所属し業務を行うのが「企業系」のファイナンシャルプランナーです。3つの働き方の中では最も一般的だといえます。

企業内でのファイナンシャルプランナーは、ある程度給与は保証され、収入が安定しやすい点がメリットです。

企業の給与体系にもよりますが、インセンティブの割合によって、給与がなかなか伸びにくいのはデメリットだといえるでしょう。

②独立系

独立系のファイナンシャルプランナーとは、企業に所属せず独立開業をして働くスタイルです。

フリーランスの場合は、企業に所属するのと比較して柔軟な働き方が望める他、頑張った分収入に反映されやすいのが特長です。

成果を上げてさらなる年収アップを達成したい、休みたいときに休暇を取りたいといった場合は、将来独立開業を検討してみてください。

一方で、独立の場合はご自身で営業をはじめ、経理など個人で行う負担が大きくなる点ではデメリットと言えます。

なお、弊社の場合は完全独立FP事務所となっておりますが、法人顧客もそうですが、個人顧客も事務所で集客しておりますので、ご自身で独立FPとして働けて、基本新規営業をする必要もありませんので、ご興味がある方はぜひ問合せしてみてください。

③副業系

副業系のファイナンシャルプランナーとは、本業とは別に仕事を行う働き方です。

ファイナンシャルプランナーの副業には、コンサルティングやライター、また講師として働く方法もあります。

本業とは別に収入を得られるのは副業のメリットです。副業に力を入れる割合を増やせば、その分収入アップが期待できるでしょう。

ただし仕事に追われてプライベートの時間が持てなくなる可能性もあるので、その点はデメリットです。

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ファイナンシャルプランナーのやりがいは?

感謝

ファイナンシャルプランナーのやりがいには次の3つがあります。

  1. ✅顧客から頼りにされる
  2. ✅さまざまなジャンルの業界で働くことができる
  3. ✅自身の生活にも役立つ

まず、顧客である相談者から頼りにされるのがやりがいにつながります。老後2,000万円問題など、お金の悩みを感じている人は少なくありません。

ファイナンシャルプランナーなら、相談者のライフプランやライフステージ、資産状況などから、将来に対する的確なお金のアドバイスが行えます。

誰かの人生をサポートする、感謝されるのはファイナンシャルプランナーの最大のやりがいだといえるでしょう。

また、証券会社などの金融機関をはじめ不動産会社など、ファイナンシャルプランナーとして働く勤務地だけでなく職種、業界が広くあるのも魅力だといえます。

ファイナンシャルプランナーに向いている人

ファイナンシャルプランナーに向いている人の特徴として、次のポイントが挙げられます。

  1. ✅コミュニケーション能力が高い
  2. ✅数字やデータが得意
  3. ✅勉強が苦にならない

まずファイナンシャルプランナーは、コミュニケーション能力が高い人に向いています。

相談者の悩みを引き出し、クライアントにとって最適な提案をする必要があります。

ときには、相談者にとって答えにくい事柄もあるかもしれません。その際でも相手を傷つけず、配慮した上で上手に聞き出す力が必要です。

またライフプランを作成する際は、統計などのデータを活用しシミュレーションを行うため、数字が強い人がいいでしょう。

他にも法改正により情報が古くなることがあるので、勉強が苦にならない人にFPは適しています。

常にインターネットやTV NEWS、本などで知識をアップデートしていきましょう。

ファイナンシャルプランナーになる方法

男性

ここではファイナンシャルプランナーになる方法を解説します。資格取得や実務経験を積むといった点に注目してみてください。

(1)資格を取得する

ファイナンシャルプランナーとして働くためには資格を取得しましょう。

独占業務がないFPは無資格でも働けますが、契約した顧客からの信頼を得るため、また新規入社後のキャリアアップを考えるなら取得したいところです。

なお、ファイナンシャルプランナーの資格には「国家資格」と「民間資格」がそれぞれあります。

国家資格民間資格
3級FP技能士(初級)
2級FP技能士(中級)
1級FP技能士(上級)
AFP(中級)
CFP(上級)
著者作成

各資格の特徴を紹介するので参考に把握しておいてください。

①FP3級

国家資格のFP3級(3級FP技能士)は、はじめてファイナンシャルプランナーの勉強をする一歩として最適な資格です。

FP3級は入門レベルのため合格率も高めですが、ライフプランニングや資産運用、不動産など学ぶ範囲が広いため、生活に役立つ知識が得られます。

なお、3級FP技能士の合格者は2級FP技能士の受験資格が得られるので、3級の資格取得後は2級にチャレンジしてみてもよいでしょう。

②FP2級

FP2級(2級FP技能士)は中レベルの難易度です。銀行などの金融業界や保険業界へ就職・転職する際、また昇進・昇給を狙う際に持っていると有利になります。

③FP1級

FP1級(1級FP技能士)は、FP国家資格の中でも上級レベルに位置します。最も取得難易度が高いですが、それだけ安心感や信頼性も高くなります。

独立の有無に関わらず、ファイナンシャルプランナーとして活動していくなら、将来的に目指したいところです。

④AFP・CFP

AFPとCFPは国家資格ではなく民間資格に位置します。それぞれAFPが2級FP技能士と同等レベルの難易度で、CFPは1級FP技能士と同程度の水準です。

AFP・CFPはどちらも2年に1度の更新が必要です。一生資格が有効となる国家資格と異なります。

更新手続きについてはわずらわしく感じるかもしれませんが、その分最新の知識と情報がアップデートされるのは強みです。

つまり、AFP・CFP認定者だとより顧客からの信頼度も上がるという考え方ができます。

(2)実務経験を積み上げる

価値のあるファイナンシャルプランナーとして活躍するためには、資格だけでなく実務経験も必要です。

未経験者ではなく、金融機関や不動産関連の会社などで経験を積むことで、本格的にFPとして活躍できるようになります。

1級FP技能士や、CFPの資格を取得したからゴールということではなく、経験とともに資格を活かすことが重要です。

キャリアアップの面だけでなく、より顧客から信頼されるためにも、その点を覚えておいてください。

ファイナンシャルプランナーの平均年収は?

男性

求人サイトのIndeedによると、ファイナンシャルプランナーの平均年収は「5,544,721円」というデータでした。

出典:Indeed「日本でのファイナンシャルプランナーの平均給与」

およそ平均的に500万円ほどといった感じですが、所属する業界によっても年収の高さに差があるため、参考程度に理解しておいてください。

なお、弊社の場合はインセンティブもありますので、頑張り次第で1,000万円も夢ではありません。

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ファイナンシャルプランナーの年収を上げる方法

お金

ファイナンシャルプランナーとして、年収アップを狙う方法を見ていきましょう。

より難易度の高い資格に挑戦するのもいいですが、ダブルライセンスを狙うのも有効的と言えます。

(1)より難易度の高い資格に挑戦する

ファイナンシャルプランナーとして高年収を狙うカギは、より難易度の高い資格取得にチャレンジすることです。

ファイナンシャルプランナーとして相談を受けるには、より信頼されることが重要です。

FP3級でも、もちろん基礎知識を持っている証明にはなりますが、それ以上のFP2級やFP1級を保有していれば、より顧客からの信頼度は高くなります。

ファイナンシャルプランナーとしての信頼度が上がれば、携わる業務の幅が広がり年収アップが期待できるでしょう。

(2)ダブルライセンスを考える

ファイナンシャルプランナーとして年収アップを狙うなら、ダブルライセンスで差別化を図るのも有効です。

FPともう1つの資格があれば、それぞれからの収入が期待できるからです。なおFPと相性が良い資格には次のようなものがあります。

  1. ✅宅地建物取引士
  2. ✅中小企業診断士
  3. ✅税理士
  4. ✅簿記など

複数の資格を取得していると、将来的にファイナンシャルプランナーとして独立開業する際にも相談の幅が広がるためメリットです。

ファイナンシャルプランナーの将来性と求人について

男性

ここでは、ファイナンシャルプランナーの将来性や求人数などを見ていきましょう。

(1)お金の悩みがある限りFPの需要は増える

お金の悩みがある限りFPの需要は増えていくことが考えられます。

年金受給額の引き下げに伴う老後資金の不安や、増税による家計への影響など、お金の心配をする人は少なくありません。

また近年、個人的にお金の勉強が好きで学習している人も増えていますが、金融関係の仕組みは単純ではありません。

そのため、お金の知識に乏しい人だと理解するのが難しいかもしれません。

そこで、お金の専門知識を持つファイナンシャルプランナーの存在が求められているわけです。

経済的に先行き不透明感が増す日本では、ますます安心を与えるFPの需要が高まることが予想されます。

(2)ファイナンシャルプランナーの求人数は多い

ファイナンシャルプランナーの求人数は決して少なくありません。例えばIndeedで検索してみると、2023年5月現在の求人数は「3,460件」でした。

出典:Indeed「求人検索」

検索結果を見ると、保険会社の正社員としての営業や、個人向けライフプランの作成、その他FP資格取得のための講座用テキストの執筆などもありました。

つまり、多くの企業がFPの存在を求めているため、求人に対してある程度ポジティブに考えてよいでしょう。

アルファでファイナンシャルプランナーとして働くには

仲間

最後に、アルファでファイナンシャルプランナーとして活躍する上で、知っておきたい働き方の特徴を解説します。

(1)アルファの特徴

まずは、株式会社アルファ・ファイナンシャルプランナーズの特徴を見てみましょう。

①完全独立系である

アルファは「完全独立系」のファイナンシャルプランナーとして、中立的な立場からアドバイスを行います。

FPの中には企業に所属して、その企業が販売する保険商品などをおすすめするケースも少なくありません。

しかし、その場合偏った意見になりやすいため公平なアドバイスとはいいにくいでしょう。

弊社のFPは商品を売るのではなく、知識をお客様にお伝えして、お客様の金融リテラシーを上げてもらうことを目的にしています。

②定期的に勉強会がある

アルファは定期的にFP同士の勉強会を開催しています。月曜日・金曜日に、債券や株式などあらゆるマーケットの分析結果を共有し合い、最新情報をアップデートしています。

常に最新の情報を踏まえた上で、個人に的確なアドバイスを提供できるのがアルファの強みです。

③必ず投資をしてもらう

アルファでは、FPとしての経験を積むためにも実際に投資をしてもらいます。

経験や実績を積むことは、より顧客に好印象を与えるだけでなく信頼性も獲得できます。また、キャリアアップにもつがるため良いことです。

FPとしてより収入を増やすためにも、多くの経験を積むことは大切です。

(2)固定給与と歩合がある

アルファでは、固定給与の他次の条件で歩合給も採用しています。

  1. ✅月固定給:20万円~50万円
  2. ✅インセンティブ:個人利益の50%

(3)セミナー講師の経験が積める

アルファではセミナー講師業の経験を積めるのもメリットです。アルファFPでは、年100回以上のセミナーをこなす力のあるFPが多数在籍しています。

(4)努力次第ですべてを変えることができる

経験を積み知識を日々アップデートし、努力を継続していくことで高い報酬を得られるのがアルファの魅力です。

【年収例】

  1. ✅618万円/28歳(男性)・FP(月給20万円+インセンティブ)
  2. ✅1651万円/29歳(女性)・FP(月給25万円+インセンティブ)
  3. ✅1703万円/41歳(男性)・FP(月給30万円+インセンティブ)

アルファでは、努力次第で年収600万円を狙えるチャンスがあります。また、年収1,000万円もありえない話ではありません。

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まとめ

相談

今回は、ファイナンシャルプランナーの仕事内容や働き方の違い、そしてやりがいや将来性まで広く解説しました。

ファイナンシャルプランナーに求められるお金の知識は広く、常に最新情報も勉強しなければいけなせん。

そのため大変そうに思い、自分にできるか不安に感じる人も多いでしょう。

しかしながら、取得した資格を活かし経験を積めば、報酬アップにつながるだけでなく、何より人に感謝される意義のある存在になれます。

ファイナンシャルプランナーの仕事に興味がある、広く経験を積みたいという人は、弊社アルファ・ファイナンシャルプランナーズまで、応募またはお問い合わせください。

勉強会やセミナー講師の経験など、お金の専門家であるFPとしてレベルアップできる環境が整っています。努力次第で高収入が期待できる点でも大きなメリットです。

著者

代表取締役 田中佑輝
代表取締役 田中佑輝株式会社アルファ・ファイナンシャルプランナーズ
AFP、宅地建物取引士、DCプランナー、証券外務員一種、二種、内部管理責任者、不動産賃貸経営管理士、住宅ローンアドバイザー、日商簿記2級
☆「幻冬舎ゴールドオンライン」にて記事連載中☆
☆「NewsPicks」にて記事連載中☆

アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。

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