【2024年最新】オススメ不動産投資会社10社!選び方や成功するコツも解説
不動産投資は、初期費用はかかるものの堅実な資産形成ができる投資方法です。
しかし、不動産投資に興味をもち「やってみたい」と思ったものの、下記ののような悩みで1歩踏み出せない方も多いかもしれません。
- ✅「どの不動産投資会社がよいのかわからない」
- ✅「不動産投資会社の一覧があればいいのになあ」
- ✅「ワンルームマンションに適した投資会社を知りたい」
不動産投資会社を選ぶときには信頼のできる会社を選ぶことが重要です。
信頼性を確かめるときには、会社の規模や売り上げの推移、担当者の対応、口コミなどいくつか確認すべきポイントがあります。
本記事では、おすすめしたい不動産投資10社、不動産会社を選ぶ際のおすすめポイントや投資を成功させるためのコツについても徹底解説します。
不動産投資会社を探されている方、不動産投資会社の選び方で悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産投資でオススメしたい会社10社
不動産投資でおすすめしたい会社10選をご紹介します。
- 木下不動産
- トーシンパートナーズ
- リズム
- JPリターンズ
- 日本財託
- FJネクスト
- プロパティエージェント
- RENOSY
- アセットジャパン
- ランドネット
ここに紹介している不動産投資会社の中には、東証上場企業があったり、非上場の不動産投資会社は独自開発によるブランドマンションを立ち上げたりと、こだわりのある高級で高品質な新築マンション供給を続けている点も特徴です。
では、それぞれの不動産投資会社について解説します。
(1)木下不動産
木下不動産は、都市型マンション経営を重点的に行う不動産投資会社です。
「プレール・ドゥーク」というオリジナルブランドを前面に押し出し、富裕層向けにデザイン性の高い都市型デザイナーズマンションの展開を行っています。
そのデザイン性は不動産業界No.1の木下不動産ならではといえるものです。
都内にある交通アクセスのよい地域に物件を持ち、常に高い入居率を誇る点が特徴です。
取り扱い物件は首都圏を中心としたマンション一棟を扱うことが多く、その棟数はなんと300棟にものぼります。
物件管理がしっかりしているためオーナーからの評価も高く、信頼度が高い点も特徴です。
安定収入を求める場合には、ぜひとも検討したい不動産投資会社です。
(2)トーシンパートナーズ
トーシンパートナーズ(TOHSHIN PARTNERS)は、平成元年に設立された国内有数の不動産投資会社です。
創業以来長年にわたり多数のコンサルティング経験とノウハウを積み重ね、実績豊富で安定した経営には定評があります。
「社会に必要なマンションかどうか」という点を大切にし、需要のある高品質で高水準な優良物件を提供している点が特徴です。
グッドデザイン賞受賞の「zoom」などの自社開発ブランドを掲げ、東京都内の好立地を厳選した資産性の高い物件を保有しています。
入居者からの人気も高く、入居率は99.1%(2016年~2022年までの5年間の平均値)と高い水準です。
また、賃貸状況や入出金情報の確認やチャットによる相談などが可能なオーナー専用アプリも提供しており、安心できるトータルサポート体制が整っています。
顧客満足度も高く信頼性の高い不動産投資会社として、ぜひとも検討したい会社のひとつです。
公式サイトでは、不動産投資のノウハウが詰め込まれたスタートブックの無料プレゼントも行っています。
(3)リズム
リズム株式会社は、リノベーションによる独自のマーケティング戦略のもと、「累計3万件の入居待ち行列」を生み出しています。
不動産分析の専門的AIシステムを活用したレポートの提供や、2億件を超えるビッグデータからのマーケット分析など、ITを活用した物件選定が強みです。
そのため、リズムでの不動産投資は空室リスクの少ない安定した不動産運用が可能です。
金融機関からも高い評価を得ているため、資金調達での不安は少ないといえます。
そのほかにも、管理のサポートが手厚く、安心して管理業務を任せられる点がメリットです。
セミナーや個別相談、無料のeBOOKなど、知識を深めるためのコンテンツも充実しています。
リノベーション物件の不動産投資を始めてみたい場合には、ぜひともおすすめしたい不動産投資会社です。
(4)JPリターンズ
JPリターンズ(J.P.RETURNS)は、東京23区の低価格・高利回り物件を多数取り扱う不動産投資会社です。
安心5つ星パック、家賃保証システム、賃貸管理代行サービスという選べる3つの賃貸管理サポートプランを提供している点が特徴で、信頼性の高いサービスを提供しています。
管理費の負担を減らせるため、オーナーにとってはメリットが大きいでしょう。
そのほかにも、仲介手数料・原状回復費用0円、ワンストップコンシェルジュサービスなどもJPリターンズの魅力です。
投資物件は、「都心+駅近」の区分マンションに特化していて、物件の入居率は99.60%を超えています。
稼働率が高さから安心して投資できるでしょう。
さらに、プレゼント条件を満たしている方であれば、面談完了によりAmazonギフト券がもらえるキャンペーンも開催中です。
(5)日本財託
日本財託は、国内大手の老舗不動産投資会社です。
東京、川崎市、横浜市に物件を持ち、特に川崎市、横浜市については駅周辺にある、駅から徒歩数分という利便性が高い好物件を多数保有しているのが特徴です。
そのほかにも東京近郊に好条件の中古マンション物件を多数保有しており入居率に困ることはありません。
実際に、毎月厳密に算出された入居率を年間平均にした数値が、入居率98%以上という高水準を維持しています。
空室対策、入居者獲得対策をしっかりと行ってくれる点が特徴で安心感を持って管理を任せられます。
また、特筆すべきは家賃滞納に対する「滞納100%保証」の制度です。
保証には条件がありますが、入居者からの家賃の支払いが遅れても、オーナーの収益を守るために滞納分の家賃を保証してくれます。
滞納率0.01%という実績をもつ日本財託だからこその保証といえるでしょう。
手堅く収入を得たい場合に利用したい不動産投資会社のひとつです。
(6)FJネクスト
FJネクストは、首都圏を中心とした不動産を取り扱う不動産投資会社です。
ガーラマンションシリーズを前面に押し出し、好立地で資産価値が落ちにくい物件を多数保有しています。
入居率は99%(2023年5月時点)と非常に高く、この点でも信頼性が高く信用がおけることがわかります。
FJネクストは東証プライムの上場企業なため市場でも評価が高く、信頼のおける不動産投資会社のひとつです。
(7)プロパティエージェント
プロパティエージェントは、東京都心エリア、川崎、横浜に展開する不動産投資会社です。
場所の選定から始まり、土地購入、物件開発、管理まで一気通貫した新築物件の取り扱いを行う点が特徴です。
企画開発に深く関与する中で蓄積された経験豊富なノウハウを活かし、物件の販売後もしっかりとしたアフターフォローを提供しているため、安心して不動産投資を行える点がメリットです。
マンション一棟をまるごと物件として取り扱うため、個別に居室を販売、賃貸する場合に比べて事業計画がしっかりしている点も特徴です。
(8)RENOSY
RENOSY(リノシー)は、株式会社GAテクノロジーズが運営する不動産投資サービスです。
東京23区、川崎市、横浜市といった関東圏内や大阪、神戸、京都といった関西圏内に至るまで、幅広い対応エリアの不動産を取り扱っています。
特徴はコンパクトな中古マンションの取り扱いが多い点で、管理プランが選択できるため管理の手間が省け、自分に最適な方法での資産運用が可能です。
また、RENOSYは収益性の高い物件を売主として取り扱っているため、手付金がリーズナブルです。
収益性の高い物件であれば諸費用まで含めた有利なローンが組みやすくなることから、「初期費用10万円からの不動産投資」を提供しています。
入居率は99.60%(2023年4月時点)の高い数値を保ち、空室期間が長引くことによって家賃収入が得られないといったことは、よほどのことがない限り心配ないといえるでしょう。
東証グロースに上場しており、総合的な面で安心のできる不動産投資会社です。
(9)アセットジャパン
アセットジャパンは東京都心部、大阪といった大都市圏の人気エリアにある物件を中心に取り扱っています。
特徴は相場賃料の90%の家賃保証をしている点で、家賃収入の大幅な下落を避けられるため毎月安定した収益を見込めます。
さらに、管理物件について無料カウンセリングを行っている点も特徴です。
入居率も高く、家賃保証も踏まえると安定的に収入を得たい人向けの不動産投資会社です。
(10)ランドネット
ランドネットは、全国主要都市を構成する18都市に事業を展開する不動産投資会社です。
その規模の大きさから安定性のある経営には定評があり、信頼性が高い点が特徴です。
その地域ごとに適正価格で取引を行っており、各種手数料が安い点も魅力のひとつです。
入居率は98%(2023年8月時点)で他の不動産投資会社に比べると若干見劣りするものの、築30年以上の地方中古物件を含めた数値であるため、物件は常に満室に近い状態であるといえます。
東証スタンダードに上場しているため、信頼感のおける不動産取引会社です。
(11)そのほかおすすめの不動産投資会社
ここまでに紹介した10社以外にも、おすすめの不動産投資会社は多数あります。
- ✅駅から徒歩10分、都心から近く、地価が高い「3チカ」の不動産開発に特化:「グローバルリンクマネージメント(GLOBAL LINK MANAGEMENT)」
- ✅東京・神奈川を中心に駅徒歩7分の高級マンションブランドを展開:「シーラ(SYLA)」
- ✅アメリカ不動産の分野で年間取引高や年間取引件数などでNo.1の実績を誇る:「オープンハウス」
- ✅単身者向けデザイナーズマンション投資を得意とする:「シノケンハーモニー」
- ✅シノケングループのアパート経営部門を担う:「シノケンプロデュース」
- ✅富裕層がターゲット、千葉・埼玉・栃木・群馬など東京近郊を幅広く取り扱う:「武蔵コーポレーション」
- ✅配当に上限がない1万円からの不動産投資型クラウドファンディングで圧倒的な人気:「コヅチ(COZUCHI)」
- ✅社会貢献につながるファンド組成が特徴的、スマホで気軽にできる不動産投資クラウドファンディング:「クリアル(CREAL)」
各社で特徴や得意とする物件タイプが異なりますので、それぞれが開催する無料セミナーや勉強会に参加するなどして、相談を受けてみてください。
信頼できる不動産投資会社の選び方
不動産投資会社を選ぶ際には、信頼がおけるかどうかが非常に重要です。
不動産投資は短期間で結果が出る投資ではありません。運用期間には一定の年数が必要となるため、信頼できる不動産投資会社を選ばなければ長期間にわたり後悔する可能性もあります。
信頼性が高いかどうか判断するためのチェックポイントは、具体的には次のような7つのポイントです。
- 会社規模、所在地
- 会社の売り上げが伸びている
- 講師、セミナーの内容が魅力的である
- 経験豊富、信頼できる担当者がいる
- 不動産購入後のフォローがきちんとしている
- 投資目的に合った物件が提案されている
- 不動産投資のリスクにつちてきちんと説明してくれる
それぞれのポイントについて解説します。
(1)会社規模、所在地
不動産投資会社を選ぶときにまずチェックするのは、会社の規模です。
会社の規模を判断する基準の1つとして、「上場企業であるかどうか」があります。
上場している企業は、法令順遵守体制がしっかりしており、経営を監視する立場の株主が存在します。
そのため、上場企業は非上場の企業と比較して、不祥事を起こす可能性が低く経営が安定しているといえるでしょう。
会社の規模を確認するわかりやすい指標となるのは、資本金や社員数です。
資本金は会社の体力のようなもので、会社の安定性や物件調達力につながります。
また、社員数が多いほど、サービスの質を高めることを大切にしている可能性が高いといえるでしょう。
これらの情報は、上場企業が公表しているIR情報で簡単に確認できます。
くわえて、不動産投資会社の所在地も確認すべきポイントです。
不動産投資会社は、会社の所在地エリアを中心に物件の仕入れや開発を行います。
利便性が高く人口が増えている地域にある不動産会社であれば、収益性の高い物件を豊富に取り扱っていると考えられるでしょう。
(2)会社の売り上げが伸びている
不動産投資会社の売り上げは、選ぶときの重要な判断基準になります。
現状で売上が低迷傾向な不動産会社であれば、長きにわたる不動産投資のパートナーとしては心許ないかもしれません。
売上が伸びているだけでなく、業歴の長さや過去の実績の豊富さにも注目しましょう。
業歴が長く実績が豊富な会社ほど、投資家オーナーからの信頼が厚く、不動産運用のノウハウが蓄積されているといえます。そのぶん、失敗の少ない不動産投資がしやすくなるでしょう。
実績は、過去の入居率や管理戸数、投資家のリピート率、成功事例などの指標から判断できます。
(3)講師、セミナーの内容は魅力的である
不動産投資会社が開催するセミナーの内容や講師にも注目しましょう。
多くの不動産投資会社は無料のセミナーや個別相談会を、オンラインや対面で定期的に開催しています。
その目的は、不動産投資家に投資対象として取り扱っている物件の魅力を理解してもらうためです。
したがって、不動産投資会社の無料セミナーに参加すると、その会社が売り込みたい物件タイプを詳しく理解できます。
たとえば、マンションかアパートか一戸建てか、新築か中古か、自社ブランドがあるのかなど、不動産会社によって得意ジャンルが異なります。
自分がどんな不動産投資をしたいのかを検討し、1社だけでなく複数社の無料セミナーに参加しましょう。
セミナー内容や講師の印象に魅力を感じるかどうかを比較検討したうえで、不動産投資会社を絞る必要があります。
ただし、セミナーや無料相談会のなかには、市場には出回っていない非公開物件を紹介される場合もあります。
非公開物件の良し悪しをその場で冷静に判断するのは難しいため、投資初心者の方はとくに、即契約してしまわないように注意しましょう。
(4)経験豊富、信頼できる担当者がいる
信頼できる不動産投資会社を選ぶには、信頼できる営業担当者がどうかを見極めることが大切です。
その会社の規模や実績が申し分ないものであっても、担当者の実績や信頼性が低いと、満足のいく提案やアドバイスが受けられません。
信頼できる担当者かどうかを判断するためには、以下のようなポイントを意識してみましょう。
- ✅専門用語を使わずにわかりやすく説明しているか
- ✅提案内容が顧客の要望に沿ったものであるか
- ✅都合のよい部分だけでなくデメリットやリスクも伝えているか
- ✅レスポンスが迅速か
経験が豊富で相性の良い担当者であれば、不動産投資を成功に導く心強いパートナーとなり得ます。
担当者を見定めるには、他社とも個別面談の機会を設けて比較する必要があります。
また、インターネット上で不動産投資会社の評判を集めるのも効果的です。
公式ホームページだけでなく、口コミサイトや代表者のインタビュー記事など、幅広く公平な情報を入手できるように努めましょう。
(5)不動産購入後のフォローがきちんとしている
不動産投資会社を選ぶときには、物件購入後のアフターフォローもチェックポイントの1つです。
不動産投資は、物件の購入がゴールではありません。購入してから売却するまでの賃貸経営が不動産投資のメインです。
本業が忙しい会社員の方が大家さんの管理業務を行うのは困難なため、不動産投資会社を選ぶ際には賃貸管理のサポート体制にこそ注目しなければなりません。
賃貸管理には、入居者募集や家賃回収、建物管理などが含まれます。
さらには、入居者からのクレーム対応や建物の修繕、定期的なメンテナンス、売却時のサポートなど、サービス内容は不動産投資会社によってさまざまです。
不動産投資会社のなかには、物件の販売のみをおこなう会社もあります。
しかし、購入から賃貸管理、売却までを一貫して委託できる不動産投資会社を選んだほうが、物件の購入時にも将来の収益や売却を見据えた提案をしてもらえるメリットもあります。
管理手数料や成約手数料、管理戸数の実績、入居率などの項目をチェックして、自分に合ったアフターフォローが受けられるかを慎重に判断しましょう。
(6)投資目的に合った物件を提案されている
自身の投資目的と合致している収益物件を提案しているかどうかも、不動産投資会社を選ぶ判断基準になります。
一口に不動産投資といっても、投資家それぞれに投資目的や資産状況が異なります。
将来的には賃貸経営を拡大していきたいのか、土地活用による相続税の節税対策がしたいのかなど、目的が違えば選ぶべき物件も変わるでしょう。
また、自己資金の金額によって融資可能な金額やリスク許容度が異なり、無理のない返済金額や資金計画は変わってくるはずです。
自社の利益や自身の成績を優先している営業担当者であれば、どのような顧客に対しても似たような提案をしている恐れがあります。
自身が不動産投資をする目的や理由、資産状況などをしっかり伝えたうえで、提案してもらったプランが自分に適切なものなのか丁寧に見極めることが大切です。
複数の会社と個別面談を行い、時間をかけて提案内容を徹底比較してみましょう。
(7)不動産投資のリスクの説明もきちんとしている
不動産会社の信頼性を判断するには、不動産投資につきものであるリスクについて誠実に説明しているかを確認しましょう。
不動産投資にはメリットがある反面、デメリットや損失を被るリスクも持ち合わせています。
メリットや魅力をアピールするのと同じように、デメリットや危険性についても隠さずに伝えてくれる不動産会社は信頼できるといえるでしょう。
たとえば、建物が経年劣化したとき、空室が出たとき、家賃滞納などの入居者トラブル時など、賃貸経営で起こる得る問題やリスクは多数あります。
ほかにも、物件の立地条件や周辺環境、建物の構造や劣化状況など、物件購入時にもデメリットが潜んでいる可能性もあります。
リスクやデメリット、それに対する対処法まで伝えてくれる不動産会社であれば、信頼度が増すでしょう。
自らで問題点や不安要素を洗い出して担当者に質問し、その回答が説得力のあるものであるか確認するのも有効な方法です。
悪質な不動産会社の見分け方
反対に、悪質な不動産会社の特徴も把握しておくと、適切な不動産会社選びに役立ちます。以下の特徴に当てはまる会社は、避けるべき悪質な不動産会社といえるかもしれません。
- ✅勧誘が過剰にしつこい
- ✅デメリットやリスクを隠す
- ✅賃貸管理を請け負っておらず売買・仲介のみに特化している
セミナーや無料相談後に、営業電話やダイレクトメールなどのセールスを受ける場合もあります。
今後の営業は不要であると伝えているのにもかかわらず、しつこく勧誘してくるようであれば、その業者は顧客よりも自社の利益を優先していると判断できるでしょう。
あるいは、自分の売上目標の達成に重点をおき顧客目線を大切にできていない営業マンといえます。
物件の都合の良い部分ばかりをPRして過剰な勧誘をしてくる不動産会社とは、距離を置くほうが懸命かもしれません。
同様に、デメリットやリスクの部分を説明しない、こちらが質問しても納得できるような回答がない不動産会社も悪質とみなしたほうがよいでしょう。
そのような会社は、顧客の信頼や満足を得ることよりも、自分たちの利益を重視して「売ること」が第一優先となっていると考えられます。
また、とくに不動産投資の経験の浅い方であれば、売買・仲介のみに特化している不動産会社は避けるべきでしょう。
物件を販売するだけの不動産投資会社は、賃貸管理を外部の管理会社に委託することになります。
物件の販売時に賃貸経営での収益やコスト、リスクまでを考慮しない恐れがあり、いわば「売りっぱなし」になってしまいがちです。
物件の販売から賃貸管理、売却のタイミングまでトータルでサポートしてくれる会社であれば、顧客の利益が自社の利益へとつながります。
そのため、物件販売の段階から、より親身で的確な提案をしてくれる可能性が高いでしょう。
不動産投資で成功するコツ
不動産投資で成功するためにはいくつかのコツがあります。
具体的には次のような6つのコツです。
- 不動産投資の基礎知識を勉強する
- 複数社に相談する
- 不動産投資のリスクを理解し回避策を立てる
- 自己資金を用意する
- 投資目的を明確にする
- FPなどにセカンドオピニオンを求める
それぞれのコツについて詳しく解説します。
(1)不動産投資の基礎知識を勉強する
不動産投資を行う前に、まずは基礎知識について勉強しましょう。
たとえば、不動産投資による利益は、インカムゲインとして毎月の家賃収入、キャピタルゲインとして物件の売却益の2種類に分けられます。
また、賃貸物件の所有によって相続税、賃貸経営の経費計上によって住民税・所得税というように、複数の税金の節税効果にも期待ができます。
一口に利回りといっても、経費や修繕費などが考慮されていない表面利回りなのか、実質利回りなのか、これらの違いを知らなければ判断しづらいでしょう。
このように、不動産投資にまつわる基本的知識は事前に理解しておくことが大切です。
毎月のキャッシュフローの計算や確定申告についても抑えておくべきでしょう。
具体的には、書籍を購入して勉強する方法、インターネットで情報収集する方法、セミナーに参加する方法などがあります。
書籍やインターネットでおおまかな知識を入れたあと、不動産投資会社が開催する初心者向けの無料セミナーによって実例を学ぶと、スムーズに理解しやすいでしょう。
不動産投資の勉強について詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
(2)複数社に相談をする
不動産投資を行う場合、複数社の事業内容を比較し相談することがポイントです。
魅力的な不動産物件を探し当てたとしても、さらに好条件の物件を取り扱う不動産投資会社があるかもしれません。
もっともよい方法は複数の物件に投資をすることですが、不動産は投資金額が高く実行するのは難しいといえます。
そのため、複数社に対して相談をもちかけ、あなたにとって最適な投資物件があるのかどうか見極めましょう。
もし、複数社に連絡を取りにくいと感じた場合は無料資料請求をするのもひとつの手です。
積極的にメールを送るなどして普段から情報収集を行いましょう。
(3)不動産投資のリスクを理解し回避策を立てる
不動産投資は投資額が大きくなるため、一般的には銀行で高額の不動産投資ローンを組み借金を背負うことになる投資方法です。
不動産価格や金利は、その時々の経済状況や不動産市場、不動産業界の動向などによって変動し、大きな損害を受ける可能性もあり得ます。
そのため、不動産投資には常にリスクがつきまとうものであることを理解し、リスク回避策を立てておくことが重要です。
例えば、金利変動リスクに対しては借入金の繰り上げ返済を進めたり、ローン返済額を見直したりの対策を取ります。
自然災害リスクに対しては地震保険や火災保険への加入、家賃滞納については家賃補償会社への加入など、さまざまな回避策があります。
家賃滞納に関しては、保証プランを提供している不動産投資会社を選択するのもひとつの手です。
不動産投資のリスク、回避策について詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
なお、不動産投資の闇などについて下記動画でも解説しています。
業界人だからこそ知る情報を話していますので、ぜひチェックしてみてください。
(4)自己資金を用意する
不動産投資に限らず、投資は自己資金で行うことが重要です。
投資用物件の購入には、購入費用の全額を融資してもらう「フルローン」を使う方法もあります。
しかし、頭金なしでローンを組む場合、高い金利が設定される可能性が高いです。
そのため、ある程度の余裕資金を準備しておいたほうが効率的に投資できいざというときの備えとしても安心できます。
さらに、自己資金があることでローン審査に通過しやすくなり、追加投資も可能となります。貴重な機会を逃さず投資にチャレンジできるでしょう。
分散投資をすれば、資産運用がさらに安定的になります。常にある程度の元手資金を確保しておくよう意識しておきましょう。
不動産投資における自己資金については、下記記事を参照にしてみてください。
(5)投資目的を明確にする
不動産投資を行う際には、投資目的を明確にすることが重要です。
短期的な売買を目的とするのか、長期運用を通じて中長期的な視点で家賃収入をあげるのか、こうした目的を明確にしなければ不動産価格の下落時にあせって行動しかねないからです。
最悪の場合は投資資金が回収できなくなる恐れもあります。
しかし、投資目的が明確であれば判断を誤る確率が減り、元本割れといった損失を抱えにくくなります。
まず、投資をしてどのぐらいの利益を得たいのか、投資は短期的なのか、あるいは中長期的なのか、このような点を明確にしてから不動産投資を始めましょう。
(6)FPなどにセカンドオピニオンを求める
不動産投資といった投資全般に関しては、FPなど金融商品や資産形成などに詳しく投資経験のある人からセカンドオピニオンをもらうことをおすすめします。
プロの視点から客観的なアドバイスを得られ、判断を誤ることが少なくなるからです。
現在の経済状況や市況に応じて、今後不動産の資産価値がどうなるのか、追加投資すべきなのか、投資をあきらめるのか、投資価値のある物件なのか、投資スタイルは適切なのか、こうした点について客観的な助言が得られます。
実際に弊社にあった不動産投資の事例を公開していますので、ぜひチェックしてみてください。
不動産投資によくある質問
ここでは、不動産投資によくある質問について解説します。
(1)不動産投資はやめとけと言われる理由は?
「不動産投資はやめとけ」といった意見がよく聞かれます。
このような意見の多くは、過去に不動産投資で失敗した人のものです。
そのほかにも1990年代のバブル経済のイメージを引きずり、「不動産投資はうまくいくはずがない」という思い込みから発生している意見もあります。
一方で、日本経済の先行き不透明感から地価の上昇が望めないといった意見もあります。
たしかに景気の先行き不透明感から不動産には手を出すべきではないかもしれません。
しかし、短期的な売買目的ではなく中長期的な視点から適切な物件を選べば不動産投資でコンスタントに利益を得られる可能性は高くなります。
「不動産投資はやめとけ」と言われている理由について詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
(2)自己資金ゼロ円でも不動産投資できるのはホント?
本当です。
ただし、一定期間オーバーローンとなり、資金ショートしやすいことからかなりのリスクが伴います。
自己資金が少ないことによるリスクは高いことから、自己資金0円で不動産投資を始めるときにはよく考えてから実施しましょう。
不動産投資の初期費用について詳しく知りたい方は、下記記事を参照にしてみてください。
(3)初心者は何から始めたらいい?
不動産投資の始め方として、まずは自己資金を用意しましょう。
自己資金の目安は物件の2~3割程度です。
例えば、1,000万円の物件に投資したいのであれば、少なくとも200~300万円程度は必要です。
その後は、不動産投資に関する情報収集したり、実際に物件情報を調べたり、不動産投資会社と話をしたりなどの流れになります。
中立的な立場であるFPに相談する
不動産投資を始める場合、中立的な立場であるFPに相談することは重要です。
第3者の視点から次のようなアドバイスが得られます。
- ✅現在投資を実現できる資産状況にあるのか
- ✅投資できるのであればどれだけの投資ができるのか
- ✅投資内容に問題はないか
- ✅運用プランは確実なものといえるか
- ✅運用方法に間違いはないか
FPはプロフェッショナルの視点から、専門的な知識にもとづき適切なアドバイスをさせて頂きます。
自分だけで判断した場合、客観性を欠き、判断が正しいのか間違っているのかもよくわからなくなります。
そのため、投資について総合的な知識と経験を持つFPに相談をするのは非常に重要です。
弊社は累計2万件以上の不動産の相談実績があり、不動産投資のセカンドオピニオンとしてご相談にいらっしゃる方も多いです。
少しでも不安がある方はぜひ弊社のFPへ相談してみてください。
まとめ
ここまで、おすすめの不動産投資会社10選をランキング形式に紹介し、不動産投資に必要な信頼性、不動産投資を成功させるためのコツについても解説しました。
昨今の経済状況から不動産投資に否定的な意見があるものの、適切な物件選びと正しいやり方を守れば不動産投資は成功する確率が上がります。
令和になり、人口減少はますます加速しています。
こうした背景により、将来の年金がもらえるのかといったお金に関する不安は年々増えるいっぽうです。
老後資金の蓄えとして、実際に不動産投資を行うことは今後ますます重要になるでしょう。
著者
- AFP、宅地建物取引士、DCプランナー、証券外務員一種、二種、内部管理責任者、不動産賃貸経営管理士、住宅ローンアドバイザー、日商簿記2級
☆「幻冬舎ゴールドオンライン」にて記事連載中☆
☆「NewsPicks」にて記事連載中☆
アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。
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