カードローンを利用するときに、できるだけ低金利で借りたいと思う人は多いでしょう。
しかし、どのカードローンを選ぶべきか悩む人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、カードローンの金利と計算方法や低金利のカードローンなどを解説します。
この記事を読めば、低金利のカードローンについての理解が深まるでしょう。
低金利のカードローンを探している人は、ぜひ参考にしてください。

低金利カードローン比較4選|借り換えにもおすすめ
生活費や趣味のために複数回借り入れる可能性がある人には、カードローンがおすすめです。
しかし、カードローンは種類が多く、どれを選べば良いのかわからない人もいるでしょう。
そこで、借り換えにおすすめの低金利カードローンをランキング形式で紹介します。
なかなか借入先が決まらない人は、ぜひチェックしてみてください。
アコム
アコムのカードローンは、24時間365日、全国のアコムATMや提携ATMで借入・返済できる利便性が魅力です。
初めてアコムを利用する人は、「30日間金利0円サービス」で契約日から30日間無利息で利用できるメリットもあります。
使いやすいカードローンを希望する人、短期間で返済できる人におすすめです。
金利(実質年率) | 3.0~18.0% |
借入可能額 | 1万~800万円 |
申込条件 | ・20歳~69歳まで ・安定収入と返済能力を有し、アコムの基準を満たすこと |
アコムのカードローンは契約日から30日間無利息で利用できるので、ぜひ下記より申し込んでみてください。
プロミス
急ぎで借入したい人は、プロミスに申し込んでみてはいかがでしょうか。
「お借入シミュレーション」を利用すれば、最短3秒で借入可能かどうかが確認できます。
アプリローンを使えば、申し込みから借入まで、すべてWeb上で完結可能です。
上限金利が17.8%と、ほかの消費者金融のカードローンよりもやや低いというメリットもあります。
金利(実質年率) | 4.5~17.8% |
借入可能額 | 500万円まで |
申込条件 | ・18歳以上74歳以下※ ・本人に安定収入があること |
※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。 ※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
プロミスは最短3秒で借入可能かどうかが確認できるので、ぜひ下記より申し込んでみてください。

SMBCモビット
SMBCモビットは、借入可能額が最高800万円と高く、金利が3.0%~に設定されているのが魅力のカードローンです。
また、返済額の利息分200円につきTポイントが1ポイント貯まるため、実質金利を下げられるメリットがあります。貯まったTポイントは、1ポイント = 1円として返済に充当可能です。
金利(実質年率) | 3.0~18.0% |
借入可能額 | 1万~800万円 |
申込条件 | ・20歳以上74歳以下 ・安定した定期収入があること※収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
SMBCモビットは利息分200円につきTポイントが1ポイント貯まるので、ぜひ下記より申し込んでみてください。
レイクALSA
レイクALSAは新規申し込みで60日の無利息期間がつくため、実質金利を下げることが可能です。
さらに、初めての借入では、借入額のうち5万円分の利息が180日間0円になります。21時までにWeb申し込みをすれば最短60分で契約完了、当日振込もできるので、急ぎの人にもぴったりです。
金利(実質年率) | 4.5~18.0% |
借入可能額 | 1万~500万円 |
申込条件 | ・満20~70歳 ・日本国内居住、または日本の永住権を取得している |
レイクALSAは新規申し込みで60日の無利息期間がつくので、ぜひ下記より申し込んでみてください。
低金利銀行カードローンランキング5選
50万円・100万円などまとめて借りるのに便利なローンを探しているなら、以下の5種類がおすすめです。
名称 | 金利 |
---|---|
楽天銀行カードローン | 1.9~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 1.5~14.0% |
じぶん銀行 | 1.48~17.5% |
三井住友銀行フリーローン | 年5.975% |
横浜銀行フリーローン | 1.5~14.6% |
銀行のローンは審査にやや時間がかかりますが、低金利で借入可能額が高い傾向にあります。
急ぎで借り入れる必要がないのであれば、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
楽天銀行カードローン
楽天ユーザーなら、楽天銀行カードローンを利用してみてはいかがでしょうか。
金利が1.9~14.5%と低く、入会・利用で楽天ポイントが最大31,000ポイントもらえます。
さらに、楽天会員のランクによって審査の優遇があるのも魅力です。
金利(実質年率) | 1.9~14.5% |
借入可能額 | 800万円まで |
申込条件 | 以下の全ての条件を満たすこと ・満年齢20歳以上62歳以下(パート・アルバイト・専業主婦は60歳以下) ・日本国内居住、または永住権・特別永住権を取得している ・仕事をしていて毎月安定した定期収入を得ている ・楽天カード株式会社、またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けられる |
楽天銀行カードローンは入会・利用で楽天ポイントが最大31,000ポイントもらえるので、ぜひ下記より申し込んでみてください。
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行を利用している人は、みずほ銀行カードローンが便利でしょう。
手持ちのみずほ銀行のキャッシュカードを、そのままカードローン用カードとして利用できます。
みずほ銀行・イオン銀行の他行宛振込手数料が月3回まで無料になるのもメリットです。
金利(実質年率) | 1.5~14.0% |
借入可能額 | 10万円~800万円 |
申込条件 | 以下の全ての条件を満たすこと ・契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満 ・安定かつ継続した収入が見込める ・保証会社の保証を受けられる ・外国人の場合は永住許可を受けている |
みずほ銀行カードローンはキャッシュカードをカードローン用カードとして利用できるので、ぜひ下記より申し込んでみてください。

auじぶん銀行カードローン
auじぶん銀行カードローンは、借り換えにも使えるカードローンです。
申し込みはネットからで、明細書の郵送もないので、プライバシーを守りつつ利用できます。
au ID所有者は、借り換えコースの金利が最大年0.5%優遇されるので、au IDを作成してから申し込むのがおすすめです。
金利(実質年率) | 1.48~17.5% |
借入可能額 | 10万~800万円 |
申込条件 | 以下の全ての条件を満たすこと ・契約時の年齢が満20歳以上70歳未満 ・安定継続した収入がある ・保証会社のアコム(株)の保証を受けられる ・外国人の場合は永住許可を受けている |
auじぶん銀行カードローンはau ID所有者の金利が優遇されるので、ぜひ下記より申し込んでみてください。
三井住友銀行フリーローン
三井住友銀行フリーローンは、年5.975%という低金利で利用できるフリーローンです。
申し込み条件に年齢や年収などの指定があり、やや厳しいですが、低金利を求める人にはぴったりでしょう。
三井住友銀行の住宅ローン利用者なら、年3.0%の金利優遇が受けられます。
金利(実質年率) | 年5.975% |
借入可能額 | 10万~300万円 |
申込条件 | 以下の全ての条件を満たすこと ・申込時満20歳以上満65歳以下 ・前年度税込年収(個人事業主は所得金額)が200万円以上で、現在安定収入がある ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる ・契約時に来店(ローン契約機)できる ・日本国内在住 |
三井住友銀行フリーローンは年5.975%という低金利で利用できるので、ぜひ下記より申し込んでみてください。
横浜銀行フリーローン
横浜銀行フリーローンは、借入可能額が最高1,000万円と高額なのが特徴です。
金利も年1.5~14.6%と低いので、低金利を考えている人は利用を検討するとよいでしょう。
ただし、申し込めるのが神奈川県や東京都など、一部地域に居住・勤務している人に限られる点に注意が必要です。
金利(実質年率) | 1.5~14.6% |
借入可能額 | 10万~1,000万円 |
申込条件 | 以下の全ての条件を満たすこと ・契約時満20歳以上69歳以下 ・本人、または配偶者に安定した収入がある ・神奈川県内全地域、東京都内全地域、群馬県(前橋市・高崎市・桐生市)に居住または勤めている ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる ・横浜銀行、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の個人情報取り扱いに同意できる |
横浜銀行フリーローンは最高1,000万円に対応しているので、ぜひ下記より申し込んでみてください。
カードローンの金利とは?
カードローンの金利とは、お金を借りたときに発生する利息の割合を示すものです。
利息とは、お金を借りた際に支払う手数料、つまりお金を貸し付けた側の利益となるお金を指します。
金融機関はボランティアでお金を貸しているわけではないので、お金を借りたら相応の対価を支払わなければなりません。
利息額は、以下の式によって計算します。
- 利息額 = 借入残高 × 利率(年利) ÷ 365日 × 借入期間
仮に100万円を30日間、金利10%で借りた場合「100万円 × 10% ÷ 365日 × 30日 = 8,219円」の利息がかかります。
(小数点以下切り捨て)
利息は借入残高に対して発生するものなので、返済によって借入残高が減ると利息の金額も下がります。
カードローンとフリーローンの違い
お金の借入先を探しているときに、「カードローン」と「フリーローン」を見かけることがあるでしょう。
どちらも用途は自由ですが、以下のような違いがあります。
カードローン | フリーローン |
---|---|
・限度額の範囲内なら何度でも借入・返済が可能 ・金利が高め ・審査が初回の1回のみ | ・借入は1回のみ ・金利が低め ・もう1度借り入れたい場合は再審査を受ける必要がある |
使い勝手重視ならカードローン、金利の低さ重視ならフリーローンなど、目的に合わせて使い分けましょう。

銀行カードローンは消費者金融カードローンよりも低金利
銀行のカードローンやフリーローンは、消費者金融のカードローンと比較すると金利が低い傾向にあります。
銀行は消費者金融などの金融機関よりも資金調達力があり、経営も安定しているためです。
上記で紹介したカードローン・フリーローンを比較してみてください。
消費者金融のカードローンの多くは上限金利が18.0%程度なのに対し、銀行のローンは14.0%程度のものがほとんどです。
とにかく低金利重視というのであれば、銀行のローンを利用すると良いでしょう。
カードローンよりフリーローンの方が審査は甘い
カードローンと銀行フリーローンでは、銀行フリーローンのほうが審査が甘い傾向にあります。
カードローンは設定されている利用限度額の範囲内であれば、何度でも借入が可能です。
つまりお金を貸す側からすると、返済が滞るリスクが高いといえます。
対してフリーローンは、基本的に1度借りたら追加融資は受けられません。
もう1度借り入れたい場合は再度審査を受ける必要があるため、返済が滞るリスクがカードローンより低いのです。
そのため、フリーローンのほうが審査が易しくなります。

個人で超低金利ローンを利用する際の注意点
利息は元金の返済に上乗せして支払うものなので、低金利であるほど返済総額を安くできます。
そのため、「できるだけ低金利のローンを」と考える人も多いでしょう。
しかし、個人で低金利ローンを利用する際には、以下の2点に注意が必要です
- 上限金利を確認する
- 低金利であるほど審査が厳しくなる
これらのポイントを理解しておかないと「超低金利で借り入れるつもりが金利が高くなった」ということも起こり得ます。
カードローンやフリーローンに申し込む前に、しっかり確認してみてください。
上限金利を確認する
個人で低金利のカードローンやフリーローンを利用するときには、上限金利を確認しましょう。
多くの低金利ローンでは、金利が「年3.0~18.0%」のように記載されています。
なぜこのように幅を持たせて書かれているのかというと、利用限度額によって金利が変わるためです。
仮に、金利が年3.0~18.0%、借入可能額が10万~500万円のカードローンがあるとしましょう。
この場合、利用限度額が500万円に設定されたら3.0%の金利になりますが、10万円だと18.0%の金利になります。
つまり、利用限度額が高いほど金利は低くなるのです。
といっても、利用限度額は審査の結果に応じて決まるため、申込者が自分で指定することはできません。
最高額で利用限度額が設定されることは少ないので、借入先を決めるときには上限金利を比較することが大切です。
低金利であるほど審査が厳しくなる
銀行のカードローン・フリーローンなど、低金利のローンは審査が厳しくなる点にも注意が必要です。
金利が高いと金融機関が得る利益が多いため、万が一利用者が返済不能に陥っても、利益によってある程度相殺できます。
対して、金利が低いと金融機関が得る利益が少ないので、利用者が返済不能に陥った場合に利益で相殺しづらくなるのです。
つまり低金利のローンは金融機関にとってリスクが高いため、利用者をより厳しく調査します。
低金利のローンは年齢や勤続年数など、申込条件も細かく設定されていることがあるので、申し込み前によく確認しましょう。
カードローンの金利を下げるコツ
できるだけ低金利で借入するには、上限金利が低いカードローンを選ぶことが大切です。
しかし、低金利のカードローンの申込条件を満たせないなどで、なかなか良いカードローンが見つからないこともあるかもしれません。
そんなときは、以下の3つの方法を試してみるとよいでしょう。
- 限度額を増額申請する
- 一定期間の無利息サービスで実質金利を下げる
- 複数の借入を一つにまとめる
すでにカードローンを利用している人でも実践できる方法もあります。
下記にてくわしく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
限度額を増額申請する
利用中のカードローンの金利を下げたいときにおすすめなのが、利用限度額の増額申請です。
前述のとおり、カードローンの金利は利用限度額が高いほど低く設定されます。
利用限度額を増額すれば、その金額に応じて金利が再設定されるので、金利を下げることが可能です。
ただし、利用限度額の増額申請を行うと、これまでの返済実績や現在の年収などを調査されます。
滞納せずに返済を続けている、年収が大幅に上がったなどの実績がないと、増額申請が通らない可能性が高いので注意しましょう。
一定期間の無利息サービスで実質金利を下げる
一定期間無利息サービスで実質金利を下げるという方法もあります。
一定期間無利息サービスとは、期間内であれば元金を返済するだけで良く、利息を支払う必要がないというものです。
期間限定とはいえ利息0円で借入できるため、以降の金利が多少高くても、実質金利を下げられる可能性があります。
無利息期間の有無や、日数はカードローンによって異なるので、申し込み前に調べてみましょう。
なお、返済が長期化すると無利息期間の恩恵がなくなるので、短期で返済できる人に向いています。
複数の借り入れを一つにまとめる
複数のカードローンを借入を合計すると100万円を超える場合は、それを一つにまとめることでも金利を下げられます。
借入の合計額が100万円を超える場合は、利息制限法によって金利が原則15%以下になるためです。
A社で30万円、B社で30万円、C社で50万円をそれぞれ金利18%で借りているとしましょう。
これを一本化できれば110万円になるので、金利が15%以下に引き下げられます。
返済先が1ヵ所になるので、返済管理もしやすくなるでしょう。
低金利のカードローンで返済総額を抑えよう
カードローンを利用するときは、できるだけ低金利のものを選ぶと返済総額が安く済みます。
カードローンによって金利が異なるため、各金融機関の金利を比較してみましょう。
金利を比較する際に下限金利を見てしまうと、思ったより金利が高くなる可能性があります。
ゆとりを持った返済計画を立てるためにも、上限金利を見ることが重要です。
なかなか借入先が決まらないときは、ぜひ今回の記事で紹介したカードローン・フリーローンから選んでみてください。