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【2024年最新】住宅ローンのおすすめ人気ランキング!変動金利・固定金利・フラット35を徹底比較!

住宅ローンおすすめ

新たなライフステージを一歩を踏み出すために、住宅ローンを借りて住宅を購入しようと思う方も多いのではないでしょうか。

住宅を購入する際に、数千万もの大金を一括で支払うことは難しいため、住宅ローンを利用する方が多数です。

住宅ローンを提供している金融機関も多く「どこで住宅ローンを借りたらいいのか」と悩んでしまいますよね。

今回は、おすすめの住宅ローンと選び方、借りるときに知っておいたほうが良いことを解説します。

この記事で分かること
  • 変動金利のおすすめ住宅ローン
  • 固定金利のおすすめ住宅ローン
  • フラット35のおすすめ住宅ローン
  • 住宅ローンの選び方

安心して住宅ローンを借りたいなら「みずほ銀行」が最もおすすめです。

メガバンクの住宅ローンには高金利の商品が多い中みずほ銀行にはネット銀行と同じくらい低金利の商品が用意されています。

また、AI事前診断のおかげで申込から借入までの手続きが非常にスムーズ。

専門スタッフに電話やメールができる万全のサポート体制もそろっています。

スクロールできます
ローン名みずほ銀行イオン銀行auじぶん銀行住信SBIネット銀行三菱UFJ銀行ソニー銀行
みずほ銀行イオン銀行auじぶん銀行住信SBIネット銀行三菱UFJ銀行ソニー銀行
変動金利0.375%0.380%0.219%0.298%0.345%0.397%
事務手数料借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)
一般団信無料無料無料無料無料無料
ワイド団信年+0.3%年+0.3%年+0.3%年+0.3%年+0.3%年+0.2%
おすすめ
レベル
申込公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
目次

住宅ローンのおすすめ人気ランキング

まずは住宅ローンの総合おすすめランキングをご紹介します。

特徴や金利などをもとに比較してみて下さい。

1位:みずほ銀行

事前審査AI診断で1分
本審査1週間から10日
サポート電話・店舗・オンライン
保証料無料
手数料借入金額×2.20%
繰上返済手数料インターネット無料

みずほ銀行の住宅ローンはAI事前診断で借入の可能性を調べられることが最大の特徴です。

何回でも診断を利用することができるので、物件を決めるときの目安確認にとても便利です。

また、がん団信の上乗せ金利が一般的には0.2%のところを0.1%で加入できることもお得なポイントです。

ライフイベントに応じて返済額を増減させれらることもメリットです。

2位:イオン銀行

事前審査3日から7日
本審査1~2週間
サポート電話・店舗・オンライン
保証料無料
手数料定額型:110,000円
定率型:借入金額×2.20%
繰上返済手数料無料

イオン銀行の住宅ローンはイオングループのお買い物が完済時まで毎日5%OFFになります。

全国のイオン銀行店舗では365日対面での面談が可能なので、平日が忙しい方でも安心です。

また、仲介手数料や登記費用なども住宅ローンに組み込むことができるので便利です。

がん保証付団信も通常の上乗せ金利が0.2%のところイオン銀行は0.1%と比較的安いです。

2位:三菱UFJ銀行

引用:三菱UFJ銀行
事前審査最短翌日
本審査要確認
サポート電話・店舗・オンライン
保証料無料
手数料借入金額×2.20%
繰上返済手数料インターネット無料

三菱UFJ銀行の住宅ローンは当初10固定金利が他の銀行と比べてもトップクラスに低いです。

日本国内で民間金融機関住宅ローンで取り扱い残高が16年連続1位であり、審査結果の満足度も非常に高いです。

また、ビックカメラやコジマで家電を購入した際の特典や、アート引越センターの引越特典など、三菱UFJ銀行が提携している様々なサービスも利用することができます。

審査から申し込みまでオンラインで完結することができます。

3位:りそな銀行

事前審査ネット
本審査郵送・来店
サポート店舗・オンライン
保証料不要
手数料借入金額×2.20%+55,000円
繰上返済手数料一部無料

りそな銀行の住宅ローンは16の所定状態に該当するだけで、住宅ローンの残高を0円することができる保障範囲の広い団信が利用可能です。

融資手数料型の変動金利や固定特約はネット銀行と同様の低金利で、大手銀行の中でもトップクラスです。

また、土日や祝日でも対面面談が可能で、チャットによる相談はいつでも可能です。

4位:住信SBIネット銀行

事前審査最短即日
本審査1~2週間
サポート電話・オンライン
保証料無料
手数料借入金額×2.20%
繰上返済手数料無料

住信SBIネット銀行の住宅ローンは40歳未満なら3大疾病50%保障が基本付帯となっています。

全疾病保証も無料付帯で、病気やケガで働けなくなったり、働けない期間が一定以上になると住宅ローン残高が0円になる場合もあります。

また、変動金利は大手ネット銀行の中でも特に低く、フラット35の保証型も通常より低金利です。

住信SBIネット銀行は口座へ自動で入金が可能なので、メインバンクを変更する必要もありません。

変動金利のおすすめ住宅ローン

それぞれの金利タイプ別におすすめの住宅ローンを3つに厳選してご紹介します。

まず初めに、変動金利型からみていきましょう!

りそな銀行変動金利全期間型

金利年0.370%(2023年07月適用金利)
手数料55,000円+融資手数料:借入金額×2.20%
保証料一部あり
審査最短2週間
来店不要

りそな銀行の住宅ローンは、表面金利は0.47%で比較的低いものの、保証料や事務手数料が高く、実質金利は0.607%となりました。

団信に三大疾病のためのオプションをつけるために金利が0.25%必要です。

内容自体は非常に手厚く、癌・急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上の入院か就業不可状態を認定された時点で、ローンの残高は0円になります。

審査は最短2週間で可能で、団信の保険内容と金利のバランスは非常に高評価です。

しかし、事務手数料の関係で実質金利がやや高めに出てしまうのが玉に瑕でしょうか。

じぶん銀行変動金利全期間引き下げプラン

金利年0.319%(2023年07月適用金利)
手数料借入金額×2.20%
保証料なし
審査最短1週間
来店不要

じぶん銀行の住宅ローンは、金利が低いことがポイントです。

実質金利にしても0.587%となっています。前の項目で紹介したりそな銀行よりも実質金利が低くなっていますね。

団信に三大疾病のオプションをつけるのに0.2%の金利が必要になります。

じぶん銀行を選ぶことのメリットは、無料団信の内容にあります。

金利の上乗せが無しで、「がんと診断された時点で50%の返済額をカバーする保障」がつきます。

三大疾病の保険適用条件は180日間の入院が必要になるなど、条件が厳しいので、オプションをつけない方がお得かも知れませんね。

団信のオプションをつけないとすると、短期間での返済を考えている方におすすめです!

三菱UFJ銀行変動金利毎月型ネット専用住宅ローン

金利年0.345%(2023年07月適用金利)
手数料借入金額×2.20%
保証料なし
審査最短翌日
来店不要

三菱UFJ銀行で住宅ローンの契約するメリットはすなわち「団体信用生命保険の評価」にあります。

その内容とは、「がん・脳卒中・急性心筋梗塞で入院した時点で保障適用になること」です。

実質金利は0.656%となっているため、他の2つと比べると割高になってしまいますね。

しかし、将来のリスクが心配な方は最高峰の団信が魅力の三菱UFJ銀行の住宅ローンを契約するようにしましょう。

固定金利のおすすめ住宅ローン

次に、変動金利よりも金利は高くなってしまいますが、金利が変動しないので将来の返済プランが組みやすい固定金利でおすすめの住宅ローンをご紹介します!

イオン銀行当初10年固定特別金利プラン

金利年1.210%
手数料借入金額×2.20%
保証料なし
審査2~3週間程度
来店不要

イオン銀行の10年固定金利タイプは、固定期間の金利は1.124%と高めに設定されていますが、固定期間終了後の金利が抑えられているため、全体的な返済金額を抑制することは可能です。

団信に関しては、0.3%の上乗せをすることで、三大疾病で60日以上の入院になることでローン免除となります。

固定期間選択型の金利タイプなので、固定期間終了後に金利は大きく上昇する場合は、全期間固定型の住宅ローンよりも合計支払額が多くなる可能性があります。

金利相場に注意をして、購入するようにしましょう。

ソニー銀行固定セレクト住宅ローン(10年)

金利年0.895%
手数料44,000円
保証料なし
審査1日~3日
来店不要

ソニー銀行の10年固定金利タイプの住宅ローンは、実質金利にも団信の内容にもメリットがある良商品です。

実質金利は1.098%なので、イオン銀行よりも低くなっていますね。

また、無料団信の内容として、がんと診断された時点でローンの残り50%を免除されるという保険が付くのが安心の理由になっていますね。

三大疾病オプションは、0.2%の追加金利で、がんと診断された場合や心筋梗塞・脳卒中で手術を受けた場合にローン残債が0円になるため、これも安心の保険内容となっています。

SBI新生銀行当初固定金利タイプ(10年)

金利年0.910%
手数料借入金額×2.20%
保証料なし
審査最短即日
来店不要

SBI新生銀行の10年固定金利タイプの住宅ローンは、総支払額でお得に返済を進めたい方におすすめのプランです。

表面金利は0.85%なので、高めに思いがちですが、実質金利は0.984%に抑えられています。

固定期間終了後の金利も1.1%とかなり低めに設定されているため、仮に固定期間終了後に金利が上昇したとしても、全期間固定型のローンとほぼ変わらず返済可能です。

しかし、団信の内容は薄く、一般的な死亡保険や重度の障害の場合はローン残債が免除されますが、病気になった時の保障は付いていないので、安心感を求める方には向いていないでしょう。

フラット35のおすすめ住宅ローン

最後に、団信に加入しなくても契約可能なフラット35の住宅ローンでおすすめのものをご紹介します!

住信SBIネット銀行フラット35(保証型)

金利年1.730%
手数料借入金額×2.20%
保証料なし
審査最短3営業日
来店不要

住信のSBIネット銀行のフラット35は、言わずもがな最高評価の低金利や団信内容が魅力となっています。安心とお得感をどちらも求める欲張りな方には、ぜひ検討していただきたいです。

実質金利は1.246%となっていて、主要なフラット35の住宅ローンと比較しても最も安いです。

もちろん、変動金利型には負けてしまいますが、将来の返済スケジュールを組みながら返済したい方にとっては、金利変動のリスクがないため、おすすめできます。

団信の保障内容として、がんと診断された瞬間にローン残債が0円になるオプションを金利0.24%でつけられるため、将来のリスクを軽減したい方はつけておくようにしましょう。

楽天銀行フラット35融資率9割以内(団信あり)

金利年1.730%
手数料借入金額✕1.10%
保証料なし
審査最短2週間
来店不要

楽天銀行のフラット35も圧倒的な低金利が魅力になっています。実質金利は1.277%です。

返済口座を他の銀行に設定できるのも楽天銀行を選ぶ魅力と言えるでしょう。

団信の内容も手厚く、三大疾病を住信SBI銀行と同様にカバーしているため、将来の不安を軽減して返済を進められる優良住宅ローンと言えます。

繰上返済手数料が無料になっているもの嬉しいポイントですね。

審査の速度がスピーディーなことも魅力の1つであり、最短12日で審査が完了するので、急な住宅ローン審査を必要とされた時に助かりますね。

ARUHIスーパーフラット9

金利年1.720%
手数料借入金額×2.20%
保証料なし
審査最短3営業日
来店不要

ARUHIスーパーフラットの魅力は、1.3%を切る低金利です。

そもそもARUHIは銀行ではなく、住宅ローンを専門に扱う会社のため、様々な住宅ローンが提供されています。

複数の住宅ローンから比較して選ぶことができるのはメリットの1つと言えるでしょう。

また、ARUHIでは、所定の基準を住宅が満たしていれば、さらに低い金利でローンの借り入れをすることが可能です。

特に、フラット35Sの対象となる物件であれば、0.9%代の金利でローンの契約をすることもできます。

デメリットを挙げるとするならば、団信の内容です。

脳卒中や急性心筋梗塞の際に180日以上の入院がなければ保険適用とされません。

その間は変わらずローンを支払い続けなければならないので、相当貯蓄がないと厳しくなってくるでしょう。

その点も考慮に入れた上で、低金利が魅力のARUHIをおすすめします!

住宅ローン選びの前に知るべきこと

住宅ローンを選ぶ前に知っておきたいことを整理していきましょう。

何も調べずに「有名な銀行だから安心だろう」と考えて選んでしまうと損をする可能性があるので要注意です。

以下の項目を解説していくので、それぞれ確認していきましょう。

住宅ローン選びの前に知るべきこと
  1. 表面金利と実質金利の違い
  2. 中古住宅はリフォーム一体型プランがお得
  3. 住宅ローン減税について
  4. 団体信用生命保険について

表面金利と実質金利の違い

住宅ローンを選ぶ時に、住宅ローンの提供会社を一つひとつ見比べていくのはさすがに手間がかかりすぎるため、WEBのまとめサイトを見て比較する方も多いでしょう。

そこでWEBサイト上の金利情報を頼りにして、「この銀行なら金利が安い!」と表面上の金利だけでローンの借入先を判断してしまう方がみられます。

住宅ローンの比較をする際はWEBサイト上の「表面上の金利」ではなく、必ず「実質金利」で考えるようにしましょう。

実質金利とは、保証料や手数料、団信の保険料などを総合して考えた金利のことです。

目先の金利は安い住宅ローンでも、手数料や保険料を全て込みで考えた時に、手数料が高すぎて実質的に損をしてしまうことがあります。

中には手数料の安さで勝負をしている住宅ローンもあるため、借入先は実質金利に着目をして選ぶようにしましょう。

中古住宅の購入時はリフォーム一体型プランがお得

もし、あなたが中古住宅を購入するときは、リフォーム一体型の住宅ローンを購入するようにしましょう。

世の中にはリフォーム専用の住宅ローンなどがあるため、あまり知られていませんが、リフォーム一体型の住宅ローンがあります。

中古住宅を購入する方はそのままリフォームもしてしまう方が多いため、どうせリフォームをするならば別々にローンを組むよりも、一体型のプランを選択した方がお得になっています。

リフォーム専用の住宅ローンだと、変動金利で5%などの高金利がかかることがありますが、リフォーム一体型にしてしまえば変動金利で1%を下回るようなプランもあるため、この知識は必ずおさえておくようにしましょう。

住宅ローン減税について

住宅ローン減税とは、年末の住宅ローンの残高の1%が10〜13年に渡って減税されるという仕組みです。

上限となる住宅ローン残高は4000万円で、最大40万の税金が毎年戻ってくるというかなりお得な制度ですね。

一般的には住宅ローンを借りた方は手持ちの資金に余裕がある時に、繰り上げ返済をすることで全体の総支払い額を減らそうとします。

しかし、この住宅ローン減税のことを考えると、住宅ローンの金利が1%を切る時は繰り上げ返済をしない方がお得な場合があります。

例えば、住宅ローンの金利が0.3%で、住宅ローン減税が1%であるとします。そのとき、差し引きの額を考えると、毎年0.6%の利子が住宅ローンのおかげでつくことになります。要するに、個人でマイナス金利が実現するのです。

そのため、住宅ローンの繰り上げ返済をするときは金利が1%を下回っていないかどうかを確認するようにしましょう。

団体信用生命保険について

団体信用生命保険とは、一般的に住宅ローンを借り入れる時に同時に加入しなければならない生命保険です。

住宅ローンは15年や20年などの長きに渡って返済を続けていきますが、もし借り入れ人にもしものことがあった場合に、残された家族が多額の借金を背負っていきていくことになってしまいます。

そのようなリスクを防ぐのが、団体信用生命保険で、もし万が一借り入れ人が死亡してしまった場合に、その生命保険金で残りのローンを相殺してくれる制度になります。

忘れがちなのが、団体信用生命保険は「重度の障害」「三大疾病(癌・脳卒中・急性心筋梗塞)」の場合にも適用されます。

もし事故などで借り入れ人が後遺症を背負ってしまった時に、この保険が適用されることで、残りのローンが免除されることがあります。

保険の内容はきちんと確認しておくようにしましょう。

住宅ローンの選び方

住宅ローンの選び方には、ポイントがあります。

以下の4つのポイントを基準に選ぶと、失敗することなく、自分に合った住宅ローンが選べます。

住宅ローンの選び方
  • 総返済額で比較する
  • 金利の種類で絞り込む
  • 信頼性から選ぶ
  • 利便性から選ぶ

それぞれのポイントについて、くわしくみていきましょう。

総返済額で比較する

住宅ローンは、商品やプランによって、総返済額が大きく異なります。

同じ家なのに、住宅ローンのプランによって総返済額が数十万~数百万円変わってしまうことも。

総返済額は、金利や返済期間、金利の種類などによって変わるため、じっくり比較して検討することをおすすめします。

返済総額少ない多い
金利低い高い
返済期間短い長い

総返済額を抑えるには、低い金利で、短期間で返済を終える必要があります。

ただし、金利が低くなるほど審査は厳しくなる傾向があります。

また、返済期間が短いと月々の返済額が高くなります。

現実的にその金額を毎月返済できるか、慎重にシミュレーションしなければなりません。

なお、金利を比較する際には実際の適用金利を基準に計算してください。

店頭金利(基準金利)から優遇金利を差し引いたものが適用金利となります。

なお、優遇金利には当初期間優遇タイプと全期間優遇タイプがありますので、どちらのタイプなのかも確認しておきましょう。

返済期間によっても、総返済額は大きく変わります。

短期間で完済するほうが支払う利息の金額が小さくなるため、総返済額が少なくなります。

とはいえ現実的でない返済計画を立ててしまうと、住宅ローン返済が家計を圧迫してしまい、生活が苦しくなってしまいます。

また、今は問題なくても、長期的にその金額を返していけるのか、といった視点も重要です。

今後の昇進や転職、子どもの教育など、総合的なライフプランを考え、家計の負担が重くなるタイミングでも支払える範囲の返済額を設定しておくことが重要です。

住宅ローンは繰り上げ返済や借り換えによって総返済額を減らすこともできます。

はじめは無理なく払える金額を想定した上で、返済期間も決めると良いでしょう。

返済方式による違いもあります。

返済方式とは「元利均等方式」「元金均等方式」といったもので、元金均等方式のほうが総返済額は少なくなります。

  • 元利均等方式:月々の返済額が一定で払いやすいのがメリットだが、はじめのうちは利息の割合が大きいのがデメリット
  • 元金均等方式:月々の元金の返済額が一定で、返済期間が短くできるのがメリット。
    はじめのうちは月々の返済額が大きく負担になりやすいのがデメリット。

なお、総返済額を考える上で、もうひとつ考えておきたいのが諸費用です。

諸費用とは、住宅を購入する際に、住宅ローン外でかかる費用を指します。

具体的には、事務手数料、保証料、団体信用生命保険の保険料などが、諸費用になります。

諸費用は、住宅の価格の5%~20%が目安となり、物件のタイプごとに目安が異なります。

  • 建売・マンション:5%程度
  • 中古住宅:10%程度
  • 注文住宅:10~20%程度

注文住宅では、設計費や地鎮祭費等もかかってくるので、諸費用も高くなる傾向があります。

諸費用も含め、総額でいくらかかるかをシミュレーションしておくと良いでしょう。

このように、総返済額は金利、返済期間、返済方式などの要素によって変わります。

また、諸費用が別途かかってくることについても注意が必要です。

総返済額が予想外に多くなってしまうのは避けたいものですが、無理な返済計画を立てることも、あとから家計が苦しくなってしまう要因となります。

それぞれの要素を確認しながらバランスの良いプランを比較した上で選びましょう。

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金利の種類で絞り込む

住宅ローンの金利には、2つの種類があります。

「固定金利」と「変動金利」です。

固定金利は、はじめに契約した金利でずっと返済していきます。

変動金利は定期的に金利の見直しがあり、金利が変わっていきます。

固定金利変動金利
金利が一定
変動金利より高めに設定されている
金利が変わらないので見通しがつく
金利が上昇していった場合はお得
金利が下降していった場合は損
金利が変動する(半年に1回などの頻度で見直しがされる)
金利が変動するので返済額が上がることもある
固定金利より低めに設定されている
金利が下降していった場合はお得
金利が上昇していった場合は損

このように、金利が上昇していった場合は固定金利のほうが有利ですし、金利が下降していく場合は変動金利のほうが有利ということになります。

しかし、どちらが最終的に有利になるかは誰にも予想ができないため、どちらがおすすめということはありません。

さまざまな条件でシミュレーションした上で、最終的には自分でどちらかを選ぶことになります。

なお、「固定期間選択型」や、「ミックスローン」という選択肢もあります。

固定期間選択型は、はじめに選んだ期間のあいだは金利が変わらないという商品です。

はじめに選んだ期間が経過した際には改めて、固定期間や変動型への変更などを選ぶことができます。

ミックスローンは、複数のローンを併用することです。

固定金利と変動金利を組み合わせたり、固定金利でも返済期間などを変えたプランを組み合わせたりできます。

組み合わせられる商品の種類は金融機関によって異なるので、興味がある方ははじめに確認しておきましょう。

将来の予測は誰にもできないので、金利の種類の選び方にも正解はありません。

しっかりとシミュレーションした上で、そのときの状況や将来の計画に合わせて、冷静に判断してください。

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信頼性から選ぶ

住宅ローンは、長ければ35年など、超長期にわたる契約です。

そのため金融機関は申込者の審査を慎重におこないます。

しかし、逆に申込者側も、金融機関を慎重に見極める必要があります。

信頼できる金融機関を選ぶことで安心感が得られ、将来のリスクを減らすことができます。

信頼性の高い金融機関というと、基準として使われるのが、格付けです。

金融機関の信用格付をおこなっている機関があり、そこの格付けを確認することで信頼性が、ある程度わかると言えます。

世界3大格付け会社としては、Moody’s・S&P・FITCHがあります。

日本では、R&I(格付投資情報センター)やJCR(日本格付研究所)があります。

こうした格付け会社の評価を確認したり、また、銀行の時価総額を見るのも良いでしょう。

時価総額をみれば、その金融機関の規模がわかります。

ただし、格付や時価総額だけではわからないことも多いのが実際のところです。

やはり、実際に相談をしながら、やりとりを通じて、信頼できるかどうかを見極めていく必要があるでしょう。

  • プランの説明が丁寧でわかりやすいか
  • ネガティブな情報も提供してくれるか
  • 返済計画の変更やトラブル発生時に柔軟な対応をしてくれる体制があるか
  • 質問に対して真摯に対応してくれるか

こうした要素を確認しておくことで、信頼できるかどうかの判断がしやすくなるでしょう。

相談時にしっかりと関係性を築いていくことは、こちらを信頼してもらうことにもつながるので、丁寧なやりとりを心がけることをおすすめします。

このように、住宅ローンを利用する際には、こちらを信頼してもらって審査を通してもらうことだけではなく、金融機関の信頼性にも注意することが大切です。

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利便性から選ぶ

住宅というのは大きな買い物です。人生でもっとも大きな買い物だと言われています。

そのため、住宅ローンの利便性についてもチェックしておくのがおすすめです。

では、住宅ローンの利便性とは、どのようにチェックすれば良いのでしょうか。

以下の要素をチェックすることで、利便性がわかります。

  • 手続きのプロセスがわかりやすくスムーズか
  • あとからの変更手続きも便利にできるシステムがあるか
  • 残高の確認などが簡単にできるか
  • カスタマーサポートが充実しているか
  • 相談したいときにすぐに相談できるか
  • 利用したい商品・プランがあるか

手軽さや便利さで言うと、ネット銀行が良いと思われる方も多いと思います。

ネット銀行ではほとんどの手続きがインターネットからできますし、残高の確認等もマイページからスムーズにできることが多いです。

インターネットからの手続きは時間を問わずいつでもできますし、移動中や寝る前など、いつでもどこでもできるのが魅力です。

そのため、時間や場所を問わず、自分のタイミングで手続きをしたい方にはネット銀行がおすすめです。

ただし、ネット銀行は店舗を持ちません。対面での相談窓口が無いことを、不便に思う方もいるのではないでしょうか。

手続きなども、自分でインターネットでするのが難しく、窓口で教えてもらいながら進めたいという方もいらっしゃるでしょう。

このように、窓口で、対面での対応を希望する方にとっては、むしろ、ネット銀行は不便です。

そういう方は、窓口があるメガバンクや地方銀行、信用金庫などのほうが利便性があると感じられるはずです。

商品やプランの選択肢についても、多いほうが良いとも限りません。

さまざまな選択肢があるほうが自分に合ったプランが見つかる可能性は高い一方で、迷ってなかなか決められないこともあります。

選択肢の多さだけでなく、魅力的に思えるプランが揃っているかを、じっくりと相談した上で見極めていくことも重要なポイントとなります。

このように、利便性といっても、人によって便利に感じるポイントは異なります。

住宅ローンを利用する上で、自分がどのような金融機関なら使いやすいのか、考えてみることが大切です。

インターネットで調べているだけでは分からないことも多いため、実際に相談してみるのがおすすめです。

どのような特典があるのかなども教えてもらいながら、自分に合っているかどうかを確かめると良いでしょう。

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住宅ローンに関するよくある質問

住宅ローンをいざ利用しようとすると、さまざまな疑問が浮かぶものです。

ここでは、住宅ローンを利用しようとしている人が疑問に思いやすい、よくある質問とその回答をまとめました。

住宅ローンの控除とは?

住宅ローン控除とは、マイホームを取得したり増改築をしたりする際に住宅ローンを利用している人が受けられる減税制度です。

入居後10年間、所得税・住民税から控除が受けられます。

控除される金額は、その年の年末の住宅ローン残高の1%です。

たとえば残高が3000万円なら30万円が減税されるということになります。

ただ、所得税・住民税の金額が小さい場合はその合計が限度額となります。

払うべき税額以上の金額がもらえる、という制度ではありません。

たとえば、所得税と住民税の合計が20万円で、住宅ローン控除の金額が30万円だとしても、差額の10万円がもらえる、という意味ではありませんので注意してください。

あくまでも、払うべき税額から控除されるという制度です。

とはいえ所得税や住民税が軽減されると金額的なインパクトは大きいので、必ず活用したいものです。

住宅ローン控除を利用するには、1年目の確定申告が必要です。

1年目に確定申告をすれば、2年目以降は年末調整で手続きが可能です。

1年目だけ少し手続きの負担がありますが、2年目以降は簡単な手続きのみで利用できます。

もちろん、個人事業主の方など年末調整がない方は、2年目以降も確定申告にて住宅ローン控除の手続きをおこないます。

住宅ローンの借り換えとは?

住宅ローンの借り換えとは、返済途中に別の住宅ローンを借りて、古いほうのローンを完済することを指します。

既存のローンよりも金利の安いローンに乗り換えることで、総返済額を圧縮でき、負担を軽くすることができます。

ただし諸費用も新たにかかるので、諸費用を含めてもトータルでお得になるか、確認が必要になります。

住宅ローンの借り換えを考える際には、以下の目安をクリアしているかを確認した上で検討してください。

  • 金利差が1%以上
  • ローン残高が500万円以上
  • 残り返済期間が10年以上

上記はあくまでも検討する際の目安なので、本当にお得になるかはシミュレーションして決めましょう。

また、借り換えを実行する前に、既存のローンの金融機関に相談して、金利を下げてもらえないかを交渉する方法もあります。

交渉の末に金利を下げてもらうことができれば、手間のかかる借り換えをしなくて済みます。

住宅ローンの完済は平均何年ですか?

住宅ローンの返済期間は、35年ローンなどで契約する人は多いですが、実際には繰り上げ返済等で、早くに完済する方が多いです。

住宅金融支援機構の「2020年度 住宅ローン貸出動向調査(https://www.jhf.go.jp/files/400354669.pdf)」によると、住宅ローン完済の平均年数は16年間です。

貸出期間の平均は27年なので、繰り上げ返済により早くに完済している人が多いということになります。

さらに詳しく見ると、以下の内訳になっています。

  • 10年以内に完済:16.4%
  • 10年超15年以内で完済:43.2%
  • 15年超20年以内で完済:18.5%
  • 20年超25年以内で完済:15.8%
  • 25年超30年以内で完済:5.5%
  • 30年超:0.7%

ただ注意したいのは、この平均年数には「借り換え」をしたケースも含まれるということです。

借り換えをする人は、新しい住宅ローンを契約した上で既存の住宅ローンを完済するので、ローンの返済自体は続いていくことになります。

とはいえ、借り換えをする人をのぞいても、繰り上げ返済をする人はかなり多いということがわかります。

また、繰り上げ返済をすることで、家計が苦しくなってしまっては本末転倒です。

たとえば金利1%の住宅ローンを繰り上げ返済したあとに金利2%の教育ローンを利用するなら、トータルでは支払額が多くなり損することになります。

事前にシミュレーションして、ゆとりを持って返済していくのが望ましいと言えるでしょう。

さらに、住宅ローン控除に関しても注意が必要です。

住宅ローン控除は購入から10年間受けられますが、「住宅ローン返済の残り期間が10年以上」という条件があります。

繰り上げ返済をしたことにより残り期間が10年未満になると、住宅ローン控除が受けられなくなるので注意してください。

住宅ローンは年収の何倍が目安ですか?

住宅ローンを借りられる金額の目安としては、「年収倍率」という数字があります。

これは購入する物件の金額が年収の何倍かという数字で、7倍~10倍が一般的です。

住宅金融支援機構の「2021年度 フラット35利用者調査(https://www.jhf.go.jp/files/400361622.pdf)」によると、実際には中古戸建で5.7倍、土地付注文住宅で7.5倍であることがわかっています。

  • 中古戸建 5.7倍
  • 中古マンション 5.8倍
  • 注文住宅 6.8倍
  • 建売住宅 7.0倍
  • マンション 7.2倍
  • 土地付注文住宅 7.5倍

たとえば年収500万円であれば、7倍だと3500万円、10倍なら5000万円というのが目安の金額になります。

また、住宅ローンの審査には「返済負担率(返済比率)」という考え方も使われます。

年収に対して、年間の返済額がいくらになるか、という数字です。

以下の計算式を使用します。

返済負担率(返済比率)(%)=年間返済額÷年収×100

返済負担率は30~35%までにおさめるべきだと言われています。年収の金額によっても変わってきます。

理想の返済負担率から逆算することで、いくら程度借りられるのか、目安を知ることができます。

たとえば年収500万円の方で、返済負担率を30%で計算すると、年間返済額は150万円となります。

借入期間が30年だとすると、4500万円になります。

ただし、これは利息分を含んだ金額という点に注意してください。

金融機関はこの返済負担率も計算した上で、負担が大きすぎないかを確認しています。

年間返済額がいくらまでなら返していけるのかを考えた上で、現実的に返していける金額や返済期間を決めていきましょう。

住宅ローンの事前審査に落ちる理由は?

住宅ローンの事前審査に落ちる理由は、以下の原因が考えられます。

  • 収入が低い
  • 勤続年数が短い
  • 個人信用情報(延滞歴、自己破産歴)に問題がある
  • ほかに借り入れが多い

こうした原因に心当たりがある場合は、それらの問題を一つずつクリアしていくことが重要です。

もしくは、マイホームの予算を下げてもう少し手頃な物件を探すなどの対応も考えられます。

原因がわからなくても事前審査に落ちることもあります。

事前審査は本審査の前におこなわれる簡易的な審査ですが、銀行によって基準は異なります。

そのため、不安がある方は複数の銀行に申し込んでも良いでしょう。

事前審査は何度申し込んでも良いので、一度落ちたからといって諦める必要はありません。

とはいえ過剰に申し込みを繰り返すと、そのことも信用情報の履歴として残るので、やりすぎには注意が必要です。

事前審査に複数申し込む前に、借入希望額に対して収入や個人信用情報に問題がないか、慎重に確認しておくことをおすすめします。

住宅ローンの本審査に落ちる理由は?

住宅ローンの本審査では、事前審査以上に詳しく、審査がおこなわれます。

なお、審査の基準としてはこうしたものがあります。

  • 収入
  • 借り手の健康状態・年齢
  • 個人信用情報
  • 税金等の滞納の有無
  • 物件の担保価値の評価

住宅ローンを利用するには収入も大切ですが、健康状態や年齢も重要です。

年齢は、高齢すぎたり若すぎたりすると借りられない場合があります。

また、個人信用情報とは「自己破産」のような重大なものだけでなく、意外なものが問題になることもあります。

実は多いのが、携帯料金の延滞です。コンビニ払いなどにしていて、ほんの数日遅れたというケースでも、個人信用情報の延滞として掲載されてしまいます。

住宅ローンを考えている人は、こうした支払い関係は銀行引き落としなどにして払い忘れがないよう徹底しておくことをおすすめします。

また、所得税や住民税、健康保険料、年金保険料の滞納も問題となりますので、こちらも滞り無く支払っておいてください。

さらに、物件側の問題にも注意してください。

物件の担保価値の評価や適法性は審査に影響を及ぼします。

具体的には、違法物件や既存不適格の物件で、たとえば建ぺい率や容積率がオーバーしていたり、接道義務違反の場合などがあります。

中古物件では、建築当時は適法だったけれど現在の法律の条件は満たしていないというケースもあります。

「再建築不可」の物件は審査に落ちることが多いと言えるでしょう。

また、事前審査のときより高い金額で申し込むと、事前審査からやり直しになってしまいます。

ほかにも、融資を受けるまでに別のローンを申し込んだ場合なども、条件が変わってしまうので、審査のやり直しが発生します。

住宅ローンの本審査を受ける際には事前審査と同じ金額・条件で申し込み、ほかのローンへの申し込みは控えておくことが重要です。

あなたの将来設計に適した住宅ローンを選ぼう

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