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【2023年】住宅ローンのおすすめ人気ランキング!厳選した9社を徹底比較

新たなライフステージを一歩を踏み出すために、住宅ローンを借り入れて住宅を購入しようと思う方も多いのではないでしょうか。

住宅を購入する際に、数千万もの大金を一括で支払うことは難しいため、住宅ローンを利用する方が多数だと思います。

住宅ローンを提供している金融機関も多く、「どこで住宅ローンを借りたらいいのか」と悩んでしまいますよね。

そこで今回は、住宅ローンを借り入れる金融機関の選び方や住宅ローンの借りるときに知っておいたほうがいいことを解説します。

また住宅ローン借入のおすすめ人気ランキングも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

目次

変動金利のおすすめ住宅ローン3選

それぞれの金利タイプ別におすすめの住宅ローンを3つに厳選してご紹介します。

まず初めに、変動金利型からみていきましょう!

りそな銀行変動金利全期間型

りそな銀行の住宅ローンは、表面金利は0.47%で比較的低いものの、保証料や事務手数料が高く、実質金利は0.607%となりました。

団信に三大疾病のためのオプションをつけるために金利が0.25%必要です。

内容自体は非常に手厚く、癌・急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上の入院か就業不可状態を認定された時点で、ローンの残高は0円になります。

審査は最短2週間で可能で、団信の保険内容と金利のバランスは非常に高評価です。

しかし、事務手数料の関係で実質金利がやや高めに出てしまうのが玉に瑕でしょうか。

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じぶん銀行変動金利全期間引き下げプラン

じぶん銀行の住宅ローンは、金利が低いことがポイントです。

実質金利にしても0.587%となっています。前の項目で紹介したりそな銀行よりも実質金利が低くなっていますね。

団信に三大疾病のオプションをつけるのに0.2%の金利が必要になります。

じぶん銀行を選ぶことのメリットは、無料団信の内容にあります。

金利の上乗せが無しで、「がんと診断された時点で50%の返済額をカバーする保障」がつきます。

三大疾病の保険適用条件は180日間の入院が必要になるなど、条件が厳しいので、オプションをつけない方がお得かも知れませんね。

団信のオプションをつけないとすると、短期間での返済を考えている方におすすめです!

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三菱UFJ銀行変動金利毎月型ネット専用住宅ローン

三菱UFJ銀行で住宅ローンの契約するメリットはすなわち「団体信用生命保険の評価」にあります。

その内容とは、「がん・脳卒中・急性心筋梗塞で入院した時点で保障適用になること」です。

実質金利は0.656%となっているため、他の2つと比べると割高になってしまいますね。

しかし、将来のリスクが心配な方は最高峰の団信が魅力の三菱UFJ銀行の住宅ローンを契約するようにしましょう。

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固定金利のおすすめ住宅ローン3選

次に、変動金利よりも金利は高くなってしまいますが、金利が変動しないので将来の返済プランが組みやすい固定金利でおすすめの住宅ローンをご紹介します!

イオン銀行当初10年固定特別金利プラン

イオン銀行の10年固定金利タイプは、固定期間の金利は1.124%と高めに設定されていますが、固定期間終了後の金利が抑えられているため、全体的な返済金額を抑制することは可能です。

団信に関しては、0.3%の上乗せをすることで、三大疾病で60日以上の入院になることでローン免除となります。

固定期間選択型の金利タイプなので、固定期間終了後に金利は大きく上昇する場合は、全期間固定型の住宅ローンよりも合計支払額が多くなる可能性があります。

金利相場に注意をして、購入するようにしましょう。

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ソニー銀行固定セレクト住宅ローン(10年)

ソニー銀行の10年固定金利タイプの住宅ローンは、実質金利にも団信の内容にもメリットがある良商品です。

実質金利は1.098%なので、イオン銀行よりも低くなっていますね。

また、無料団信の内容として、がんと診断された時点でローンの残り50%を免除されるという保険が付くのが安心の理由になっていますね。

三大疾病オプションは、0.2%の追加金利で、がんと診断された場合や心筋梗塞・脳卒中で手術を受けた場合にローン残債が0円になるため、これも安心の保険内容となっています。

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新生銀行当初固定金利タイプ(10年)

新生銀行の10年固定金利タイプの住宅ローンは、総支払額でお得に返済を進めたい方におすすめのプランです。

表面金利は0.85%なので、高めに思いがちですが、実質金利は0.984%に抑えられています。

固定期間終了後の金利も1.1%とかなり低めに設定されているため、仮に固定期間終了後に金利が上昇したとしても、全期間固定型のローンとほぼ変わらず返済可能です。

しかし、団信の内容は薄く、一般的な死亡保険や重度の障害の場合はローン残債が免除されますが、病気になった時の保障は付いていないので、安心感を求める方には向いていないでしょう。

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フラット35のおすすめ住宅ローン3選

最後に、団信に加入しなくても契約可能なフラット35の住宅ローンでおすすめのものをご紹介します!

住信SBIネット銀行フラット35(保証型)

住信のSBIネット銀行のフラット35は、言わずもがな最高評価の低金利や団信内容が魅力となっています。安心とお得感をどちらも求める欲張りな方には、ぜひ検討していただきたいです。

実質金利は1.246%となっていて、主要なフラット35の住宅ローンと比較しても最も安いです。もちろん、変動金利型には負けてしまいますが、将来の返済スケジュールを組みながら返済したい方にとっては、金利変動のリスクがないため、おすすめできます。

団信の保障内容として、がんと診断された瞬間にローン残債が0円になるオプションを金利0.24%でつけられるため、将来のリスクを軽減したい方はつけておくようにしましょう。

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楽天銀行フラット35融資率9割以内(団信あり)

楽天銀行のフラット35も圧倒的な低金利が魅力になっています。実質金利は1.277%です。返済口座を他の銀行に設定できるのも楽天銀行を選ぶ魅力と言えるでしょう。

団信の内容も手厚く、三大疾病を住信SBI銀行と同様にカバーしているため、将来の不安を軽減して返済を進められる優良住宅ローンと言えます。

繰上返済手数料が無料になっているもの嬉しいポイントですね。

審査の速度がスピーディーなことも魅力の1つであり、最短12日で審査が完了するので、急な住宅ローン審査を必要とされた時に助かりますね。

公式サイトで詳細を見たい方はこちらからご覧下さい。

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ARUHIスーパーフラット9

ARUHIスーパーフラットの魅力は、1.3%を切る低金利です。

そもそもARUHIは銀行ではなく、住宅ローンを専門に扱う会社のため、様々な住宅ローンが提供されています。

複数の住宅ローンから比較して選ぶことができるのはメリットの1つと言えるでしょう。

また、ARUHIでは、所定の基準を住宅が満たしていれば、さらに低い金利でローンの借り入れをすることが可能です。

特に、フラット35Sの対象となる物件であれば、0.9%代の金利でローンの契約をすることもできます。

デメリットを挙げるとするならば、団信の内容です。脳卒中や急性心筋梗塞の際に180日以上の入院がなければ保険適用とされません。

その間は変わらずローンを支払い続けなければならないので、相当貯蓄がないと厳しくなってくるでしょう。

その点も考慮に入れた上で、低金利が魅力のARUHIをおすすめします!

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住宅ローン選びの前に知っておきたい5つのこと

住宅ローンを選ぶ前に知っておきたいことを整理していきましょう。

何も調べずに「有名な銀行だから安心だろう」と考えて選んでしまうと損をする可能性があるので要注意です。

以下5つの項目を解説していくので、それぞれ確認していきましょう。

  1. 金利の種類
  2. 表面金利と実質金利の違い
  3. 中古住宅の購入時はリフォーム一体型プランがお得
  4. 住宅ローン減税について
  5. 団体信用生命保険(団信)について

金利の種類

まずは、住宅ローンの金利の種類です。

住宅ローンの金利には、3つの種類があるので、1つずつ解説していきます。

変動金利

変動金利とは、金利相場によって変動する金利制度のことです。

金利は世の中の景気に左右されて上昇する可能性もあれば下落する可能性もあるため、金利相場をこまめにチェックすることが大切になってきます。

変動金利は3つの金利の中で最も借入時の金利が低く設定されていますが、その後金利が高騰した場合に、総支払額が固定金利の場合よりも高くなる場合があります。

しかし、変動金利では今の返済額の1.25倍までしか高くならないという上限が決められています。

低金利時代と呼ばれる現在の金利は「2.475%」です。

この後、東京オリンピックの開催や大阪国際万博の開催により、金利が高騰する可能性はありますが、住宅ローンを借り入れるにはチャンスである時であると言えますね。

固定金利(5年,10年,全期間固定などがある)

固定金利は2つに分かれています。それは、「全期間固定型」か「固定期間選択型」かどうかです。

全期間固定型では、借り入れから完済までずっと同じ金利で返済を進められます。

変動金利と違って金利が途中で変化することがないため、将来的な返済プランを組みやすいというメリットがあります。

しかし、全期間固定型の金利は固定期間選択型や変動型と比べると最も高くなることもおさえておきましょう。

固定期間選択型では、借り入れ時に5年や10年などの期間を決め、その間は金利変動がありません。

そのため、教育費の貯蓄などのライフスケジュールが立てやすいですね。

しかも、全期間固定型よりも金利が安くなっているので、上手に使えばお得です。

固定期間選択型の特徴として、固定期間が終わった後にそのまま固定金利にするか変動金利にするかを選ぶことができます。

選ぶ時に、今の金利や今後の金利を予想することができるので、その点は大きなメリットと言えるでしょう。

フラット35

次に、巷でよく聞く「フラット35」についての説明です。

フラット35は制限のゆるい全期間固定型であると覚えましょう。

返済期間は最大で35年間まで選択でき、その間は金利が一切変わりません。

フラット35を選ぶ大きなメリットは「団体信用生命保険に加入する必要がない」点です。

団体信用生命保険は住宅ローンを契約する際に同時に加入することを必須としている場合がほとんどですが、フラット35では加入する必要がありません。

そのため、健康状態に不安のある方でも住宅ローンの借り入れを行えますね。

しかし、自分の死亡リスクを軽減するためにも、民間の生命保険には加入しておくと安心でしょう。

また、フラット35では保証人が不要なので、より気軽に住宅ローンの借り入れができます。

表面金利と実質金利の違い

住宅ローンを選ぶ時に、住宅ローンの提供会社を一つひとつ見比べていくのはさすがに手間がかかりすぎるため、WEBのまとめサイトを見て比較する方も多いでしょう。

そこでWEBサイト上の金利情報を頼りにして、「この銀行なら金利が安い!」と表面上の金利だけでローンの借入先を判断してしまう方がみられます。

住宅ローンの比較をする際はWEBサイト上の「表面上の金利」ではなく、必ず「実質金利」で考えるようにしましょう。

実質金利とは、保証料や手数料、団信の保険料などを総合して考えた金利のことです。

目先の金利は安い住宅ローンでも、手数料や保険料を全て込みで考えた時に、手数料が高すぎて実質的に損をしてしまうことがあります。

中には手数料の安さで勝負をしている住宅ローンもあるため、借入先は実質金利に着目をして選ぶようにしましょう。

中古住宅の購入時はリフォーム一体型プランがお得

もし、あなたが中古住宅を購入するときは、リフォーム一体型の住宅ローンを購入するようにしましょう。

世の中にはリフォーム専用の住宅ローンなどがあるため、あまり知られていませんが、リフォーム一体型の住宅ローンがあります。

中古住宅を購入する方はそのままリフォームもしてしまう方が多いため、どうせリフォームをするならば別々にローンを組むよりも、一体型のプランを選択した方がお得になっています。

リフォーム専用の住宅ローンだと、変動金利で5%などの高金利がかかることがありますが、リフォーム一体型にしてしまえば変動金利で1%を下回るようなプランもあるため、この知識は必ずおさえておくようにしましょう。

住宅ローン減税について

住宅ローン減税とは、年末の住宅ローンの残高の1%が10〜13年に渡って減税されるという仕組みです。

上限となる住宅ローン残高は4000万円で、最大40万の税金が毎年戻ってくるというかなりお得な制度ですね。

一般的には住宅ローンを借りた方は手持ちの資金に余裕がある時に、繰り上げ返済をすることで全体の総支払い額を減らそうとします。

しかし、この住宅ローン減税のことを考えると、住宅ローンの金利が1%を切る時は繰り上げ返済をしない方がお得な場合があります。

例えば、住宅ローンの金利が0.3%で、住宅ローン減税が1%であるとします。そのとき、差し引きの額を考えると、毎年0.6%の利子が住宅ローンのおかげでつくことになります。要するに、個人でマイナス金利が実現するのです。

そのため、住宅ローンの繰り上げ返済をするときは金利が1%を下回っていないかどうかを確認するようにしましょう。

団体信用生命保険(団信)について

団体信用生命保険とは、一般的に住宅ローンを借り入れる時に同時に加入しなければならない生命保険です。

住宅ローンは15年や20年などの長きに渡って返済を続けていきますが、もし借り入れ人にもしものことがあった場合に、残された家族が多額の借金を背負っていきていくことになってしまいます。

そのようなリスクを防ぐのが、団体信用生命保険で、もし万が一借り入れ人が死亡してしまった場合に、その生命保険金で残りのローンを相殺してくれる制度になります。

忘れがちなのが、団体信用生命保険は「重度の障害」「三大疾病(癌・脳卒中・急性心筋梗塞)」の場合にも適用されます。

もし事故などで借り入れ人が後遺症を背負ってしまった時に、この保険が適用されることで、残りのローンが免除されることがあります。

保険の内容はきちんと確認しておくようにしましょう。

住宅ローンを選ぶときのポイント

ここまでで、住宅ローンを選ぶ前に知っておきたいポイントを紹介しました。

では、住宅ローンを選ぶ時にはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

住宅ローンを選ぶ時の4つのポイントを紹介しますので、おさえておきましょう。

  1. 金利変動リスクに耐えうる所得があるかどうか
  2. 銀行は名前でなく、得意とする金利タイプで比較する
  3. 本当にお得かどうかは実質金利で判断する
  4. 団信の費用と保障の適用条件は問題ないか

金利変動リスクに耐えうる所得があるかどうか

これは契約時の金利が安い変動金利型の住宅ローンに関することです。

契約時の金利が一番安いため、安易に変動金利型の住宅ローンを選びがちですが、変動金利型は金利が返済途中に高騰する可能性があります。

その際に、返済できるような所得があるかどうかが、変動金利型を選ぶ時の大きなポイントになります。

変動金利型には今の支払額の1.25倍以上には膨れ上がらないという制限はありますが、長期にわたって返済をする住宅ローンであると低倍率であっても総支払額にかなりの差ができます。

特に、教育費や養育費の貯金をしたい方など、途中で住宅ローンの返済プランが崩れてしまうことが考えられるので、注意するようにしましょう。

また、変動金利型では1.25倍の制限がありますが、固定期間選択型で固定期間が終了した後の金利変動には制限がありません。

そのような金利変動リスクに耐えられるだけの所得があるかどうかはきちんと確認をするようにしましょう。

銀行は名前でなく、得意とする金利タイプで比較する

次に、住宅ローンを選ぶ初心者にありがちなのは「有名な銀行だからここにしておこう」と安易に決めてしまうことです。

住宅ローンを実際に選ぶ時は、名前ではなく得意とする金融タイプで比較をするようにしましょう。

きちんと銀行ごとの金利タイプによる総支払額を計算するとわかることではありますが、銀行によってお得に済ませられる金利タイプが違います。

A銀行では変動金利型の住宅ローンはお得だけど、固定金利型ではそうではない。B銀行ではその逆。などのことが考えられるのです。

そのため、まず初めに自分か借り入れたい金利タイプを決めた上で、その金利タイプを得意とする(=お得に済ませられる)銀行と契約をするようにしましょう。

本当にお得かどうかは実質金利で判断する

前の項で、表面金利と実質金利の話をしましたが、住宅ローンを選ぶ時は「実質金利」に着目をするようにしましょう。

実質金利とは、保証料や手数料、保険料などを全て総合的に考えた上での金利です。

WEB上に記載されている表面上の金利のみで判断をしてしまうと、実は手数料が高くなっていたということに気づけなくなってしまうのです。

特に、手数料については銀行によって数百万単位で異なることもあり得るので、本当にお得かどうか「実質金利」で比べましょう。

団信の費用と保障の適用条件は問題ないか

住宅ローンを契約する際に加入する団体信用生命保険も適用条件は契約する会社によって異なります。

例えば、新生銀行では各種金利タイプが低金利でありお得に契約できますが、団体信用生命保険は三大疾病の際はカバーされないようになっています。

自分にもしものことがあった時に、家族に迷惑をかけてしまわないように、保険の適用条件と費用に着目しましょう。

あなたの将来設計に適した住宅ローンを選ぼう

本記事では、住宅ローンの選び方や知っておきたいポイントを紹介しつつ、おすすめの住宅ローンをまとめました。

一生に関わるお金を動かすことになる住宅ローンなので、情報収集を怠らずに自分の将来設計に適した住宅ローンを選ぶようにしましょう。

その際には、表面上の金利だけに惑わされず、実質金利に着目をするようにして下さい。

この記事で紹介した住宅ローンはどれもオススメなので、公式サイトで詳しい情報をチェックしてみましょう!

オーナー情報

田中佑輝のアバター 田中佑輝 代表取締役

株式会社アルファ・ファイナンシャルプランナーズ 代表取締役。
アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。

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