アルファ・ファイナンシャルプラナーズ

【20代・30代の結婚マネー】結婚資金・挙式・新生活にかかる費用総額と二人で始める夫婦の貯金術

公開日:
代表取締役 田中佑輝

この記事の監修者:

アルファ・ファイナンシャルプランナーズ 代表取締役/田中佑輝

結婚が具体的に見えてくると、幸せな気持ちと同時に、ふとお金の不安がよぎるのではないでしょうか。「結婚式って、結局いくらかかるの?」「新生活の準備も含めたら、二人でどれくらい貯金しておけばいいんだろう?」——晴れやかなイベントだからこそ、お金の見通しを立てておきたいものです。

結婚にまつわる費用は、挙式・披露宴だけではありません。結納や指輪、新婚旅行、そして新居への引越しや家具・家電の購入まで、意外と多くのお金が動きます。一方で、「結婚費用のすべてを自己負担するわけではない」という、知っておくと安心できる事実もあります。

この記事では、20代・30代の結婚を控えた二人に向けて、結婚資金・挙式・新生活にかかる費用の総額を最新データで整理し、二人で無理なく始められる「夫婦の貯金術」を、独立系FP(ファイナンシャルプランナー)の視点から解説します。結婚というゴールの、その先の人生まで見据えたお金の準備を、一緒に考えていきましょう。ぜひ最後まで読んでください。

【20代・30代の結婚マネー】結婚資金・挙式・新生活にかかる費用総額と二人で始める夫婦の貯金術

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結婚にかかるお金の全体像|総額は平均454万円

まずは、結婚にかかるお金の全体像をつかみましょう。「何に、どれくらいかかるのか」を知ることが、計画の第一歩です。

結納・婚約から新婚旅行までの総額は平均454.3万円

「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によると、結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用の総額は、全国平均で454.3万円でした。その内訳は、次の通りです。かなり大きな金額に見えますが、まずは「どこにお金がかかるのか」を把握することが大切です。

項目全国平均額
結納式43.9万円
両家の顔合わせ8.3万円
婚約指輪39.0万円
結婚指輪(2人分)29.7万円
挙式・披露宴・ウェディングパーティー総額343.9万円
新婚旅行61.6万円
結婚費用の総額(結納・婚約〜新婚旅行)454.3万円

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024

さらに「新生活」の準備にも費用がかかる

上記に加えて、二人で暮らし始めるための「新生活」の費用も必要です。新居への引越し費用、家具・家電の購入、賃貸であれば敷金・礼金などの初期費用がかかります。これらを合わせると、新生活の準備だけで、おおよそ数十万円〜100万円程度が目安になります(住まいの選び方や、家具・家電にどこまでこだわるかで大きく変わります)。結婚式だけでなく、この新生活費用も計画に入れておくことが重要です。

「全額自己負担」ではない|ご祝儀と親からの援助

「454万円+新生活費用なんて、とても用意できない」と不安になった方も、安心してください。結婚費用は、その全額を二人が負担するわけではありません。

ご祝儀で平均205万円が戻ってくる

同じ調査では、結婚式でいただくご祝儀の総額は、全国平均で205.6万円でした。つまり、挙式・披露宴の費用の多くは、ご祝儀でまかなえる部分があるということです。さらに、親や親族からの援助を受けるカップルも多く、これらを差し引くと、実際の自己負担は見た目の総額よりもぐっと小さくなります。

結婚式の自己負担額は平均161万円ほど

ご祝儀を差し引いた後の、挙式・披露宴にかかる自己負担額の平均は161.3万円でした。もちろん、結婚式の規模やスタイル(少人数婚、フォトウェディング、結婚式をしない選択など)によって、この金額は大きく変わります。「平均」はあくまで目安であり、自分たちがどんな結婚式にしたいかで、必要な金額は決まります。大切なのは、二人の希望に合った予算を立てることです。

結婚資金はいくら貯金しておけばいい?

では、結婚に向けて、二人でどれくらい貯金しておけばよいのでしょうか。

結婚のための貯金は平均326万円

ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、結婚費用のために用意した二人の預貯金額は、平均325.8万円でした。ただし、これはあくまで平均値です。前述の通り、ご祝儀や親の援助があるため、この満額を貯めていなくても結婚式を挙げているカップルは多くいます。「平均に届いていないから無理」と考える必要はありません。

大切なのは「総額」より「二人の計画」

結婚資金で本当に大切なのは、「平均いくら」という数字ではなく、「自分たちはどんな結婚式・新生活にしたくて、そのためにいくら必要で、いつまでにどう貯めるか」という二人の計画です。まずはお互いの現在の貯金額を共有するところから始めましょう。自分の年代の平均貯金額や、結婚前に確認しておくべきお金のことは、次の記事で詳しく解説しています。

二人で始める「夫婦の貯金術」3ステップ

結婚資金、そしてその先のお金を貯めていくために、二人で実践したい貯金術を3つのステップで紹介します。

ステップ①:二人の「共通口座」をつくる

まず、結婚資金や生活費のための「共通口座」をつくり、二人で決めた金額を毎月そこに入れていく仕組みをつくりましょう。お金を一つにまとめることで、「二人でいくら貯まっているか」が明確になり、貯金への意識も高まります。 どちらか任せにせず、二人で管理する第一歩になります。

ステップ②:家計簿アプリで「見える化」し、先取り貯金する

次に、家計簿アプリで二人のお金の流れを「見える化」します。収入が入ったら、まず貯金分を先に取り分ける「先取り貯金」を習慣にすれば、着実にお金が貯まります。二人で家計を共有すると、お金の使い方の価値観もそろい、協力して貯金を進められます。 具体的なアプリの選び方や予算設定のコツは、次の記事を参考にしてください。

ステップ③:目標から逆算して、毎月の貯金額を決める

「結婚式まであと2年、新生活費も含めて二人で200万円貯めたい」なら、「月いくら貯めればいいか」を逆算します。ゴール(目標額と期限)から逆算して毎月の貯金額を決めると、無理のない現実的な計画が立てられます。ボーナスも計画に組み込むと、達成しやすくなります。漠然と貯めるのではなく、目標から逆算することが、貯金成功の鍵です。

結婚は「その先のライフプラン」を考えるスタート地点

結婚資金の準備は、ゴールではなく、二人の長い人生のお金を考えるスタート地点です。独立系FPとして、ぜひ「結婚の、その先」まで見据えてほしいと思います。

結婚後に待つ「大きなお金」を知っておく

結婚後には、出産・育児、住まいの購入、保険の見直しなど、結婚費用よりもさらに大きなお金のイベントが待っています。これらを見据えずに結婚資金だけを考えると、結婚後の家計が苦しくなりかねません。結婚を機に、二人の生涯にわたるお金の計画(ライフプラン)を描いておくことが、将来の安心につながります。

たとえば、結婚を機に見直したいのが「保険」です。守るべき家族ができたことで、必要な保障は独身時代と変わります。また、多くの夫婦が悩むのが「賃貸か持ち家か」という住まいの選択です。どちらも、結婚後の家計を大きく左右する重要なテーマです。

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私たちは、特定の金融機関や保険会社、不動産会社に属さない独立系FPです。だからこそ、商品を売るためではなく、お二人の幸せな未来のために、中立な立場でアドバイスができます。監修を務める田中佑輝は、外資系プライベートバンカー出身で、のべ3万件を超える相談実績を持つ資産形成の専門家です。

まとめと次の一歩:結婚を、二人の人生設計のスタートに

この記事の要点を整理します。結婚費用の総額は平均454.3万円、新生活費用も含めるとさらにかかりますが、ご祝儀(平均205.6万円)や親の援助があるため、実際の自己負担はぐっと小さくなります。大切なのは平均額ではなく、二人の希望に合った予算と計画です。貯金術としては、共通口座をつくり、家計簿アプリで見える化・先取り貯金をし、目標から逆算して毎月の貯金額を決めることが有効です。

そして何より、結婚はゴールではなく、二人の長い人生のお金を考えるスタート地点です。結婚資金の準備をきっかけに、ぜひその先のライフプランまで描いてみてください。まずはマネソルで、二人のこれからのお金の流れをシミュレーションしてみることをおすすめします。結婚、出産、住まい、老後まで入力すれば、「我が家はこれからどうなるのか」が一目でわかります。

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よくある質問

Q. 結婚にかかる費用の総額はいくらですか?

A. ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、結納・婚約から新婚旅行までにかかった結婚費用の総額は、全国平均で454.3万円でした。内訳は、挙式・披露宴・ウェディングパーティーが343.9万円、新婚旅行が61.6万円、婚約指輪が39.0万円、結婚指輪(2人分)が29.7万円などです。これに加えて、新居への引越しや家具・家電などの新生活費用(おおよそ数十万円〜100万円程度)もかかります。ただし、ご祝儀や親の援助があるため、実際の自己負担はこの総額より小さくなります。

Q. 結婚資金はいくら貯金しておけばいいですか?

A. ゼクシィ結婚トレンド調査2024では、結婚費用のために用意した二人の預貯金額は平均325.8万円でした。ただし、これは平均値で、ご祝儀(平均205.6万円)や親の援助があるため、満額を貯めていなくても結婚している夫婦は多くいます。大切なのは平均額ではなく、「自分たちはどんな結婚式・新生活にしたくて、いくら必要で、いつまでにどう貯めるか」という二人の計画です。まずはお互いの貯金額を共有することから始めましょう。

Q. 結婚費用は全額自己負担しなければなりませんか?

A. いいえ、全額を自己負担するわけではありません。結婚式ではご祝儀をいただけるため、挙式・披露宴費用の多くをまかなえます。ゼクシィ結婚トレンド調査2024では、ご祝儀総額の平均は205.6万円で、ご祝儀を差し引いた後の挙式・披露宴の自己負担額は平均161.3万円でした。さらに親や親族からの援助を受けるカップルも多く、これらを差し引くと実際の負担は見た目の総額よりぐっと小さくなります。

Q. 新生活にはどれくらいの費用がかかりますか?

A. 新生活の準備には、新居への引越し費用、家具・家電の購入費、賃貸なら敷金・礼金などの初期費用がかかります。合計でおおよそ数十万円〜100万円程度が目安ですが、住まいの選び方や、家具・家電にどこまでこだわるかによって大きく変わります。結婚式の費用だけでなく、この新生活費用も最初から計画に入れておくことが、結婚後に資金不足で慌てないためのポイントです。

Q. 夫婦で効率よく貯金するにはどうすればいいですか?

A. 夫婦の貯金は3ステップが基本です。1つ目は二人の共通口座をつくり、毎月決めた金額を入れて「二人でいくら貯まっているか」を明確にすること。2つ目は家計簿アプリでお金の流れを見える化し、収入が入ったらまず貯金分を取り分ける「先取り貯金」を習慣にすること。3つ目は目標額と期限から逆算して、毎月いくら貯めればよいかを決めることです。漠然と貯めるのではなく、共通口座・見える化・目標逆算の仕組みをつくることが成功の鍵です。

Q. 結婚を機にお金について何を準備すべきですか?

A. 結婚は、二人の生涯のお金を考えるスタート地点です。まず結婚資金と新生活費用を準備し、次にお互いの貯金・借金・金銭感覚を共有します。さらに結婚後には、出産・育児、住まいの購入、保険の見直しといった大きなお金のイベントが続くため、これらを見据えた生涯のライフプランを描いておくことが大切です。結婚資金だけでなく、その先の人生まで含めてお金の計画を立てることで、将来の安心につながります。

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この記事の監修者

代表取締役/田中佑輝
アルファ・ファイナンシャルプランナーズ 代表取締役/田中佑輝

アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在し、グローバルな金融リテラシーを培う。外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャーなどを経て株式会社アルファ・ファイナンシャルプランナーズを創業。実務の傍ら、Bond University大学院にて経営学修士(MBA)を取得。現場での豊富な実務経験と理論に基づき、単なる運用益にとらわれない「一生涯お金に困らないための資産形成」を提唱。富裕層から一般層まで自身で2,000件以上、代表を務める同社全体ではのべ3万件以上の資産運用のアドバイス実績を持つ。

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