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資産運用をシミュレーションするメリット・必要性とは?方法なども説明

資産運用を始めたいと考えていても、リスクなど不安要素を気にしてなかなか一歩を踏み出せないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、資産運用を実際にスタートする前にシミュレーションを行うことです。今回は、資産運用を始める前にシミュレーションをすることのメリットと必要性について解説していきますので、お困りの方はぜひ参考にしてください。

資産運用をシミュレーションするメリット・必要性

女性,笑顔

どのくらいの資金でどのように運用すればいいのかなど、資産運用を始める前に考えなければならないことはたくさんあります。資産運用の前準備としてシミュレーションを行い、発生するリスクについて把握しておきましょう。資産運用の前にシミュレーションをすることで得られるメリットは主に以下の2つです。

目的・目標に応じた運用方法を計画することができる

資産運用のシミュレーションを行うことで、自分の目的や目標に適した運用方法を計画することが可能です。そもそも資産運用は、株式投資信託などの金融商品を購入して所有する資産を徐々に増やしていくことが目的であり、決してギャンブルではありません。その反面、手元にある資金をどれだけ多く運用できるかという点も大切で、許容できる範囲のリスクを想定して投資を行っていくことになります。

そのため、資産運用を行うときは「どのような目的でどのくらいの資金をどれくらいの期間運用に回せるのか」を明確にしておく必要があります。リスクのことを考えずに漫然と運用し続けてしまうと、必要以上に高いリスクを取ることになってしまい、資産が増えないどころか減ってしまうか可能性が高まります。資産運用を行う前に、まずは自分の目的や目標に応じた運用方法はどれなのかを考えてみてください。

資産運用をする上でリスクヘッジになる

資産運用には、さまざまなリスクがありますが、事前にシミュレーションをしておくことでリスクヘッジにもなります。仮にシミュレーションをせずに資産運用を始めた場合、将来どのくらい資産が必要で、リスクがどの程度なのかを十分に理解できていないまま運用をすることになります。つまり、目的や目標がシミュレーションによって明確になっていないと、利益だけを追求して大きな損害を出してしまう可能性があるということです。

したがって、資産運用を行う前段階で起こる可能性のあるリスクについて十分に理解するためにもシミュレーションをして、無駄なリスクを回避することが大切になります。シミュレーションによって、仮にリスクを被ることがあっても、最小限に留めることができます。

特に株式や投資信託、債券投資の場合、「元本割れ」というリスクは避けられません。大事な資産を守るためにも、リスクを最小限に抑えるリスクヘッジという考え方を忘れずに投資を行いましょう。

資産運用のシミュレーションをする上でのポイント

計算

資産運用のシミュレーションを行うときに気をつけたいポイントは以下の3つです。

  • 資産運用の目的をしっかり定める
  • 資産運用に利用可能な資金の範囲を厳守する
  • 運用方法やリターン、リスクを計算する

前述のとおり、投資には一定のリスクが存在します。そのため、シミュレーションでは自分の目的や目標だけでなく、万が一のリスクについても十分に考えるようにしましょう。

資産運用の目的をしっかり定める

1つめのポイントは、資産運用を行うことの目的や目標を明確に定めることです。たとえば、ただ単に毎月貯金するよりも、買いたいものや旅行など目的となるゴールを決めると貯金への行動もしやすくなります。これは、貯金に限らず資産運用でも同様です。

資産運用を始める前に「〇歳までに〇〇万円の資産を作る」「子どもの教育に使うために〇〇万円まで貯める」など具体的な目標や目的を定めておくようにしましょう。先ほども述べましたが、目標や目的が明確になっていないままの状態で資産運用を行ってしまうと、想定外のリスクを被ってしまう可能性もあるため注意が必要です。

資産運用に利用可能な資金の範囲を厳守する

2つめのポイントは、資産運用に利用する資金の範囲を厳守することです。繰り返しにはなりますが、資産運用にはメリットだけでなくリスクも同時に存在します。

とくにライフプランを達成するためにも、資産運用で大きなリスクを取らないように余剰資金で運用することが大事です。適正な資金とプランニングを行っておくことで、リスクを最小限に抑えることができます。

運用方法やリターン、リスクを計算する

3つめのポイントは、資産運用の方法や得られるリターン、そして考えられるリスクを計算することです。資産運用という括りの中には、株式投資・投資信託・債券投資・iDeCoのようにさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なり得られるリターンも違います。したがって、自分で決めている資産運用の目的に適している運用方法を選ぶことが大切です。

また、投資による資産運用には以下のようなリスクがあることも知っておくようにしましょう。

  • 株価変動リスク
  • 信用リスク
  • 流動性リスク
  • 金利変動リスク
  • 為替変動リスク

ただし、運用方法やリターン、リスクについては専門知識がないと理解しにくい部分も多くあります。きちんと理解しない状態で行動に移すことはとても危険なので、わからないことがあれば専門家に相談して解決するようにしてください。

実際に資産運用のシミュレーションをする方法

パソコン

資産運用のシミュレーションを行う具体的な方法は主に3つあります。それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

表計算ソフトなどを利用する

資産運用の計算は、複利式で計算することも多いため、手計算でシミュレーションするよりもExcelなどの表計算ソフトを利用してシミュレーションすると良いでしょう。

しかし、表計算ソフトで行う場合は特定の関数や数式の知識が必要になります。普段あまりパソコンを使っていない方や、Excelに苦手意識を持っている方の場合、シミュレーションが進まなくなるためあまりおすすめできません。

各種銀行や商品サイトのシミュレーションを利用する

今では、ほとんどの銀行や商品サイトで資産運用のシミュレーションを行えます。各項目に自分の資産額や収入・支出に関する数値を入力すれば、比較的短時間で資産運用の全体像がつかめます。

しかし、本格的なシミュレーションを行いたい場合にはあまりおすすめできません。各種サイトで簡単にできるシミュレーションは、特定の条件でしかシミュレーションができず、トータルでのシミュレーションが難しいというデメリットがあるからです。

資産運用について本格的なシミュレーションをしたいと考えているのであれば、簡易的なシミュレーションサイトを利用するのではなく、後述する専門家に相談するという方法がおすすめです。

本格的な資産運用のシミュレーションができる「マネソル(特許あり)」を使う

表計算ソフトを使った資産運用のシミュレーションには、特定の関数や数学などの知識が必要です。また、簡易的なシミュレーションサイトでの資産運用のシミュレーションでは、本格的なシミュレーションは行えません。

「知識に自信がない」「でも本格的なシミュレーションがしたい」という場合は、ライフプラン作成アプリ「マネソル」(特許あり)を使ってみましょう。

「マネソル」(特許あり)は提示された質問に一問ずつ答えていくだけで、本格的な資産運用のシミュレーションを作成してくれます。知識がない方でも本格的なシミュレーションができるうえ、結果を受けての疑問や不安も、専門家であるファイナンシャルプランナー無料で相談できます。

マネソル
出典:マネソル

まとめ

お金

将来のことを考えて資産運用を行うことは、万が一収入がなくなったときや退職して老後を安心して過ごすためにも大切なことです。しかし、場合によっては損をしてしまうこともあるので、実際に運用を開始する前の段階で、資産運用を行うことの目的や発生するリスクなどについて十分にシミュレーションしておくようにしましょう。わからない部分が少しでもある場合には、資産運用に精通した専門家に相談することをおすすめします。

資産運用に関するシミュレーションは、知識がなくても質問に答えるだけで本格的なライフプランシミュレーションが可能「マネソル」(特許あり)のご利用をご検討ください。「マネソル」(特許あり)を管理・運営するアルファ・ファイナンシャルプランナーズはこれまでの実績も豊富にあり、多くの方から厚い信頼を寄せられております。資産運用でお困りの方は「マネソル」(特許あり)の利用、及び同社までお気軽にご連絡ください。

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監修

田中佑輝

株式会社アルファ・ファインシャルプランナーズ 代表取締役

田中佑輝

アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。
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