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お金の管理で失敗しない方法とは?上手な人の実践方法も紹介していきます

管理,女性

「貯蓄をしたくても毎月お金が残らない」「収入はあるのにいつもお金が足りなくなる」などの悩みを抱えている方は、お金の管理ができていないのかもしれません。貯蓄をしたり、お金に余裕をもたせたりするには正しく管理方法を実践することが重要です。今回は、お金の管理が苦手な人の特徴管理を失敗しない方法、上手な人の実践方法を紹介していきますので、貯金苦手意識をもっている方は参考にしてみてください。

お金の管理が苦手な人の特徴

女性,考える
お金の管理が苦手な人にはいくつか決まった特徴があり、これからご紹介する特徴が当てはまっている方は、やり方を工夫しないと管理は難しいかもしれません。正しい管理を行うために、まずはお金の管理が苦手な人の特徴について見ていきましょう。

長期的な計画を立てるのが苦手な人

長期的な計画を立てるのが苦手な人は、お金の管理も苦手という特徴があります。欲しいものがあると、後先を考えずにお金を使ってしまうので、手元に残らないという結果になってしまうのです。また、目の前のことしか考えていないため、今後必要になるかもしれない出費のことまで頭が回らず、節約ができないというのも特徴といえます。

お金の流れを確認していない人

お金の管理が苦手な人は、お金の流れを意識していないという特徴があります。管理をするためには、収入額と支出額の把握をしておかなければなりません。

特に「何にいくら使っているのか」というのは、貯金や節約に大きく関わってきます。これらを把握するには家計簿をつける必要がありますが、収支の記録をつけずあいまいなままにしている方も少なくありません。

具体的な目標がない人

貯金や節約に対して具体的な目標がないというのもお金を管理できない人の特徴です。「1年で○万円貯める」「1ヶ月の支出を○万円減らす」など具体的な目標を立てていれば、月にいくら貯金をすればいいのか、支出の項目で節約できることはないかなど、日々のお金の管理に意識が向くようになります。ただ漠然と、「貯金や節約をしないと」と思っているだけでは、実際の行動に移せないのです。

お金の管理で失敗しない方法・手順

男性
お金を管理しようと思っても、どうやって始めればいいのかわからないという方もいるかもしれません。細かい作業が苦手という人も、以下の手順に従って進めていけば管理できるようになるのでチェックしてみてください。

STEP①:明確な目標を立てる

貯蓄をするにしても節約をするにしても、明確な目標を立てましょう。「海外旅行のために○月までに○万円貯める」「光熱費を節約する」というように、明確な目標があれば、毎月の貯金額や節約する項目がはっきりするので管理しやすくなります。

ただし、高すぎる目標を設定してしまうと実現性がなくなってしまい管理が続きません。将来的に大きな金額を貯蓄するとしても、まずは現実を踏まえて、達成できるような目標を立てることが管理を続けるコツです。

STEP②:いくら使う予定かc

目標を立てたら、何にいくら使うのか、生活費を割り振ってください。ただし、項目が細かすぎると管理しづらくなってしまうので、4~5つの項目に分けましょう。

項目は自由に設定できますが、困ったときは以下の内訳を参考にしてみてください。
生活費を割り振り
著者作成

STEP③:収支管理を行う

生活費を割り振ったら、次は収支管理を行います。管理は自分でやりやすい方法で構いませんが、市販の家計簿を買って記入する、もしくは家計管理のアプリを活用するのがベターです。

家計簿アプリやお金管理アプリには、レシートをカメラで撮影するだけで支出が入力できるなど便利な機能が多数備わっています。これらは無料で使えるものも多いので、紙ベースの家計簿をつけるのが面倒という方におすすめです。

STEP④:毎月お金の流れを振り返る

管理で特に大事なのは、毎月お金の流れを振り返ることです。ただ記入するだけでは、無駄な出費があっても気がつかないので十分な管理が叶いません。支出の振り返りをして、「スマホ代が高いからプランを見直す」「外食が多すぎるから来月は自炊の回数を増やす」というように、今月の使い道のおさらいをして改善することが大事です。

お金の管理が上手な人がやっていること

女性
お金の管理にはコツがあります。管理上手な人が掴んでいるコツを覚え、それらを実践して余計な出費を減らしましょう。

どうお金を使うか計画を立てている

お金の管理が上手な人は、お金の使い道に関する綿密な計画を立てています。「使い道の予定は立てているけど月末になるとお金が足りなくなる」という方は、その計画をうまく活用できていないのかもしれません。

お金の管理がうまい人は、買い物をする前に予算を決め、予算オーバーになるようであれば購入しない、食費は1週間1万円というようにお金の使い道を細分化して考えています。使い過ぎや無駄な出費を抑えられ、貯金もしやすくなります。

具体的な目標を立てている

管理上手な人は、具体的な目標も立てています。たとえば「○月に海外旅行に行く」「資格取得の費用を○月までに貯める」というように、具体的な期限を設定しましょう。

具体的な目標を立てれば、月にいくら貯金をすればいいのかが明確になります。また、お金を使う際にも「本当に必要なのか」「使っても無駄にならないか」といった疑問が頭に浮かび、無駄な買い物をすることも少なくなります。

「収支額の記入→見直し」のサイクルを回している

お金の管理ができている人の多くは、収支を把握するために家計簿をつけています。自分がどのようにお金を使っているかを正しく知ることは管理の基本です。一方、家計簿をつけていないと支出の内容がわからず、無駄な出費もかさんでしまいます。

また、ただ家計簿をつけるだけでなく、家計簿の見直しを行うのも重要です。1ヶ月の収支を見直して、その中で改善点があれば次月に活かすというサイクルを回し、無理のない貯金を続けています。

先を見据えてお金の管理をしている

先を見据えてお金の管理をしているというのも特徴です。結婚や独立など、5年後や10年後に訪れるライフイベントに備えて貯金を続けている方も少なくありません。

人生は、年齢とともにライフステージが変わっていきます。たとえ独身だとしても、将来は結婚をするかもしれませんし、子どもが生まれて親になるかもしれません。子どもが生まれれば教育費も準備しなければなりませんし、仮に結婚をしないとしても、転職や移住などで生活環境が変化する可能性は十分にありえます。

管理上手の人は、将来的に「やりたいこと」「実現したいこと」などを洗い出してライフプランを作っています。将来のことを考えて毎月の収支をやりくりしたり、必要があれば資産を作るための投資をしたりするなど、将来への準備に余念がありません。

最初に貯蓄額を抜いておく

最初に貯蓄額を抜いて効率よくお金を管理している人も少なくありません。余った分を貯金するという方法では、1ヶ月に使える予算もあいまいで管理も難しくなります。最初に貯蓄する分を抜いておけば、後は残りのお金でやりくりをすれば済み、使い過ぎを防ぐことができます。

夫婦共働きの場合、貯蓄の割合は手取りの15%程度にしているケースが一般的ですが、もちろん各家庭のお金の使い方によって割合を変えても問題ありません。管理上手な人は、「無理をしない」という特徴もあるので、ストレスが溜まらない程度に「お給料をもらったらまず貯金」を始めてみるといいでしょう。

まとめ

太陽
お金の管理は難しいイメージがあるかもしれません。しかし、目標を決めて自分に合った方法を見つけることができれば、面倒な管理もスムーズになりストレスなく無駄な出費を抑えられます。

ただし、収支の見直しやライフプランの作成などは、お金の知識がないと難しいかもしれません。そこでつまずいてしまうと上手な管理はできないので、お金に関する困りごとは専用のツールを活用するのがベストです。

「マネソル」(特許あり)は、知識がなくても質問に答えるだけで精密なライフプランを作成できるツールです。日々の家計管理とライフプランづくりの機能を合わせ持っているため、豊富なデータを元に将来のお金を精密に可視化できます。十分な資産を作り、理想の生活を手に入れたい方はぜひ「マネソル」(特許あり)を利用してみてはいかがでしょうか。

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監修

田中佑輝

株式会社アルファ・ファインシャルプランナーズ 代表取締役

田中佑輝

アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。
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