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家計のキャッシュフロー表の作り方|お金の流れを把握してライフプランに活用しよう!

「毎日家計簿をつけている」「日々の家計簿はつけているけれど長い目で見るとお金がどうなっているのかわからない」「家計簿もつけてない」と家庭によって現在と将来のお金についての把握具合は異なります。実際に家計簿をつけていても「老後が不安だけれどどうしたら良いのかわからない」というのが本心という人も多いのではないでしょうか。

しかし、現在から将来にかけてのお金の流れがわからないと具体的なライフプランを立てることはできません。そこで今回は、お金の流れを把握して不安のない将来設計を立てるために必要な家計のキャッシュフロー表の作り方を解説します。

キャッシュフロー表とは?

キャッシュフロー
キャッシュフロー表とは、収入と支出を年間、もしくは数年間にまとめた収支表のことを指し、主にビジネスの現場で使われます。このキャッシュフロー表を家庭で応用することで、漠然としていたお金の流れを把握し、現在の家計状況と将来の収支予想の比較が可能です。

また、キャッシュフロー表を作成することで、赤字にならないように家計を工夫することや急な支出に備えることができるようになります。ライフプランに合わせ、収支を整えていくこともできるでしょう。

しかし、家計のキャッシュフロー表は、ただ年間収支を入れていくだけではうまくライフプランに合わせることができません。ここで大切なのは、ライフイベントを明記することです。

人生には、自分だけでなく家族を含めて大きなイベントがいくつもあります。たとえば、「子どもの進学」「子どもの就職」「老後の生活」などは、お金の動きにも大きな影響を与えるでしょう。これらを考慮して長期的な家計の予測をしつつ、自分だけのキャッシュフロー表を作っていくのが重要です。

家計のキャッシュフロー表を作成するメリット

コイン
家計のキャッシュフロー表を作成すると、どんなメリットが得られるのでしょうか。

①長期的なプランが立てられる

日々のお金の流れは家計簿で把握できても、長期的なお金の流れはわかりません。たとえば「最近赤字が続くから節約しよう」と思い、2万円を節約することができたとしても、その後10年経ったときに、この節約が家計にどんな影響を与えているのかはわかりません。しかし家計のキャッシュフロー表を作成すれば、大雑把でも長期的なお金の流れが把握できるので、将来的なプランを立てやすくなります。

②お金が貯まりやすくなる

キャッシュフロー表で長期的なお金の流れを把握すると、数年ごとの貯蓄額がおおよそながらわかってきます。その額をもとに、ライフプランに合わせた資産運用や貯蓄を行うことが可能になるでしょう。

また、自分のライフプランに合わせて必要なお金の額がわかるので、収入を増やす方法や支出を減らすための取り組みなども行いやすくなります。数字で明確な目標がわかれば、それに合わせていろいろな工夫をすることも容易です。

③精神的不安が取り除かれる

長期的なお金の流れがわかり、それに合わせたライフプランを作ることで将来に対する精神的不安が取り除かれます。仮にキャッシュフロー表を作成せず、ただ漫然とお金を使っていると、実際にどれくらいのお金が入ってきて出ていくのかがわからなくなります。

「こんな生活が続くのか」「このままで良いのか」「年金だけで生活できるのか」など、先のことを考えると不安や悩みも増えてしまうでしょう。キャッシュフロー表を作成すれば、どのくらいの不足が出るのか、どこが改善できるのかなどが一目瞭然で、漫然とした不安の解消にもつながります。

マネソルを使ったキャッシュフロー表の作成手順

マネソル
キャッシュフロー表の重要性はわかったものの、「難しそう」「どう作成すればいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そうした場合におすすめなのが、家計管理アプリ「マネソル」(特許あり)です。「マネソル」(特許あり)を利用すれば、質問に答えるだけで簡単にキャッシュフロー表が作成できます。スマホで手軽に作成できるうえ、難しい専門知識も必要ありません。

「マネソル」(特許あり)を使った具体的なキャッシュフロー表の作成手順は、以下の通りです。

1.アプリをダウンロードして利用登録
2.質問の答えを入力
3.マネーツリーの連携やマイデータの設定

各手順について、詳しく解説していきます。

1.アプリをダウンロードして利用登録

「マネソル」(特許あり)のアプリをダウンロードし、名前とメールアドレスで簡単な利用登録をします。登録したアドレスに送られるメールから認証を行い、ログインパスワードを設定しましょう。

メールアドレスとパスワードがあれば、スマホを紛失・機種変更してもデータが引き継げます

2.質問の答えを入力

提示される質問に対して、おおよその答えを入力します。質問される項目は、主に以下の6項目です。

  • 家族構成
  • 自身と配偶者の職業・年収
  • 子どもにかけている教育費のレベル
  • 毎月の生活費
  • 住居状況
  • 貯蓄額

質問に答え終わると、キャッシュフロー表が自動で作成されます。結果を確認し、家計管理に活かしましょう。

3.マネーツリーの連携やマイデータの設定

資産管理アプリ「マネーツリー」を連携したり、マイデータからさらに細かい質問に答えたりすると、キャッシュフロー表の精度はそのぶん上がっていきます。自分達にあった詳細な分析を求める場合は、こちらの手順にも挑戦してみましょう。

キャッシュフロー作成後の家計の改善方法

お金循環
キャッシュフロー表を作成したことによって、家計の問題点が浮き彫りになってくるでしょう。問題点がわかったときは、どのように改善していくと良いのでしょうか。ここからは、具体的な家計の改善方法を紹介していきます。

①ライフプランを組み直す

今の収支のままでは理想の将来設計が叶わない場合、ライフプランを組み直す必要が出てくるかもしれません。しかし、いきなりライフブランを組み直す前に、いくつかのパターンをシミュレーションしてみるのも大切です。

たとえば子どもの進学先を何パターンか用意してみる、定年後も働き続けるなど、複数のパターンを比較検討して最適なライフプランを見つけるようにしましょう。また、生活費を1万円削減したらどうなるか?などできそうなところから計算してみるとわかりやすくなります。

②年間の支出額を抑える

収入が支出に追いつかない場合は、支出額を抑えることが大切です。家計簿ではわかりにくい、年間を通しての赤字キャッシュフロー表の方が見つけやすく、早期の改善が可能です。

たとえば、携帯料金や保険、ローンなどを見直すことで数万円単位の節約が叶います。また、ライフスタイルの変化によって車などが不要になると、それに付随する費用もかからなくなるため貯金もよりしやすくなるでしょう。

③資産運用を検討する

銀行にお金を預けていても、資産を増やすことは困難なので、資産運用でお金を増やしていきましょう。エクセルなどのキャッシュフロー作成ツールだと運用したらどうなるかなどは入力できませんが、アルファ・ファイナンシャルプランナーズが開発した「マネソル」(特許あり)を利用すると資産運用プランも立てながらキャッシュフローを検討することができます。

もちろん、何も知らずに資産を運用すると損をしてしまうこともあるので、資産運用を考えた場合は事前に情報を集め、無理のない範囲で実践するのが大切です。

まとめ

家計
家計のキャッシュフロー表とは、収入と支出を年間、もしくは数年間にまとめた収支表であり、お金の流れや現在の家計状況、将来の収支予想などの把握に役立ちます。作成すれば、漠然としたお金の不安が取り除かれ、お金もより貯まりやすくなるでしょう。

キャッシュフロー表の作成には、家計管理アプリ「マネソル」(特許あり)の利用がおすすめです。

「マネソル」(特許あり)を利用すれば、質問に答えるだけで簡単にキャッシュフロー表が作成できます。スマホで手軽に作成できるうえ、難しい専門知識も必要ありません。マネーツリーとの連携などで精度をさらに上げられるうえ、ファイナンシャルプランナーへの相談にも対応しています。

ご家族の思い描く未来を実現するために、ぜひ「マネソル」(特許あり)をご活用ください。

1ヶ月無料お試し

監修

田中佑輝

株式会社アルファ・ファインシャルプランナーズ 代表取締役

田中佑輝

アジア金融の中心地であるシンガポールに10年間滞在。その後、外資系銀行にてプライベートバンカー、セールスマネジャー、行員向け経済学講師を経て独立系ファイナンシャルプランナー事務所を設立。著書に『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『50代から考えておきたい“お金の基本”』。Bond University大学院でマーケティングと組織マネジメントを研究。経営学修士。
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