社宅期限が残り1年。退去後はマイホームを購入すべき?

近年、コスト削減や建物の老朽化などの理由から、社宅の統廃合を推し進める企業が増えています。その煽りを受けて社宅から退去を求められ、次の住居を慌てて探すケースが多いようです。家族全員で住める広さとなると家賃も相当な額。借家か持ち家か、長い目を見たらどっちがお得?

今回のお悩み

● 家族構成
夫44歳、妻42歳、子ども 小1・小3
今勤めている会社の社宅規定が変更され、あと1年で退去しなければいけなくなった。マイホームを購入した方がいいのか、安い賃貸にした方がいいかと悩んでおり、引越し先を決めかねている。

特に子どもがまだ小学生のため、これから積み重なる教育費の負担も大きい。賃貸よりマイホームを購入した方が、月々の支払いを無駄にせずいいのだが、40歳半ばで住宅ローンを組むことに不安が残る。どの選択肢が最適か、早急に判断したい。

マネソルで導いた解決策

まず、マネソルで現在の月々の支出を入力してもらいました。そこで今まで社宅の家賃が相場よりも低かったため、収入に対して生活費が多くかかり過ぎていたことが判明。

現在の支出を見直し、毎月必ず固定額を貯金するように計画。
また、妻に少しでも収入があると数年後に大きな助けとなることが分かったので、これをきっかけに妻は再就職。妻との世帯収入を想定してシミュレーションをし、明確した予算内のマンション購入を決意した。

ワンポイントアドバイス!!

こんなところをチェックしてみましょう。
  • このようなケースでは、家賃負担が少なかった分、それ以外の支出が他の家計より高くなっている可能性があります。「該当するかも」と思ったら、まずは、moneytree連携して数値で生活水準の記録をしてください。記録をすることで改善できそうなポイントを発見することができます。
  • 多くの方が40代前半~中半ごろに購入するケースが多く、住宅ローンの期間が長くなることに注意が必要です。①が終了したら、マイデータの基本生活費ページで「過去3ヶ月の平均基本生活費」をクリック。シミュレーションページに移動し、家の購入を設定し、お金の寿命が100歳以上になっているかを確認しましょう。
ページトップへ