「複数社から借り入れしていて管理が大変」「ローンを1つに統一したい」という人も多いでしょう。借り入れを統一したいのであればおまとめローンを利用するのがおすすめです。おまとめローンを上手く利用すれば、月々の支払いを統一しつつ、低金利で借り入れができる可能性があります。
ただし、おまとめローンにはいくつかの注意点もあるため、よく把握して利用を検討することが重要です。当記事ではおまとめローンのメリットや注意点を解説の上、おすすめのおまとめローンを紹介します。おまとめローンを検討している人はぜひ参考にしてみてください。
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当記事では以下の3つのおまとめローンをご紹介しています。それぞれ金利や最大融資額などに違いがあるので、ぜひ申し込んでみてください。
おまとめローンおすすめ3選
- カードローン|セントラル|即日で借り入れできる
- スターワン乗り換えローン|東京スター銀行|1000万円まで借り入れできる
- 楽天銀行スーパーローン|楽天銀行|金利の低さが魅力
目次
おまとめローンとは複数の借り入れを一本化すること
おまとめローンとは、複数の会社からの借り入れを一本化することです。融資額の多いローンを契約し、借り入れしたお金を他社の返済に回すことで、借り入れを1社にまとめます。借入を1社にまとめることで、返済の管理が容易になり、金利を統一できるのがメリットです。
おまとめローンを利用する方法としては以下の2つがあります。
- 通常のカードローンに借入をまとめる
- おまとめローンを目的とした商品を利用する
特におまとめローンを目的とした商品は、金利が低めに設定されていることが多く、月々の返済の負担を減らしやすいのが特徴です。
ろうきんのおまとめローンの仕組み
ろうきんのおまとめローンとは、名前の通り労金(労働金庫)が提供しているおまとめローンです。労働金庫は労働組合が運営する金融機関で、労働組合員を中心に、有志が資金を出し合う仕組みで運営されています。
最大の特徴は、団体会員が優遇されることです。団体会員は労金に出資している労働組合員と、労金の生協に所属する人々で構成されています。労金では団体会員のみが利用できるサービスが用意されているなど、優遇措置が多いです。
ろうきんのおまとめローンは低金利
ろうきんのローンは軒並み金利が低いです。特におまとめローンはどの地域でも上限金利が8%を下回っており、他の金融機関と比べても利息による損を抑えられます。団体会員の場合は優遇措置によってさらに金利が低くなり、非会員と比べて0.5%低い金利で借り入れが可能です。
おまとめローンは低金利のものほど使いやすいので、ろうきんのおまとめローンはまず検討したいおまとめローンといえるでしょう。
ろうきんのおまとめローンの審査は甘い?
ろうきんのおまとめローンは低金利なのが特徴ですが、その分審査は厳しくなっています。基本的に、金融機関のローンは金利が低いほど審査が厳しくなることが多いです。ろうきんのおまとめローンも例外ではなく、他の金融機関のおまとめローン以上に審査が厳しくなっています。
ただし、団体会員は例外です。団体会員の場合は一般の人よりも審査が甘い傾向があります。自身が出資していなくても、勤務先の労働組合が労金に加入していれば団体会員として扱われるので、まずは調べてみましょう。
おまとめローンおすすめの会社を3社紹介!
おまとめローンを目的とした商品は各社から提供されています。特におすすめなのは以下の3社です。
上記のおまとめローンはいずれも金利が低めに設定されているため、利息の支払いを抑えられます。それぞれ詳しく解説していくので、おまとめローンを検討している人はぜひ参考にしてみてください。
カードローン|セントラル

引用元:セントラルHP
セントラルは愛媛の総合金融業者で、最大300万円まで借り入れできます。金利は100万円以下の場合は一般的な消費者金融と同じく18%ですが、100万円以上の場合は15%と、比較的低めです。
また、以下の3つの商品が用意されており、使いやすいものを選択できます。
- 振り込みキャッシング:返済日を自由に設定できる
- セントラルくん:その場ですぐにカードが発行できる
- マイレディース:女性専用で女性スタッフに相談できる
即日での融資も可能なので、急な出費に対応しやすいのも特徴です。
金利 | 4.8〜18.0% |
融資限度額 | 300万円 |
最短融資 | 即日 |
担保・保証人 | 不要 |
申し込み条件 | 20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 |
WEB完結 | ◯ |
セントラルの審査は最短即日なので、すぐにローンが利用できます。なるべく早くローンを利用したい人はぜひ申し込んでみてください。
スターワン乗り換えローン|東京スター銀行

引用元:東京スター銀行HP
東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」は、最大1,000万円まで借り入れが可能です。よって、多重債務で借り入れ金額が膨れ上がっている人でも借り入れを統一できる可能性があります。
金利も最大14.6%と低めで、融資金額が大きければ9.8%で借り入れが可能です。ただし、利用できるのが給与所得者に限られており、自営業者なのは借り入れができないので注意しましょう。
金利 | 9.8〜14.6% |
限度額 | 1万円~1000万円 |
最短融資 | - |
担保・保証人 | 不要 |
申し込み条件 | お申し込み時、満20歳以上、65歳未満の方 給与所得者の方(正社員・契約社員・派遣社員の方) 年収200万円以上の方 保証会社(株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンス)の保証が受けられる方 |
WEB完結 | ◯ |
東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」は最大1,000万円まで借り入れできます。借入総額が多い人はぜひ申し込んでみてください。
楽天銀行スーパーローン|楽天銀行

引用元:楽天銀行HP
「楽天銀行スーパーローン」では最大800万円までの借り入れが可能です。金利も最大14.5%と低めで、最小も1.9%と利息による負担が少なくなっています。よって、低金利で多くの借り入れをまとめたい人におすすめです。
また、返済日も1日、12日、20日、27日の中から選べるため、ある程度自由に返済できます。ゆとりのある返済を実現したいのであれば、申し込みして損はないおまとめローンです。
金利 | 1.9〜14.5% |
限度額 | 1万円~800万円 |
最短融資 | 当日 |
担保・保証人 | 不要 |
申し込み条件 | 満年齢20歳以上62歳以下の方 日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方) お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方 楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 |
WEB完結 | ◯ |
「楽天銀行スーパーローン」は金利の低さと返済の自由度の高さが魅力です。使いやすいおまとめローンを探している人はぜひ申し込んでみてください。
おまとめローンをするとなにがお得?3つのメリットを紹介
おまとめローンを利用すると以下のようなメリットがあります。
- 金利を一本化できる
- 月々の返済回数を減らせる
- 信用情報を整理できる
詳しく見ていきましょう。
おまとめローンで低金利に一本化すると、損を少なくできる!
おまとめローンには低金利な商品が多いです。また、ローンの金利は基本的に、借入金額が多くなるほど下がる傾向があります。つまり、低金利なおまとめローンに借り入れをまとめることで、利息による損を減らすことができるのです。
特に消費者金融のカードローンは金利が高い傾向にあるため、金利の低いおまとめローンに1本化することができれば、月々の負担を抑えられます。おまとめローンを選ぶ際には特に金利に注目し、確実に利息が減る物を選ぶことが重要です。
おまとめローンで何度もあったローンの返済を1回だけに!
複数社のローンを利用していると、管理が煩雑になるという問題があります。金融機関によって月々の返済額や返済日が異なるため、「いつ」「いくら返せばよいのか」分からなくなってしまうことも多いです。
おまとめローンを利用すればローンの返済を1本化できるため、ローンの管理の簡略化が可能です。また、返済を忘れるリスクも減らせるので、返済の遅延によって信用情報に傷がつく可能性も少なくなります。
おまとめローンで多重債務から抜け出し信用情報の整理にも
信用情報を整理できることもおまとめローンのメリットです。ローンやクレジットカードなど、お金に関する個人情報は信用情報として信用情報機関に登録されます。信用情報は新たにローンやクレジットカードを契約する際、審査の指標になるため、支払いの遅延などで傷をつけないことが重要です。
複数社から借り入れしている場合、多重債務者として見なされ、新規のローンの契約に悪影響を及ぼす可能性があります。おまとめローンを利用すれば借り入れ先を統一できるため、多重債務者として扱われるリスクの回避が可能です。
おまとめローンのデメリット
おまとめローンにはメリットだけでなくデメリットも存在します。おまとめローンを検討しているのであれば、デメリットについても把握しておくことが重要です。おまとめローンのデメリットには以下のようなものがあります。
- おまとめローンをすると追加の借り入れが難しくなる
- おまとめローンで利息の支払額が増える可能性もある
- おまとめローンの審査は厳しい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
おまとめローンをすると追加の借り入れが難しくなる
おまとめローンを利用すると追加の借り入れが難しくなります。おまとめローンは返済を目的としたローンなので、基本的に「追加で借り入れ」をすることができません。方法のひとつとして、借り入れをまとめる前に利用していたローンに申し込むことで追加の借り入れができる可能性があります。
しかし、結局複数社から借り入れすることになってしまうため本末転倒です。おまとめローンを利用するのであれば、追加の借り入れはできないものと考えましょう。
おまとめローンで利息の支払額が増える可能性もある
おまとめローンには低金利のものが多く、利用すると1社単位での借り入れ金額が増えるため、利息の支払いが減ることが多いです。しかし、もともと借り入れしていたローンの金利が低かった場合は、逆に利息の支払いが増えてしまうこともあります。
おまとめローンを利用するのであれば、金利の面で損をすることがないよう、契約内容をよく確認しましょう。場合によっては金利の高いローンのみをおまとめローンでまとめて、金利の低いローンはそのままにしておくのも有効です。
おまとめローンの審査は厳しい
多くの人は、おまとめローンを利用する時点で複数社から借り入れをしている状況です。よって、おまとめローンを契約する際の審査は厳しくなる傾向があります。おまとめローンをはじめとした金融商品の審査で重要になるのが、申込者の返済能力についてです。
年収と比較して返済に充てられる資金が少ないと、返済能力が低いと判断されます。よって、複数社から借り入れをしており、既に返済に悩んでいる人は審査に落ちる可能性が高いです。
おまとめローン申し込みの方法
おまとめローンに申し込む方法は以下の通りです。
- 書類を準備する
- ネットや窓口などで申し込む
まずは書類を準備します。おまとめローンの申し込みに必要な書類は以下の通りです。
書類の区分 | 使える書類の例 |
本人確認書類 | 運転免許証 パスポート 健康保険証 住民票 |
収入証明書 | 給与明細書 源泉徴収書 所得証明書 確定申告書 |
他社借り入れ状況がわかる書類 | 他社から借り入れした際の契約書・請求書 |
他のローンと大きく異なるのが、「他社借り入れ状況がわかる書類」が必要なことです。おまとめローンは複数社からの借り入れを統一することが目的なので、他社からの借り入れを証明しなければいけません。
基本的には他社から借り入れした際の契約書や請求書などが求められるので、あらかじめ準備しておきましょう。書類が準備できたら、いよいよ申し込みです。申し込みの際には以下のような情報を記入することになります。
- 申込者の基本情報
- 住居の情報
- 勤務先の情報
- 他社借り入れ状況
おまとめローンの審査では勤務先の情報が求められ、必ず在籍確認が行われるので注意しましょう。
おまとめローンに申し込む際に知っておきたい総量規制を解説
おまとめローンを申し込む際に把握しておきたい制度に、総量規制というものがあります。総量規制は多重債務に苦しむ人を減らすために作られた制度で、年収の3分の1以上の借り入れを規制するものです。
基本的に、銀行を除いた金融機関のローンは総量規制の対象になります。しかし、おまとめローンは例外で、総量規制の制限以上の借り入れが可能です。ただし、その分審査が厳しくなっているので、注意しましょう。
おまとめローンの返済シミュレーションもしっかりと!
おまとめローンを検討しているのであれば、事前に返済シミュレーションをしておくことが重要です。返済シミュレーションをしておけば、完済までにかかる期間や返済総額などを把握できるため、完済へのモチベーションが上がります。
また、おまとめローンの利用で返済がどの程度楽になるのかを把握しておけば、おまとめローンを利用すべきか判断しやすいです。毎月の返済額を決める指針にもなるので、返済シミュレーションはしっかりとしておきましょう。
おまとめローン審査の仕組みについて解説
おまとめローンの審査は一般的なカードローンに比べ、審査が厳しいことが多いです。基本的な審査の仕組みは他のカードローン同様、返済能力の有無になります。しかし、既に複数社から借り入れしているため、返済能力の提示が難しいです。
審査に通りやすくしたいのであれば、申し込み時に虚偽申告などをしないようにしましょう。返済能力があるように見せたくて虚偽の申告をしてしまうと、信用度が低いと判断されてしまうため悪手です。また、申し込み時の情報にミスなどがあると、虚偽申告と受け取られてしまう可能性があるので注意しましょう。
おまとめローン審査落ちでどこも通らない場合は?
おまとめローンの審査に落ちてしまった場合は、以下のような対処法があります。
- 他社のおまとめローンに申し込む
- 銀行のカードローンを利用する
- 任意整理などを検討する
まずは他社のおまとめローンに申し込む方法です。おまとめローンに限らず、ローンの審査基準は金融機関によって異なります。よって、他社のおまとめローンに申し込めば審査に通ることも多いです。
2つ目は銀行のカードローンを利用する方法です。銀行のカードローンは総量規制の対象外なので、大口の融資を得られればおまとめローンと同じように利用できます。ただし、銀行のカードローンは審査が厳しく、即日融資には対応していないので注意しましょう。
それでもどこも通らないのであれば、任意整理を検討しましょう。任意整理をすれば借金の返済額や返済期間を決め直すことができ、上手くいけば返済金額を減らすこともできます。ただし、信用情報に傷がついてしまうので注意が必要です。
おまとめローン審査が比較的ゆるい中小消費者金融もチェック
おまとめローンの審査に通らないのであれば、中小消費者金融のローンも検討してみましょう。中小消費者金融の顧客の多くは大手の審査に落ちてしまった人です。よって、大手と比較すると審査がゆるい可能性があります。
まずは大手のおまとめローンに申し込んでみて、審査が通らないようなら中小金融機関のおまとめローンに申し込んでみると良いでしょう。
おまとめローンで600万以上の高額借り入れ一本化を成功させるには
先にも述べた通り、おまとめローンは総量規制の対象外です。よって、600万円を超えるような高額の借り入れに成功することも不可能ではありません。おまとめローンで高額の融資を得たいのであれば、おまとめローンに特化している金融機関を選びましょう。
また、そもそも融資限度額が高いおまとめローンを選ばないと、高額の融資を受けることはできません。おまとめローンを選ぶ際には、融資限度額もしっかりと確認しましょう。
「絶対通るおまとめローン」は存在しない
前提として、絶対通るおまとめローンは存在しません。おまとめローンに限らず、ローンの審査の内容は公表されていないため、審査の難易度を判断することは不可能です。確かに、ネットで調べると口コミなどで審査が甘いとされているローンがあります。
しかし、それは口コミを書いている人にローンの審査基準が合っていただけで、審査の難易度自体がゆるいというわけではありません。おまとめローンに申し込む際にはネットの口コミなどを鵜呑みにせず、楽観的に考えないで検討することが重要です。
まとめ:おまとめローンを上手く使って返済の負担を減らそう
おまとめローンを利用すれば借り入れを一本化できるため、ローンの返済日などの管理がしやすくなります。また、金利が低く設定されていることが多いため、月々の返済にも余裕ができるのが特徴です。加えて信用情報の整理もできるため、新規のローン契約に悪影響を及ぼす可能性も少なくなります。
ただし、おまとめローンの選択に失敗すると、逆に金利が高くなることもあるので、慎重に検討することが重要です。また、おまとめローンを利用すると新規の借り入れが難しくなることもあるので注意しましょう。
おまとめローンおすすめ3選
- カードローン|セントラル|即日で借り入れできる
- スターワン乗り換えローン|東京スター銀行|1000万円まで借り入れできる
- 楽天銀行スーパーローン|楽天銀行|金利の低さが魅力