クレジットカードを作る際に「審査が通るのか?」という点はとても気になりますよね。
クレジットカードは通販などで使用するので必要不可欠ですが、申し込んだのに審査が通らないのはとても残念です。
そこでこの記事では審査が緩いクレジットカード会社をご紹介します。
また、クレジットカードの審査基準やおすすめのクレジット機能付プリペイドカードも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
クレジットカードには審査が緩いものと厳しいものがある
「クレジットカードはどこで申し込んでも同じ」と思っている人が多いようですが、これは大きな間違いです。
実はクレジットカードには審査が緩いところと厳しいところがあり、「A社で審査落ちしたのにB社で通った」という状況が頻繁に発生します。
利用限度額の上限にこだわらないのであれば、少しでも審査が緩いところに申し込むのは当然のこと。
そこで審査が緩いor厳しいものの違い二つからご紹介します。
<審査が緩いor厳しいものの違い>
- クレジットカードのステータス
- クレジットカードの発行元
審査が緩いor厳しいものの違い1 クレジットカードのステータス
クレジットカードには、「ブラック」、「プラチナ」、「ゴールド」、「一般」といったステータスがあります。
当然、高いステータスのクレジットカードほど審査が厳しくなりますが、その分、社会的信用度や利用限度額も高くなります。
もっとも、一般クラスでも利用期間や年収、利用状況に応じて利用限度額は上がります。
そのため見栄をはることも超高額の買い物をすることもないのであれば、審査が緩い一般クラスで十分です。
審査が緩いor厳しいものの違い2 クレジットカードの発行元
発行元よっても審査の通りやすさが異なります。発行元が銀行系なら厳しく流通系なら緩いと考えるのが一般的です。
流通系のクレジットカードは「買い物○○円につき△△ポイントがもらえる」といったサービスが充実しており大変おすすめ。
とくに近年ではキャッシュレス決済化が進んでいるので、流通系のクレジットカードを1枚作っておくと便利です。
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クレジットカードの審査基準とは?
いくら審査が緩いところに申し込んでも、そもそも審査基準を満たしていなければクレジットカードは作れません。
そこでクレジットカード審査が行われる際の基準3点についてご紹介します。
<審査が行われる際の基準>
- 過去の取引履歴
- 他社での借入状況
- 勤務先・生活環境
審査基準1 過去の取引履歴
クレジットカードの審査には「CIC」という信用情報機関のデータが用いられます。
このCICとはクレジットカード申込者に事故情報(長期の支払遅延歴や破産、債務整理など)がないかを確認するためのものです。
クレジットカードの審査を行うすべての会社がCICに加盟しており情報を共有しています。
申込者の生年月日と名前でチェックするのでごまかすことはできず、審査側がもっとも信頼している審査基準です(CICには借入の件数や総額は記載されません)。
CIC上から事故情報が消えるのはその債務を完済してから5年後。
完済しないと事故情報は消えませんし、事故情報がある限り審査が緩いクレジットカードに申し込んでも審査を通過する可能性は極めて低いです。
ちなみに、「数日程度の支払い遅れが度々ある」といった程度ならCIC上は問題なし。
そのクレジットカード会社内での信用は低いままですが、他のクレジットカード会社に数日程度の支払い遅れが伝わることはありません。
<例1>
4年前にオリコでローンを組んだが完済せずに放置したまま ⇒ どこに申し込んでも審査落ち
<例2>
過去にVISAで3ヶ月の延滞をしたがその後完済。それから7年が経過 ⇒ 事故情報は消えており他の審査基準次第で審査通過
<例3>
Master付オリコの支払いが毎月のように数日ほど度々遅れる ⇒ 他の審査基準次第で審査通過(ただしオリコ以外)
審査基準2 他社での借入状況
クレジットカードの申込者がどれくらい借入しているかというのも審査基準になります。
ここでいう借入に含まれるのは銀行や国庫からの使途限定融資(住宅ローンなど)を除いたものです。
この借入総額が年収の3分の1を超えていると審査通過は困難です。
10年以上前まではもっと緩い基準でしたが申込者が多重債務に陥るのを防ぐという観点からより厳しい基準となりました。
ただし、プロミスやアイフルといった消費者金融からの借入情報は別枠。
クレジットカード業界と消費者金融業界はCIC情報を共有していますが、そこには借入件数と総額は記載されません。
つまり、クレジットカードの審査対象となるのは、同じクレジットカード業界での利用分、銀行系のカードローン、信販での分割払いやキャッシングのみということになります。
<例1>
VISAのついた信販カードで200万円分の車のローンを組んでいる人(年収400万円)が新たに三井住友VISAカードを申し込んだ ⇒ 高い確率で審査落ち
<例2>
年収200万円で消費者金融から100万円の借入があるがそれ以外は借入なし ⇒ 他の審査基準次第で審査通過
なお、すでに取得しているクレジットカードに関しては更新のタイミングで簡単な与信審査が行われ、そこで借入総額が年収の3分の1を超えていると利用限度額が下がったり使用不可になることがあります。
審査基準3 勤務先・生活環境
CIC情報と他社借入状況に問題がなかったら、次は勤務先や生活環境が審査されます。
社名、勤務年数、雇用形態、家族構成、持ち家かどうかなど、あらゆる項目をPCに入力し採点。
この採点方法を「スコアリング」といい、スコアリングの点数で審査結果の合否および合格した場合の利用限度額が決まります。
ポイントは審査会社によってスコアリングの採点基準が違うこと。
つまり、「審査が緩い」とはスコアリングの採点基準が甘いということを指すのです。
<例1>
銀行系のクレジットカードに申し込んだ ⇒ スコアリング基準が厳しく採点結果は0点 ⇒ 審査落ち
<例2>
例1と同じ人が流通系のクレジットカードに申し込んだ ⇒ スコアリング基準が緩いので採点結果は50点満点中40点 ⇒ 審査合格
ちなみに、スコアリングで高得点が出やすい主な条件は以下の通りです。
- 勤続年数が10年以上
- 勤務先が一部上場企業又は公務員
- 年収600万円以上
- 持ち家
- 居住年数が5年以上
- 既婚で共働き(ただし子なし)
- 他社借入なし
上記に該当する人でCICに事故情報がなければ審査が緩いかどうかに関係なく合格するはずですよ。
審査が緩いおすすめのクレジットカード
ご紹介した通り、クレジットカードには審査が緩いところと厳しいところがあり、審査が緩いとは審査会社のスコアリング基準が甘いことを指します。
ではどのクレジットカードなら審査が緩いのか?以下で審査が緩いおすすめのクレジットカード3選をご紹介します。
審査が緩いクレジットカード1 イオンカードセレクト
年会費 | 無料 |
ブランド | Mastercard / Visa / JCB |
手元にカードが届くまで | 1~2週間 |
イオンカードセレクトはイオンの子会社であるイオンフィナンシャルが発行するクレジットカードです。
このクレジットカードの特徴は買い物がお得になること。
全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオン系列の対象店舗で使った場合、ポイントが基本の2倍もらえます。また、毎月10日はイオン系列以外で使ってもWAONPOINTが基本の2倍に。
その他、毎月20日・30日は全国のイオン、ビブレ、マックスバリュなどの各店舗で買い物代金が5%OFF、毎月5日・15日・25日はWAON POINTが2倍となるのです。
「イオン系列でよく買い物する」という人であれば大変お得なクレジットカードといえます。
審査が緩いクレジットカード2 楽天カード
年会費 | 無料 |
ブランド | Mastercard / Visa / JCB |
手元にカードが届くまで | 1週間~10日 |
楽天カードの魅力はポイントが貯まりやすいことです。
楽天ポイントカード加盟店で使うと100円あたり1ポイントがもらえます。
一般的なクレジットカードは200円あたり1ポイントなので楽天カードは実に2倍。
よく行くお店のレジに楽天ポイントカードのロゴマークがあるという人は作っておくと大変お得です。
また、楽天カードは様々なキャンペーンがあることもでも有名です。
<楽天カードの主なキャンペーン>
- 新規入会&利用で5,000ポイント
- 楽天ゴールドカードへの新規入会で楽天市場での買い物がポイント最大5倍
- 楽天プレミアムカード新規入会&利用で10,000ポイント
- 楽天カード紹介で紹介者と入会者に2,000ポイント
- 家族カード新規同時入会で1,000ポイント
こうして貯めたポイントは1ポイント1円で様々な支払いに使用できます。
審査が緩い上にポイントを貯めやすく使いやすくもあるとなると、持っていて損はないクレジットカードといえます。
審査が緩いクレジットカード3 セブンカードプラス
年会費 | 無料 |
ブランド | Visa / JCB |
手元にカードが届くまで | 1~2週間 |
セブンカードプラスは、セブン&アイホールディングスより発行されているクレジットカードです。
通常は200円あたり1nanacoのポイント付与しかありませんが、セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、デニーズ、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライスで使うと200円ごとに2nanacoポイントが付与されます。
さらに毎月8のつく日にイトーヨーカドーで買い物をすると代金が5%引きに。
なので「日常的な買い物はイトーヨーカドーをよく利用する」という人におすすめです。
もっとも審査が緩いのはクレジット機能付プリペイドカード
ご紹介した通り、イオン、楽天、セブン&アイが発行しているクレジットカードは審査が緩いので多くの人におすすめです。
ただし、CICに事故情報がのっている人は作ることができません。
そのため「ブラック状態だけど何とかしてクレジットカードがほしい」「もっと審査が緩いところはないの?」と思う人もいることでしょう。
そんな人におすすめなのがクレジット機能付プリペイドカードです。
分割払いやキャッシングはできませんがショッピングに関しては普通のクレジットカードとほぼ同じように利用できます。
スマホゲームの課金、コンビニやスーパーでの買い物、ネット通販の決済などに使えます。
また、プリペイド式なので「うっかり使い過ぎた」ということはなく安心です。
クレジット機能付プリペイドカードの審査が緩い理由
クレジット機能付プリペイドカードが利用できるのはショッピングのみで、限度額は事前にチャージした分まで。
つまり完全前払いであり、クレジットカード会社は貸し倒れのリスクを負いません。
そのためCICに事故情報がある人でも持てるほど審査が緩いのです。(厳密にいえば審査そのものがなくすぐに手元に届きます)
おすすめのクレジット機能付プリペイドカード
審査が非常に緩いクレジット機能付プリペイドカード。
そのなかでも得におすすめなのがauのau PAY プリペイドカードとドコモのdカードプリペイドです。
auのau PAY プリペイドカード
auのau PAY プリペイドカードにはMasterがついています。
残高のチャージはコンビニの店頭やATM、全国のau店頭で可能。スマホアプリで残高の確認ができますし、携帯料金に付随するポイントを残高にチャージすることもできます。
「クレジットカードは審査が通るか不安」「ショッピング機能さえあればいい」「審査が緩いところで手っ取り早くカードを作りたい」といった人にとっては大変ありがたいカードです。
ドコモのdカードプリペイド
ドコモのdカードプリペイドも大変おすすめです。
内容はau PAY プリペイドカードとほぼ同等ですが、Masterカード加盟店の他、iD加盟店でも利用できるというのが大きなメリット。
この二つがあればほとんどのお店で決済が可能です。
クレジットカードを申し込むなら審査が緩いところで
この記事では審査が緩いクレジットカードについてご紹介しました。
イオンや楽天、セブン&アイといった流通系のクレジットカードであれば審査が緩いため、主婦や大学生でも持つことができます。
CICに事故情報がのっていてはいくら審査が緩いところでも審査落ちしますが、そんな場合はクレジット機能付プリペイドカードに申し込めばOK。
以上を覚えておけば、年収が低い人やブラック状態の人でもクレジットカードを入手できますよ。