「カードローンを利用したいけど審査の流れが分からない」「審査に通るか不安で注意点が知りたい」という人も多いでしょう。カードローンを利用する際には金融機関ごとのカードローンの特徴を理解することが重要です。
また、審査に通りやすくなるためにはいくつかの注意点を把握する必要があります。当記事では、カードローンの種類や特徴、審査の流れや注意点などを解説していますので、カードローンを検討している人はぜひご覧ください。
当記事では以下の3つのカードローンをご紹介しました。それぞれ金利や審査のスピードなどに違いがあるので、ぜひ申し込んでみてください。
今すぐおすすめランキングが見たい方は、下のボタンを押してください。
目次
銀行カードローンの審査は甘い?カードローンの種類と特徴をご紹介!
一言にカードローンといっても、借入れする金融機関の種類によって特徴が大きく異なります。前提として、審査の甘いカードローンは存在しません。審査の基準は金融機関によって異なり、情報も公開していないため、把握することは不可能です。よって、審査の難易度は外部から判断できません。よって、カードローンを検討する際には、審査の甘さに焦点を当てるのは合理的ではないでしょう。自身にあったカードローンを選びたいのであれば、金融機関ごとのカードローンの性質をあらかじめ理解しておくことが重要です。
カードローンの種類には大きく分けて以下の3種類があります。
- 即日融資にも対応できる消費者金融カードローン
- 金利の面で有利な銀行カードローン
- 独自の特典やサービスが豊富な信販会社カードローン
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
消費者金融カードローン|即日融資にも対応
消費者金融カードローンの最大の特徴は審査スピードの速さです。多くの消費者金融カードローンは即日の融資にも対応しています。特に大手の消費者金融では、審査に最短30分、融資まででも最短1時間で完了することが多く、急な出費にも対応可能です。
また、無利息期間を設けている金融機関も多いため、短期であれば金利なしで借入れできます。返済方法の自由度も高く、返済日や返済サイクルをある程度自由に設定できるものが多いのも特徴です。
ただし、金利については年利で18%が相場となっており、銀行カードローンなどに比べると高めです。消費者金融カードローンは総量規制の対象になっているので、自身の年収の3分の1以上の融資を受けることはできません。
急な出費で短期に少額を借り入れたいという人には使いやすいカードローンです。
銀行カードローン|消費者金融系と比べて金利が低い
銀行カードローンは金利が低めに設定されているのが特徴で、他のカードローンに比べると長期の借入れに有利です。また、総量規制の対象外になっており、審査さえ通れば年収の3分の1以上の借入れができます。
しかし、融資までにはある程度時間がかかり、申し込みからカードが届くまでに1週間程度かかることも多いです。また、他のカードローンに比べると返済の自由度は低く、返済サイクルや返済日はあらかじめ決められたものに則らなければいけません。
申し込みの際に口座の開設が必要な銀行カードローンもあります。無利息期間などもないため、諸々の手続きが苦にならず、長期的に借入れしたい人に向いているカードローンです。
信販会社カードローン|独自の特典やサービスが豊富
信販会社のカードローンは銀行カードローンと同様、低金利で借入れできるので長期の借入れに有利です。さらに、融資限度額が1,000万円というものもあり、大型の融資にも対応してくれます。クレジットカードへのポイント付与や割引など、独自のサービスが受けられるものも多いです。
ただし、消費者金融カードローンと同様、総量規制の対象になるため、年収の3分の1以上の融資は受けられません。信販会社によって融資のスピードに幅があり、最短即日で融資を受けられるものから、2~3週間かかるものまであります。
会社によってサービスが大きく異なるので、事前によく検討をし、自分にあった物を探すことが重要です。
カードローン審査の流れをご紹介!
各カードローンの特徴について分かったところで、カードローンの審査の流れについてご紹介します。審査の基本的な流れは以下の通りです。
- 審査に必要な書類を準備する
- カードローンの申し込み条件の確認
- 実際に申し込みを行う
それぞれの流れを確認し、しっかりと把握しておきましょう。
①審査に必要な書類を準備する
まずは必要な書類を準備します。カードローンの審査に必要な書類は以下のようなものです。
書類区分 | 主な書類の例 |
本人確認書類 | 運転免許証 個人番号カード パスポート 顔写真付き住民基本台帳カード 健康保険証 在留カード 特別永住者証明書 年金手帳 福祉手帳 公共料金の領収書 |
収入証明書類 | 源泉徴収票 給与明細書 市民税・県民税額決定通知書 所得証明書 確定申告書 |
上記のうち、本人確認書類はほぼ必須ですが、収入証明書類が必要かどうかは借入金額によって変わります。収入証明書類が必要になるケースは以下の通りです。
- 借入れ額が50万円を超える場合
- 他社借入れ額と合計して100万円を超える場合
特に他社の借入額と合計して100万円を超える場合については忘れてしまいがちなので、注意しましょう。
②カードローンの申し込み条件の確認
カードローンには各金融機関によって申し込み条件が設定されています。申し込み条件を満たせない場合はカードローンを利用できないので、あらかじめ申し込み条件を確認しておきましょう。よく見られる申し込み条件には以下のようなものがあります。
- 年齢が満20歳以上65歳未満
- 国内に居住している
- 安定した収入がある
- 学生ではない
- 金融機関が指定する保証会社の保証が受けられる
「安定した収入がある」「金融機関が指定する保証会社の保証が受けられる」などについては審査を受けてみないと条件を満たしているかは分かりません。しかし、年齢や居住地域などについては事前に確認できます。書類の準備と合わせて、よく確認しておくとよいでしょう。
③実際に申し込みを行う
事前準備が済んだら実際に申し込みをしましょう。申し込みはWEBや電話のほか、店舗に訪問して行うことも可能です。一般的には基本情報を入力し、必要書類の提出後に審査が行われます。審査が通ればカードが発行され、カードを受け取った日からローンの利用が可能です。カードレスのカードローンの場合はカードが届くまで待つ必要がないので、融資完了の連絡があったらすぐに借入れできます。
必ず通る!審査に落ちないカードローンってあるの?3つの注意点を解説
カードローンの審査にはいくつか注意点があります。主な注意点は以下の通りです。
- 他社からの借入れも判断材料のひとつ
- 支払いの遅延はご法度
- 信用情報にデータがないのも不利
カードローンには「必ず通る」「審査に落ちない」といったものは存在しません。よって、カードローンの審査に申し込む際には、上記のような注意点を意識することが重要です。
①他社からの借入れも判断材料のひとつ
カードローンの審査では他社からの借入れがあるかも重要です。銀行を除いたカードローンは総量規制の対象になります。総量規制は多重債務によって返済に苦しむ人を減らすために作られたもので、年収の3分の1以上の借入れを制限する規制です。
すでに他の金融機関からの借入がある場合、総量規制によって借入金額が制限されたり、審査が通らない可能性があります。消費者金融や信販会社のカードローンに申し込む際には、あらかじめ他社からの借入総額を把握しておきましょう。
②支払いの遅延はご法度
カードローンの支払いが遅れてしまうと遅延損害金が発生します。遅延損害金は基本的に延滞金利という形で支払うことになり、遅延が長引くほど高くなるので注意が必要です。多くの場合、遅延損害金が年率20%と高めに設定されています。
さらに遅れが長期化するとカードローンが利用停止されたり、信用情報に傷がついてしまったりする可能性が高いです。特に信用機関に傷がつくと、カードローンだけでなく住宅ローンやクレジットカードの審査も通らなくなってしまう可能性があります。カードローンを利用するのであれば、返済の期日だけは守るよう心がけましょう。
③信用情報にデータがないのも不利だった!
信用情報にデータがない人も要注意。信用情報は、過去にクレジットカードやローンを利用したことがない人の場合、白紙の状態です。信用情報が白紙というのは良いことのように見えますが、信用情報にデータがないことで、審査が不利になることがあります。
実は、信用情報に登録されているデータは一定の保有期間を過ぎると消去されます。つまり、ブラックリストに入っていてクレジットカードやカードローンを利用できなかった人も、信用情報が白紙の場合があるのです。
審査では審査対象が信用情報を登録されたことがない人なのか、ブラックだった人なのかを判断できません。よって、クレジットカードやカードローンを利用したことがない人は、審査に通りにくくなる可能性があります。
特に30代以上で信用情報が白紙の人は審査に通りにくくなるので注意しましょう。
裏技なし?カードローン審査が甘いところってあるの?
諸事情によって審査が甘い、または存在しないカードローンを探している人もいるでしょう。しかし、基本的にカードローンには極端に審査が甘いカードローンというものは存在しないと考えたほうがよいでしょう。
カードローンの審査基準は金融機関によって異なります。何をもって審査対象の返済能力を見定めるかが違うため、単純に審査の難易度を比較することができません。審査に通りやすいカードローンを探しているのであれば、審査基準が自身に合っているものを見つける必要があります。
ただし、審査基準は基本的は公開されていません。よって審査の甘いカードローンを探すというよりは、複数の金融機関に申し込んで、審査に通る金融機関を探すのがおすすめです。
ネット銀行だからといってカードローン審査が甘いわけではない
銀行カードローンに関しては、メガバンクよりもネット銀行のほうが審査が甘いというイメージを持っている人が多いです。しかし、実際は審査の厳しさに大きな違いはありません。ただし、100万円以上の融資を受けられたというケースはネット銀行の方が多いようです。
大口の融資が受けられる要因としては、カードローンの金利がネット銀行の利益の中で大きな割合を占めているためと考えられます。また、ネット銀行は全国銀行協会の正規会員ではないため、2017年にあった貸付の自粛要請の影響が少ないことも一因でしょう。
審査の難易度自体はメガバンクと変わりありませんが、大口の融資を求めているなら申し込んでみる価値はあります。
そもそもカードローンで審査なしはありえない
基本的に審査なしのカードローンは存在しません。カードローンに審査が必要なのには、以下の2つの理由があります。
- 貸金業法で決められているため
- 無担保ゆえに信用情報を調査する必要があるため
カードローンを契約する際には、消費者金融や銀行などの貸金業者が顧客の返済能力を調査しなければならないと法律で決まっています。つまり、仮に審査なしでカードローンを契約している業者があったとしたら、違法の業者ということになるわけです。
カードローンは基本的に担保がない無担保ローンです。有担保のローンなら、借主が返済できなくなったとしても担保を処分すれば金融機関側は損失を補填できます。しかし、無担保の場合は損失を補填する手段がありません。よって金融機関が自社を守るためにも審査が必要になります。
審査のないカードローンがあっても、トラブルに巻き込まれる可能性が高いので、手を出さないようにしましょう。
カードローン審査が通らない!審査落ち後の再申し込みってできる?
カードローンの審査は、一度落ちたとしても再申し込みが可能です。しかし、再審査をする際にはいくつか注意点があります。注意点を守らなければ審査に通らない可能性も出てくるでしょう。主な注意点は以下の通りです。
- 最低6ヶ月の期間の期間をあける
- 何社も同時に申し込まない
再申し込みは最低6ヶ月の期間をあけよう
再審査を申し込む際には最低6ヶ月の期間が必要です。カードローンの審査を申し込むと、最低でも6ヶ月は審査の結果が信用情報期間に登録されます。審査に落ちた場合、審査に落ちたという結果が信用情報として登録されるため、再度申し込みしても確実に通りません。
しかし、審査結果の履歴が登録されている期間が終了すれば、再度審査を申し込むことが可能です。再審査できるまでの間にすでに借入しているローンを返済するなど、審査に通りやすい環境を整えておくとよいでしょう。
何社も同時に申し込むのはNG
何社も同時に申し込むのも止めておいたほうがよいでしょう。複数申し込みは、一見すると他社の申し込み履歴が登録される前に審査されるように見えるため、有利に感じます。しかし、実際は会社ごとに審査のタイミングなどにラグがあるため、他社の申し込み履歴が確認できるようになっていることも多いです。
複数申し込みをしていることが判明すると、審査に通りづらくなってしまうため、得策ではありません。複数社に申し込みをしたいのであれば、同時に申し込むのではなく、1社1社審査結果を確認してから申し込むようにしましょう。
【保存版】おすすめのカードローン3選|今すぐ申し込み可能
カードローンの審査について分かったところで、おすすめのカードローンを紹介します。今回紹介するカードローンは以下の通りです。
金利の低いカードローンを求めているならば、イオン銀行やみずほゴン鋼などの銀行カードローンがおすすめです。急な出費ですぐに借入をしたいのであれば、オリコのように審査スピードの早いカードローンを利用するとよいでしょう。
イオン銀行|カードローン審査が以前より甘い

引用元:イオン銀行HP
「イオン銀行」のカードローンは、金利が最大13.8%で借入できます。メガバンクのカードローンの金利が一般的に最大14%であることを考えると、わずかながら低金利で利用できるのが特徴です。
また、元々は審査が厳しい印象がありましたが、近年は「年収200万円のアルバイト男性」の利用者の割合が増えており、以前よりも審査が甘い傾向にあります。
低金利で借りやすいカードローンを探している人は検討してみましょう。
金利 | 年3.8%~13.8% |
融資限度額 | 10万円~800万円 |
審査スピード | 最短5日程度 |
イオン銀行は銀行カードローンの中でも金利が低いのが特徴です。ネット上で申し込みから融資までを完結できるので、低金利で借入がしたい人はぜひ申し込んでみてください。
みずほ銀行|カードローン審査の時間は2、3日

引用元:みずほ銀行HP
「みずほ銀行」は2、3日程度で審査が完了するため、銀行カードローンの中ではスピーディーな借入が可能です。また、住宅ローンと併用すると金利が0.5%引き下げられるのも特徴で、住宅購入者はお得に利用できます。
金利 | 年2.0%~14.0% |
融資限度額 | 10万円~800万円 |
審査スピード | 2~3日程度 |
みずほ銀行は住宅ローンとの併用でお得に利用できるカードローンです。低金利な融資を受けたい人や、住宅購入に際して費用が必要な人はぜひ申し込んでみてください。
オリコ|カードローン審査はオンライン申し込み可能

引用元:オリコHP
オリコのカードローンは、入会金や年会費無料で利用できます。利用可能額は最大500万円と控えめで、金利も18%と高めです。しかしネット入会で以下のローンカードを選択し、すぐに借入をすることで最大2%の金利優遇が受けられます。
オンラインで申し込みが可能で、審査も最短25分で完了するので、すぐに審査結果を知りたい人にもおすすめです。
金利 | 年4.5%~18.0% |
融資限度額 | 最高500万円 |
審査スピード | 最短25分 |
オリコのカードローンはネット上で申し込みを完結でき、審査も最短25分とスピーディーです。すぐにお金が必要な人はぜひ申し込んでみてください。
まとめ:審査を申し込む前にカードローンの特徴と申し込み条件を確認しよう
カードローンは金融機関の種類によって特徴が大きく異なります。借入れを申し込む前に検討しているカードローンが自分に合っているかをよく検討するのがポイントです。申し込み条件が金融機関によって異なるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
また、他社からの借入れや支払いの遅延があった場合は審査に通りづらくなったり、借入れできる金額が下がる可能性があります。クレジットカードなどを作ったことがなく、信用情報が白紙の場合も審査に通りづらくなる場合があるので注意が必要です。
カードローンは上手く利用すれば日々の生活の助けになります。急な出費などでお金が必要な人はぜひ利用してみてください。
当記事では以下の3つのカードローンをご紹介しました。それぞれ金利や審査のスピードなどに違いがあるので、ぜひ申し込んでみてください。