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columnコラム

初心者のための資産運用
~運用の正しい「考え方」アセットごとの特徴~

お知らせ

2020.09.02

 

株、債券、不動産この3つの資産の変動率の高い順番についての問題でしたね。
さて、正解は…

 

正解は、「C 株、不動産、債券」です。

一番変動率が高いのは、株ですね。

 

資産運用の世界は、株・債券・不動産の3つが大元となり、様々な運用商品が開発されています。
投資信託やETF、保険、デリバティブ商品などすべてそうです。そのため、投資を開始する前に上記3つにどのようなリスク、リターンの要素、リスク回避の方法があるかを知っておくことで、スムーズに商品を選定することができるようになります。

 

3回目の今回の講座では、【運用の正しい「考え方」:アセットクラスごとの特徴】について解説していきます。

 

 

〔図1〕は、アセットクラス(資産)ごとのリスクとリターンを少し詳細に表したものです。

左下はローリスク・ローリターン、右上にいけばいくほどハイリスク・ハイリターンです。

預貯金や円建て保険、国内債券での運用はリスクが低くリターンも低い、外国株式は最もリスクが高いことがわかります。オレンジ、黄色、紫、緑で色分けしているのは、アセットクラス(資産)の別です。オレンジの短期金融資産(預金・定期預金)、円建て保険、国内債券はどれも日本の低い金利を基準に設定されているため、どれも低くなりますが、為替リスクがなく安定しています。黄色は外国債券を基準にしていますので、金利にぶれがありますが、それぞれの国や地域によって設定されている金利によって異なります。

 

また、国によって違いますが、日本の金利よりは高く得られるものの、為替変動はすべてにかかってくるためリスクが上がります。
不動産と株式の間に幅がありますが、不動産と株式の間には大きなリスクの差があります。債券、不動産に対して、株は投資の性質が違うため、リスクに幅があることがよくわかります。

 

 

株VS債券・不動産 リスク差の理由は?

 

【図2】は、それぞれのアセットクラスがリーマンショック前後でどのように動いたのかを示したグラフです。
ご覧の通り、債券(紫線)と居住用不動産(緑線)は影響をあまり受けていませんが、不動産会社の株価(水色線)トピックス500(オレンジ)やは大きく変動し、マイナスになっていることがわかります。
【図2】

 

 

この理由は、各市場に参加している人達の目的の違いにあります。
・債券・不動産に投資している人はインカム(利息・賃料・配当など保有しているともらえる)収入を目的としている
・株式に投資している人はキャピタル(値上がり)収入を目的としている。
インカムゲインを目的としている人は、大きな景気変動があったとしても目的がインカム収入なので動じることがありません。
例えば、

 

不動産価格が1億円、利回り3%の物件を20年間保有し続けたら、賃料収入の総額は、1億×4%×20年=8000万円となります。東京の場合、当時1億円の不動産を20年後に売ったら低くても6000万円では売れるでしょう。ということは、賃料収入の+8000万円に対して6000万円(売値)―1億円(買値)=―4000万円の差引4000万円は儲かったということになります。

 

あなたが不動産投資家なら、ゆっくり賃料収入を稼ぎ続ければいいと考えると思います。

前回、高いリターンをリスクを減らして得るには、時間をかけることが大事と説明しましたが、まさに典型例です。

 

しかし、株式に投資している人は、配当や優待目的の人も一部はいますが、多くが値上がりを求めて参入しています。理由は、株価の変動幅に対してインカム収入が少ないからです。例えばリーマンショック前後のトヨタ株も1年そこそこで70%も下落しました。結局は回復しましたが、仮に回復せず70%の損失を配当(2%)で賄おうとした場合、回収だけに35年も要する計算になります。そのため、景気下落による値下がりは損切で対応することになり、損切が損切を呼びどんどん下落していくという構図が出来上がるのです。

 

みなさんの投資に置き換えると、安定を求めるなら債券・不動産の割合を高く、リスクを取ってリターンを増やすことを目的とするなら株式の比率を高くすることになります。ただし、図2にもある通り、不動産といってもREIT(薄紫線)だけは、不動産であってもリスクが高いため、ポートフォリオを作るときには注意したいものです。

 

ただし、株式が悪いと言っているわけではありません。ここでお伝えしたいのは選択ミスを起こしてしまったあとの対処法はインカムを稼ぐことで解決しやすくなるということです。株式は良い選択ができればリターンは大きくなります。配当ももらえますので、長期保有をしていれば2%でも10年で20%を稼げ、逆を言えば20%までは元本が棄損しても大丈夫ということになります。

 

このように、市場参加者の目的によってそれぞれの商品のリスクは異なります。まずは、みなさんにとって必要最低限必要な利回りを知り、無暗に株式比率を適正以上に上げすぎることなく、安定性が増します。目標利回りを自分のライフプランから定め、目標にあったポートフォリオを作ることが安心の資産運用の基本になります。

 

では、次回は【初心者のための資産運用~それぞれの資産の仕組みとリスクの考え方】をお送りします。次回初心者向け最終回となります。

 

お楽しみに♪

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