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columnコラム

東京23区の路線価は2極化傾向!?

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2017.07.24

 

平成29年の路線価が先日発表されました。都心はアベノミクスや2020年東京五輪景気もあって、銀座にある東京鳩居堂の前面道路は前年より26%も高い40,320千円/㎡を付けましたが、他の地域はどうなのでしょうか?地域の象徴であり、好立地にあることも多い区役所の前面道路の路線価を23区全て調べてみました。

 

  • 路線価とは?

路線価とは国税庁から毎年7月に公表される土地価格のことで、名前の通り路線(道路)に価格が設定されています。路線価は主に市街地の路線に設定があり、路線価のない地域は代わりに評価倍率が設定されています。土地の価格は他に公示価格や基準地価、時価等もありますが、路線価は主に相続、遺贈、贈与により取得した財産に係る相続税や贈与税を計算するときに使います。

 

  • 東京23区中22区で路線価が上昇している

下記の表は各区役所の前面道路の路線価です。角地などで路線価が複数ある場合は最も高い路線価を載せました。また、平成29年の路線価が過去に比べて高いのかどうかも確認するため、平成23年(6年前)の路線価と上昇率も合わせて載せておきました。

銀座の東京鳩居堂前は平成23年の22,000千円から83%も上昇していますが、区役所前の路線価はどこも銀座よりかなり低く、上昇率も緩やかになっています。23区で路線価が最も高かったは渋谷区役所前の4,040千円で、6年前に比べて12.2%上がっています。渋谷区役所は渋谷公会堂とともに現在建て替え中で、渋谷一丁目の仮庁舎へ移転しています。完成して賑わいが戻ると路線価はさらに上がりそうです。

 

渋谷区を含む7区で路線価が100万円/㎡を超えていますが、墨田区などの8区では50万円に届きません。路線価は新宿区を除く22区で6年前に比べて上昇していますが、上昇率は区によって大きく差があります。最も上昇したのは豊島区(68.9%)ですが、区役所が移転したことで移転先界隈が活性化し、路線価が大幅に上がったと考えられます。

 

その他は都心区を中心に20%前後上昇し、不動産市況の良さが反映されていますが、中には足立区や葛飾区のようにあまり変化のない区もあります。

 

平成29年と23年の路線価をみると、昨今の不動産価格の上昇は、都心のようにもともと地価の高い地域に限った話のように感じます。路線価の高い地域はより上昇し、その他の地域は変わらないことで、今後都内では不動産価格が2極化していくのかもしれません。

 

  • 23区には個性的な区役所が多い

区が23もあると行ったことのない区役所も多く、場所さえ知らなかった区役所もありました。区役所はどこも駅近でアクセスしやすいイメージがありましたが、調べていくと駅から歩いて行けない場所にも区役所があることを初めて知りました。

 

また個性的な庁舎が多いことも新たな発見でした。文京区役所と練馬区役所は庁舎が超高層で、豊島区役所はデザインが斬新的で、とても現代的な印象を受けました。

 

その一方で、目黒区役所と荒川区役所の庁舎は古き良き日本の建築という印象を受けました。目黒区役所庁舎は1966年築でかなり年数が経っていますが、建築家村野藤吾氏の作品で、車寄せのひさしやらせん階段等に特徴があります。庁舎で結婚式を挙げることもできるようです。1968年築の荒川区役所庁舎もシンメトリー(左右対称)の美しい外観で、庁舎前の荒川公園から眺める庁舎は絵になります。

 

用事がなくても行きたくなる区役所って良いですよね!

 

 

松浦建二(CFP ®認定者・1級FP技能士)

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